超常現象調査プロジェクトv 脳波(EEG)に関する
基礎知識

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このページの最終更新日
2002年03月27日

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電極位置図
電極名と位置
  FP1=左前頭極部   FP2=右前頭極部
  F3 =左前頭部    F4 =右前頭部 
  C3 =左中心部    C4 =右中心部 
  P3 =左頭頂部    P4 =右頭頂部 
  O1 =左後頭部    O2 =右後頭部 
  F7 =左側頭前部   F8 =右側頭前部
  T3 =左側頭中部   T4 =右側頭中部
  T5 =左側頭後部   T6 =右側頭後部
  FZ =正中前頭部
  CZ =正中中心部
  PZ =正中頭頂部

   脳波とは
 脳が働いている時の電気活動をとらえたものの1つが、脳波 electroencephalogram EEG である。シナプスから出ている小さな電位のたくさん加算されたものというのが学会の定説である。
 電極の位置は国際的に決められている(上図参照)。しかし、その全てに取り付ける必要はなく、左右の前頭極、側頭前部、側頭中部、中心部、頭頂部、後頭部などがよく選ばれる。
 アース電極(基準電極)は普通耳が使われる。
 横軸を時間軸とし、縦軸を電圧振幅としてグラフ化する。
 記録紙の送りは通常3cm/秒である。振幅は50μVを5mmに描くことになっている。


   正常脳波のモデル像
 心身ともに健康な成人の覚醒、安静、閉眼時の脳波を正常脳波のモデル像とする。

 
   脳波の種類
 脳波はδ(デルタ)波、θ(シータ)波、α(アルファ)波、β(ベータ)波の4つに分けられる。
 α波より周波数の低い波を徐波、高い波を速波ともいう。

  δ(デルタ)波 0.5〜4Hz未満
 ぐっすり寝ている時に現れる。

  θ(シータ)波 4〜8Hz未満
 とろとろと眠くなって来た時に現れる。

  α(アルファ)波 8〜13Hz未満
 脳の休めている部位に現れる波である。
 健康な成人の、安静、リラックス、閉眼時に後頭部に現れる。前頭部にはあまり見られない。このα波は、目を開けると消えてしまい、振幅も小さいβ波へと変わる。
 これは、今まで休んでいた後頭部の視覚野が、開眼したことにより活発に働き出したからである。

  β(ベータ)波 13〜40Hz未満
 精神活動している部位に現れる。

 
   アーティファクト
 アーティファクトとは、脳波を記録する時に混ざって来る脳波以外の現象で、「雑音」とも呼ばれる。
 まばたき、眼球運動、電極の接着不良などがアーティファクトとなる。


   トポグラフ
 β波は細かくわかりにくいので、コンピュータ処理を行い、二次元のマップにしたものである。
 これにより、頭のどのあたりに強く出ているか、よくわかるようになる。強く出ている場所が、その時よく頭を使っている場所である。

 
   同調現象
 気功中、受け手の脳波は、気功師の脳波に似てくる。故品川教授が初めて発見された。


   おまけの話
 トレーニングなどで頭全体にアルファ波が出るのはよい状態か?
 頭は、その時の思考に必要な部分だけを使い、その他の部分はなるべく休めるのがよい。よく使っている部分がβ波になり、休んでいる部分がα波になる。
 頭全体にα波が出るのは、頭を何も使っていない状態、すなわちボケの症状である。決して頭全体からα波を出そうと努力しないこと。(笑)


  引用文献
 脳波の旅への誘い 市川忠彦著 星和書店
 決定版・気の科学 品川嘉也、河野貴美子著 総合法令

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