「バッ直とは何?」と思う人は多いでしょうね。
バッ直とはオーディオに供給される電源を車輌オーディオハーネスを
通さずに直接バッテリーから取り出し接続してしまうことだ。
細い車輌オーディオハーネスを通るよりも太いケーブルで接続されている方が
より多くの電気を通し易いのは事実。
バッ直にすることで、もともとオーディオの持つ性能をフルに発揮、クリアな高音、
粘りのある中音、スピード感ある低音とそれぞれの音域で質の向上が得られるはず。
アルパインの60W×4クラスのオーディオにはカタログ内にもバッ直が推薦されていますが
60W×4以下のオーディオでもその効果は明らかに違いを感じることができるでしょう。
音質にこだわる人にバッ直は一番手軽なチューンアップですね。


「電気がオーディオまでたどり着く経路」
バッ直の場合、オルタネ−タから発電された電力がバッテリー端子を中継し
オーディオまでたどり着く、途中にはやや大きめのヒューズ(30A)が在るだけで、
そのコード自体もオーディオを鳴らしきるのに十二分な太さ。
純正オーディオハーネスの場合は、オルタネ−タから発電された電力がまずは
エンジンルームのジャンクションを経由、次にエンジンルームと車内をつなぐハーネスに、
次に車内のジャンクション、ヒューズブロックなどを経由し、やっとのところで
オーディオハーネスに分配される。 各接続部では多少でも接触抵抗、が発生!
オーディオ本体にたどり着く頃には電圧降下と細いハーネスに。

ボリュームを上げていくとオーディオのディスプレイやナビモニターなどが
リズムに合わせ点滅をするように明暗する車は改善を見込めそうだよ。
ご存知、そら豆号HR−Vに装着のオーディオはカロッツェリアの
DEH−P3300、オーディオのランクから言ってもけして上位機種とはいえないですね
どちらかというと下位のモデル。この機種でも45W×4アンプ内蔵 現行機種では
50W×4、計200Wは当たり前。 12V車の場合には200W最大時には14アンペアの
電流が必要になります。 ただ14アンペアというのはあくまでも最大時の場合、通常は
半分以下の5〜7アンペア位の定格電流となります。
ヘッドライトのバルブが一つ55W〜60W、約4〜5アンペアの電流を消費します。
ヘッドライトハーネスとオーディオハーネスを比較してもらえればわかり易いのですが
ヘッドライトハーネスはオーディオハーネスより太く電流を流しやすくなっています。
逆手を取ると純正のオーディオハーネスは市販オーディオを鳴らしきるには不十分
なのでしょうか? 純正品と市販品がOEMで作られている商品があるのですが
市販ブランドは50W×4アンプなんですが純正ブランドは45W×4アンプという商品も
実際には存在しています その様なことからしても45W〜50W位が純正オーディオ
ハーネスの限界
なのかもしれません。
オーディオハーネスからナビの電源を分岐したことによりナビが電源不足で
起動できなくなった等の不具合も報告されています。
市販の外部アンプをつけるときには必ずと言っていいほどバッ直で接続すると
思うのですが、これから更に大きくなる市販オーディオ内蔵アンプを鳴らしきるには
バッ直は必須ではないかと思います。



左側から通る緑の配線がバッ直ケーブル


車内に配線されたバッ直ケーブル

「バッ直の方法は簡単。」
オーディオアンプへバッテリーから直接配線を接続するだけ、簡単!
バッテリーからヒューズを付けた配線を車内へ1本引き込み、それを
オーディオハーネスのアンプ電源となる側のハーネスに接続。
バッテリーから直接電源を引き込むため、配線の扱いなどには注意したいですね。

オーディオ電源にはバックアップ電源とアクセサリー電源と
二種類の電源がありますが、アンプ電源がバックアップ電源側より入力のも、
アクセサリー電源側より入力のものと機種により異なりますが、アンプに
つながっていない側のハーネスをバッ直にするのは無意味です。
バックアップ側、アクセサリー側どちらがアンプ電源か見分ける方法は
オーディオ配線の太さや、ヒューズの大きさなどで判断ができます。
(※電流計を使用し各電流を測るのが一番確実です。)
どちらか判らない場合は両方バッ直にしてもかまいません アンプ側ではない方は
無駄な作業になりますが、害もありません。 アクセサリー電源側をバッ直にする場
合には直接アクセサリー電源をバッ直にするのではなく、間にリレーを組み込む
必要があります。バッ直電源がアクセサリーONでオーディオアクセサリー端子に
流れるようにリレーを組み付けます。リレーの説明書を見ればわかりやすく、それほど
面倒なことではありません。 

興味のある方は是非チャレンジしてみてください、オーディオのクォリティーをあげるのには
一番安価な方法でしょう。 12Vでランプを点灯させるのと14Vでランプを点灯させるのと
で、どちらが明るく点灯するかは言うまでもありませんね、バッ直の原理はそんなところです。



緑色の配線がバッテリーから引いたバッ直ケーブル、黄色の配線は純正オーディオハーネス 銅線の太さは3倍以上。
バッ直ケーブルとして市販されている物は緑色の配線の更に3倍位の太さ、ヘッドユニット用だけではなく外部アンプにも使用が可能になっていますが、ヘッドユニットだけに使用するのであればカーショップや電装店で販売している太目のケーブルで十分ですね。

 

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