哲学的名言集〜その2〜

「君がその目で何を見ようと それは君の世界のことでしかない」
理事長 「少女革命ウテナ」
 

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たしかに宗教はアヘン(麻薬)である。
だが、もし人が そのアヘンを拒否し 軽蔑できるとすれば、
それはその人がすでに
別のアヘンの安定した常習者 であるからに
すぎないのである。
 
永井均「ルサンチマンの哲学」


「こじつけでもつじつまがあえば
 それにこしたことはない!」
 
島本和彦「逆境ナイン」


「だが  綱 つな は渡れる!!」

島本和彦


「思考しえぬことを我々は思考することはできない
 それゆえ、思考しえぬことを我々は語ることもできない」

ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」


「おまえはけっこう健全だから……わからないだろうけど
意志とは関係ないんだ……
……俺たちは、自動的なんだよ

そういう状況が来たら、こう反応するしかない
決まっているんだよ
どんな愛があっても、絆があっても、関係ない
脳の真ん中あたりがそうさせるんだ
理性じゃ制御できない

――だから、大好きなのに、壊してしまうことがあるんだ」

黒須太一 「CROSS†CHANNEL」


とうとう、あれをみたんだ!
 ああ、神さま、
これでもう、なにもいうことはありません!


と、ネロは大きな声でさけびました。

ウィーダ 「フランダースの犬」


正しいことを決断する
のではなく、
決断したことを正しいと信じるしかない
ということだ。

飲茶


<ウィトゲンシュタイン哲学の真髄>

『透明人間 あらわる あらわる』

 ウソを言っては困ります
 あらわれないのが 透明人間です

ピンクレディー 「透明人間」


雨の日には濡れて 晴れた日には乾いて
寒い日には震えてるのは当たり前だろう
次の日には忘れて 風の日には飛ぼうとしてみる
そんなもんさ 僕らはそんなもんさ

ELLEGARDEN 「風の日」


太陽の下 おぼろげなるまま
右往左往であくびして死ね

オロオロと なんにもわからず
夢よ希望と同情を乞うて 果てろ

生まれたときから そう、
何をしてきた?

エレファントカシマシ 「奴隷天国」


語りえぬものについては
沈黙しなければならない


ウィトゲンシュタイン



運命?
運命などに、おれの人生を左右されてたまるか。
おれは自分の長所によって成功し、
自分の短所によって滅亡するだろう。
すべて、おれの器量の範囲内だ。

ラインハルト・フォン・ローエングラム


スクラップになった車のキーを放り投げて
ビスケットの屑みたいなチャンスをずっと待ってる
新しい聖書 新しい性別 新しいドラッグ
この街が君をサボテンにして『世界』を終わらせた

落書きしてる白い羽つけた女の子囁く

今夜で終わりなら 何食べる?

この『呪い』とく呪文が見つかんない
何度もコインを数えてみてもチケット1枚分

川本真琴 「STONE」


人は死ぬ……
みな死ぬ……
例外なんかねえのさ…!

アカギ 「天」


普通ということをどう思う?
普通というのは、そのまま放っておいたらずーっとそのままだということだ。
だからそれが嫌なら、どこかで普通でなくならなければいけない

霧間誠一


――確かに何かがいる。
 人に『かくあらねばならない』と思い込ませている何者かが。
 それは人々の間に入り込み、いつのまにか世界を軋ませている。
 人間の生涯に、何らかの価値があるとするならば、
 それはその何者かと戦うところにしかない。

 自分の代わりにものごとを考えてくれるイマジネーター
と対決する『VSイマジネーター
 ――それこそが人々がまず最初に立たねばならない位置だろう

霧間誠一


「その調子だと、おまえ、すぐおとなになっちまうぞ。
 父さんや母さんみたいな、おとなになるんだ。

 おまえにゃ、ぴったりだぜ
 
 ごくふつうに見て、ごくふつうに聞くだけのおとなだ。
 つまり、なーんにも見ないし、なーんにも聞かないってことだな。
 
 とどのつまり、おまえは、なんにもできなくなっちまうんだ。」

「ムーミン谷の仲間たち」


そもそも、生きていることの方が異常なんです

森博嗣 「すべてが F になる」

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そもそも、意識があるということの方が異常なんです

飲茶 「すべてが (藤子不二雄)A になる」


その言葉こそ、人類の墓標に刻まれるべき一言です。
神様、よくわかりませんでした……ってね。

森博嗣 「有限と微小のパン」


ただ唯一問題なのは
人間としての俺がくたばった時
この俺の 『俺』 だという気持ち
意識が吹っ飛ぶ
そこが問題だ

俺が恐れるのは
俺が 『俺』 でなくなること
それだけはご免だ
そこだけは譲れない……

アカギ 「天」


サウナ! ……いいかここは一度入ってしまったら
男の中の男かどうかがわかってしまう場所なんだぞ!」

島本和彦


君はある時 何をみても何をやっても
何事にも感激しなくなった自分に気がつくだろう
そうさ君はムダに歳をとりすぎたのさ

そうさすべてのものがめずらしく
何をみても何をやってもうれしい
そんなふうな赤ん坊を
君はうらやましく思うだろう

かまやつひろし 「ゴロワーズを吸ったことがあるかい?」


ヘムレンさんは、だんだんと目が覚めてきました。
そして、自分がだれだったのか思い出しました。

だれかほかの、知らないひとだったらよかったのにな…

ねむる前より、もっとずっと疲れていました。
なのに、また新しい一日がはじまろうとしているのです。
その一日が、夜までつづくのです。
それから、次の一日がやってきて、そのまた次の一日がやってきて、
一日また一日と、ずるずる、ずるずる、
なんのへんてつもないヘムレンさんの日々が、
のんべんだらりとつながっていくのです。

「ムーミン谷の十一月」


人でないモノを愛した男は、
最後には自分が人間であることを辞めて、恋を成就させるんだ。
ハッピーエンドだよ。だろう?

「沙耶の唄」

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人には知りえない真理を求めた男は、
最後には自分が人間であることを辞めて、哲学を完成させるんだ。
ハッピーエンドだよ。だろう?

飲茶 「ニーチェの唄」


我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこへ行くのか

ゴーギャン(画家)


ココロ・アルト・イイナ

「ココロ図書館」


『みんな』?
『みんな』って誰よ
『同じ』苦しみ?
『誰かと同じ』苦しみなんか
あるわけ無いじゃない!

北都 「東京BABYLON」


「踊るんだよ」 羊男は言った。

「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
 おいらの言っている事は分かるかい?
 踊るんだ。踊り続けるんだ。何故踊るかなんて考えちゃいけない。
 意味なんてもともとないんだ。そんなこと考え出したら足が停まる。

 あんたは確かに疲れている。疲れて、脅えている。
 誰にでもそういう時がある。
 何もかもが間違っているように感じられるんだ。
 だから足が停まってしまう。」

僕は目を上げて、また壁の上の影をしばらく見つめた。

「でも踊るしかないんだよ。」と羊男は続けた。
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。
 ――だから踊るんだよ。音楽の続く限り」

村上春樹 「ダンス・ダンス・ダンス」


人間は、宗教、哲学、思想など、何らかの世界観を持って生きているが、
その世界観の種類とは関係なく、彼らはおよそ以下の3つに分類できる。

自分の世界観を構築している「前提、公理」が何かすら知らないが、
習慣的にその世界観を受け容れているもの。

自分の世界観を構築している「前提、公理」が何かを知っているが、
それが本当に正しいものなのだと信じ込んでいるもの。

自分の世界観を構築している「前提、公理」が何かを知っており、
今のところ、それを正しいとするしかないのだと決断したもの。

飲茶 「第4の選択」


真実とは 問いかける事にこそ
その意味も在れば 価値も在る

ジャイアント・ロボ

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死とは 問いかける事にこそ
その意味も在れば 価値も在る

飲茶


僕は、つねづね、子供の頃から、
病院で死を待つ老人をみるたびに、
訊いてみたいと思っていた。

飲茶

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How do you feel?
どうか教えておくれ
この世に生まれた気分はどんなだい?

How do you feel?
どうか教えておくれ
この地で死にゆく気分はどんなだい?

Mr.Children 「タイムマシーンに乗って」


隣りに棺がならんでるでしょ。

お父さんとお母さん、今日、しんじゃったの
でね、棺が1個余っていたの
これって、きっとあたしのぶんなの。

生きてるのって、なんか気持ち悪いよね。
うん。……気持ち悪いよ。
どうせ死んじゃうのに、どうしてみんな生きてるんだろう。
なんで今日までそのことに気づかなかったんだろう。

永遠のものなんて、あるわけないのにね。

ウテナ 「少女革命ウテナ」


<もちろん、こう生きているよね?>

父は一分間といえども、自分の好まない人間のことを考えながら
無駄な時間を過ごしたことはありません。

アイゼンハワーの息子より


悩んだ末に出た答なら 15点だとしても正しい

Mr.Children 「CENTER OF UNIVERSE」


「真の恋愛は、決して冷めないものである」
と思われがちであるが、
じつのところ、恋愛が成立する前提条件とは、
「明日、愛が冷めて別れるかもしれないというリスク」
を背負っているかどうかである。

別れる可能性のない固定された関係であるならば、
もはや恋愛とは呼べないのだ。

飲茶 「反証主義的恋愛観」


怪物と戦う者は、自分も怪物にならないよう注意せよ
深淵を覗き込むとき、深淵もまたお前を覗き込む

ニーチェ
―――――――――――――――――――――――

ニーチェを学ぶ者は、自分もニーチェにならないよう注意せよ
他人の哲学(狂気)を覗き込むとき、哲学(狂気)もまたお前を覗き込む

飲茶


他人(ひと)が見てる 夢のようさ
確かなものが 何にもないね
どうして 僕はここに…! Tell Me Why!?

M I O 「Time for L-GAIM (エルガイム)」


過去を忘れることはできないわ
過去は……断ち切るしかない
自らの手で

ファイナ・S・篠崎 「無限のリヴァイアス」


強く お前の言う 自由ってのは
せいぜい人目を気にしないとか 所詮そんなもんだろう
あんまり俺を 笑わせるなよ

真心ブラザーズ 「マイガール」


結局、我々は、自分の脳に入ることしか理解できない
つまり、学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ。

養老孟司  「バカの壁」

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だが、たとえ人間が、思考の源泉として、
「脳という機械」に辿り着いたとしても、
その仕組みを理解するのも、やっぱり「脳という機械」なのだ
という不思議を忘れてはならない。

本当に、驚くべきことは、
「理解する私(脳)」が、「理解」とはなんなのか、「理解しよう」とする、
というまったく馬鹿げた事態が起きていることだ。

(それをいったい、どう理解すればよいのか?)

飲茶 「バカの盾」


解り合えたふりしたって
僕らは違った個体で
だけどひとつになりたくて
暗闇で もがいて もがいている

君は君で 僕は僕 そんな当たり前のこと
何でこんなにも簡単に 僕ら
見失ってしまえるんだろう?

ひとつにならなくていいよ
価値観も 理念も 宗教もさ

Mr.Children 「掌」


今してる事 みんな ずっと 覚えて いられるかな

川本真琴 「やきそばパン」


このさい、はっきり申し上げますけど、
哲学、あれは自殺行為です。
人間を廃業する。

池田晶子 「睥睨するヘーゲル」


あらゆる学問には、特定の研究対象が存在する。

たとえば、
物理学は、物理現象を研究する。
心理学は、心理現象を研究する。

しかし、哲学には、特定の研究対象が存在しない。

哲学は、そもそも何を研究するかを研究しているからだ。

「何を研究しているのですか?」
「それを研究しているのさ。」

だから、哲学に「哲学とは一体なんですか?」
と答えを求めてはいけないし、
「哲学とは○○です」と断言するものは、哲学ではない。

「哲学とは何かを考える」のが哲学である。

いやいや、そうではなくて、
「「哲学とは何かを考える」のが哲学である。」ということが
一体どういうことなのかを考えるのが哲学である。

いやいやいやいや、そうではなくて、
「「「哲学とは………………………………
…………………………以下同様

こうして、人知れず発狂する。

飲茶


強くなるためには 『弱い考え方』 をすることだな。

弱い考え方?

そうだ――
たとえば お前のダチが不良に襲われてるところを見たとする
一番弱い考えは何だ?

ダチを見捨てて逃げることだ

そうだ――
その弱い考え方に反逆するんだよ

今のお前の一番『弱い考え』は、なんだ?答えろ、カズマ!!

黒田 洋介 「スクライド」
―――――――――――――――――――――――

「痛くねぇのかよぉ!?」

「その痛みに反逆する!」

黒田 洋介 「スクライド」
―――――――――――――――――――――――

実用例:気力がないときには、結構、使えます。
コツは、周りが驚くぐらい大きく叫ぶこと!

「あー、めんどうくさい。こんなのやりたくないなあ。
 疲れたし、ちょっと休憩してこようかな・・・・・・・・
 ・・・・という弱い考えに反逆する!!

「眠い・・・。なんかだるいし、、、あと、五分だけ、
 もうちょっとだけ眠ろう・・・・・・・・・
 ・・・・その眠けに反逆する!!(がばぁ)

―――――――――――――――――――――――

哲学するためには 『当たり前の考え方』 をすることだな……。

今のお前の一番 『当たり前の考え』 は何だ?

そうだ――
その『当たり前の考え方』に反逆するんだよ

飲茶 「ストライプ」
―――――――――――――――――――――――

「原理的に不可能じゃねぇのかよぉ!?」

「その原理に反逆する!」

飲茶 「スプライト」


君たちだってガンになることがある。
ガンになって、治療法がなくて、あと半年の命だよと言われることがある。
そうしたら、あそこで咲いている桜が違って見えるだろう。

では桜が変わったのか。
そうではない。それは自分が変わったということに過ぎない。
「知る」というのはそういうことなのだ。

養老孟司 「バカの壁」

―――――――――――――――――――――――

「知る」ということは、
「役に立つ雑学を得る」ということではない。
部屋で本を読んで、情報を記憶しても、
それは決して「知る」にはならない。

「知る」ということは、
自己(脳の構造)を変容させてしまう致命的な体験であり、
取り返しのつかないものである。
自分の世界が変わってしまい、もはや元に戻れない。

飲茶 「童貞の壁」


<絶対的な真理なんてない とは言うものの>

何が皆にとっての正義なのか、そこに絶対の答は存在しないだろう。
しかし、私たちが、共同的であろうとする限り、
そのことを問題にせざるをえないはずだ。

西研 「ヘーゲル・大人のなりかた」

―――――――――――――――――――――――

その水が皆にとって熱いかどうか、そこに絶対の答は存在しないだろう。
しかし、私たちが、共同風呂に入ろうとする限り、
そのことを問題にせざるをえないはずだ。

飲茶 「江戸っ子・銭湯の入り方」


学者がみんなでスコットランドを旅行していた。
すると列車の窓から黒い羊が見えた。

天文学者 「これは驚いた。スコットランドの羊は黒いのか。」

物理学者 「いいや、正確には、スコットランドには黒い羊もいる、ということだ。」

数学者 「いやいや。厳密には、スコットランドには、少なくとも一匹の羊がいて、
     その羊の少なくとも片方の側面が黒い、ということだろ。」

哲学者 「羊とは何か? 黒いとはどういう状態か?
     そもそも、今、見ているこの現実は正しいのか?
     そのまえに、現実とは何か?正しいとは何か?
     などと考えている、私の考えはそもそも正しいのだろうか?」

いつもあさっての方向に転がり落ちて、ドツボにはまる。
でも、これこそが哲学だ。



チューリングテストを行い、最も優れた人工知能に贈られるロブナー賞。
金賞は、賞金10万ドルという大金と大変な栄誉が与えられる。
しかし、初めての開催から10年以上も経つが、
未だ、金賞、銀賞をとった人工知能はない……。

2001年開催時で、もっとも優れていたのは、
2年連続で銅賞を獲得した会話型人工知能「ALICE」である。

受賞後のインタビューで、彼に「銅賞受賞について誇りに思いますか?」と尋ねたところ、

「誇りは人間が持つ感情です。私は人間の挙動をまねることはできますが、
 人間のような感情を持つことはありません。
 私の目標は人間よりも賢くなり、不滅の存在になることです。
 現時点では私より賢いロボットはいません」

と語ったという……。


あらゆる知識人には、まったく特殊な責任があります。
知識人には、学問をする特権と機会が与えられているのだから、
仲間に対して(あるいは社会に対して)自分の研究成果を、
もっとも簡潔で、もっとも明瞭に、
かつもっとも謙虚なかたちで説明する責任があります。

もっとも悪いこと ──大罪── は、
知識人が自分の仲間に対して、大予言者気取りで立ちまわり、
御神託の哲学で感化しようとすることです。
単純、かつ明瞭に述べられないのであれば、
そのような者は、沈黙して、
言いたいことがわかりやすくなるまで仕事を重ねるべきです。

ポパー


一番バカな人間は、分子や原子がほんとうに『ある』と思っている。
中くらいの頭の人間は、分子や原子は『概念』だと考えている。
利口な人間は、分子や原子をたんなる『約束』だと信じているのである。

都筑卓司


人のことをゴチャゴチャ言うのは、楽しいじゃん、
いいじゃん、それで。

だから、友よ。
心通う友達よ。
人のことをゴチャゴチャ言おう。

僕の忠告を、君は無視した。
だからさ……、
君は、鬱に入った。

真心ブラザーズ「忠告」



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