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格安でマレーシアからシンガポールへ
高速バスによる越境

マレーシアの高速バス

どこの国でもそうだと思いますが、マレーシアでも高速バスは比較的安価で移動できる交通手段です。クアラルンプールからRM10(≒JPY300、但し物価の感覚的には1000円くらいの価値がある)も出せば、多くの都市へ移動できます。

貧乏旅行者がお金を節約しながら旅行を続けるには、交通費の圧縮は不可欠です。路線数、本数も多くて便利なので上手に利用したいものです。

マレーシアの高速バスは安全か?

マレーシアの街中での車の運転は日本にくらべると荒っぽい気がしますが、高速道路ではキープレフトが守られており、それほど危険を感じませんでした。 追い越しをかけるときだけ右側車線を使って、追い越しが終われば左側に戻るというような感じです。 インドなどに比べたら、まったく怖くないと思います。

しかし、マレーシアの高速バスに乗ってみて、一番驚いたのが高速道路上での故障車が多いことです。 これが、一般車だけの話ではなくてバスさえも故障して路肩に停まっているのです。 そういうとき、故障してしまったバスに乗っていたお客さんはどうするかというと・・・

私がクアラルンプールからマラッカへ向かうときに乗った高速バスでの話。 路肩で故障して停まってい高速バスの運転手が、走ってくるこっちのバスを見て手を大きく広げ「とまってくれ!」とアピール! こっちのバスの運転手はそれに気づき、急停車。そして、後退。これ本線上の話。日本では、どっかのバスがこれをやって大問題になったのだが・・・。

しかし、その立ち往生していたバスの乗客を乗せられるだけ乗せてバスは再出発。 何事もなかったかのように。 ちなみに、バス会社別だったんだけど、後で運賃の按分とか精算とかするのかなぁ? しないだろうな。マレーシアって。

マラッカ バスステーションを出発

クアラルンプールのバスターミナルは少し暗くて古くて微妙な雰囲気でしたが、郊外へ移転したばかりのマラッカのバスステーション(バスターミナルではなくて、バスステーションと向こうでは呼んでいた)は近代的で超キレイ(わたしは歩き方に移転前の所在地しか載っていなくて非常に困ったのだが。)。客引きのおとっつあぁんに、シンガポールはどこだ?と聞いたらアッチアッチと教えてくれて、シンガポール行きを運行しているバス会社の窓口で切符を買いました。ちなみに、マレーシアではバス会社に対する監督官庁の締め付けみたいのが甘いようで、またバスターミナルは各バス会社とは別の組織が運営しておりターミナルへの新規乗入れが容易である事から、たくさんのバス会社が熾烈な争いをしているようでした。ちょっと日本の事情とは違うようです。

さて、バスに乗ってみると3列シートでゆったりとした作りなのに驚きました。だって、2時間以上高速バスでかかる距離の移動に、日本円で300円程度しか払っていないんだもん。これは安い!飛行機でいったらビジネスクラスくらいのシートピッチもあるし。

ところで、3(1+2)列シートのバスって基本的に我々一人旅の人間が1列側に割り当てられる事が多いのですが、そうすると隣りの席がない訳です。そうすると、隣に見知らぬ人が座る事がない訳です。そうすると、気楽な反面せっかく隣に座った現地の人と少し会話できるかもしれないっていう機会が1つ減ってしまうんですよね。せっかく旅に出たのだから、現地の人と言葉を交わせる機会が1回でも多く作りたいんですけどね・・・

マレーシア出国

KTM(マレー鉄道)で出入国する場合と違い、マレーシア出国〜シンガポール入国とふつうの流れです。

まず、高速バスから全員降りてマレーシアの出国手続きに行きます。全員が帰ってきたら出発し、少し進むと今度はシンガポールへ入国です。 出入国手続きを順番にするとわかりますが、両国の経済格差をそのまま示すかのような各イミグレの建物・・・。ボロかったマレーシアと近代的で新しいシンガポール。滞在中、マレーシア人がシンガポール人を嫌っているように感じたのですが、こういうことから何かがあるんでしょうね。

ところで、イミグレからバス乗り場へ進むと、どのバスかわからない!!なんて事があるかもしれません。ですから、バスの色を覚えておく、バス会社の名前が書いてあるのでバスの切符を捨てずに持っておく、同じバスの人についてイミグレを通貨する、これらを実行すると良いと思います。

ただ、どうしてもわからなくなっていまった時でバスに荷物を残していないのならば、袖の下で解決することもできるようです。ワイロというほどの話ではないですが、そのへんのドライバーにバスがわかんなくなっちゃたから乗せてよ、って感じで小銭を渡せば乗せてくれるようです。相場はわかりませんが、中華系の老人が自分の乗ってきたバスがわからなくて他のバスに乗せて貰った時、RM5(約150JPY、感覚的には500円くらい)を渡しているのが見えました。まあ、私の乗ったバスのドライバーは人数を数えてましたし、他の人を待たせる結果になるかもしれないのでおすすめはできませんが・・・。

シンガポール入国は厳しい?

シンガポール側は、けっこうチェックが厳しいです。マレーシアから銃器等の流入を防ぐために、荷物のX線検査や金属探知機を通ったり、飛行機に搭乗するとき並みの検査でした。


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