JR南武線に沿って・・・
その1・・・立川駅北口→聖マリアンナ医大病院
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京王電鉄・立62
トップランナーの京王電鉄・立62.短いバス。
 日曜日の早朝、JR立川駅前に立つ。普段乗りなれている南武線だが、川崎市内しか利用しないため同じ黄色い電車でも新鮮に感じる。川崎を目指す乗継のトップランナーは、7:20発の京王電鉄の「立62」府中駅前行である。工事中で分かりにくい駅前広場をさまよい、なんとか立62が発着するポールを見つける。ところが時刻表を見てビックリ。あらかじめ調べておき、乗ろうと思っていた7:08発は日曜運休、1時間余りあとの8:20発が初便となり、がっくり。あ〜あ、こんなことならもう少しゆっくり出てくればよかった・・・なんとか1時間、時間をつぶして再び乗り場へやってくると4〜5人のお年寄りが列をつくっている。わずか1日4本のバスに日曜の早朝から利用する人っているんだなあ、と思っていたら、ドアが開くと乗り込んだのは僕だけ。人口的には申し分ない首
立川駅バス停
都圏にあってもこうした閑散ダイヤの路線は存在する。チョロQみたいな小さなバスで運行しているのも道幅ではなく需要の問題だろう。そんな小さなバスは結局僕ひとりで発車、中央線のガードをくぐり、ややあって国道20号、「甲州街道」へ出た。そしてすぐ国立市となる。4車線道路だが路肩が狭い分、あまり広く感じない。それでも都心から西へ向かう動脈のひとつで交通量も激しく、渋滞も日常茶飯事である。日曜ということもあり、都心方面の流れはよいが、交通量は多い。トラックやマイカーに揉まれながら小さなバスは左車線を遠慮がちに走る。「矢川駅入口」や「谷保天神」など、南武線が近くを走っていることが分かるバス停が続くが、甲州街道からは住宅地に阻まれて見えない。府中市に入ってすぐ、「西府橋」で南武線をまたぎレールは右手へ移動。間もなく府中駅前に到着する。

京王電鉄・府61
遅れて滑り込む「府61」。
 府中駅は京王線の駅である。南武線には「府中本町」という武蔵野線との乗り換え駅があるがここから少し離れている。南武線とこの京王線とは、府中からひとつ高尾寄り、「分倍河原」で連絡している。さて、府中駅に着いたものの、南武線沿線に近づける「府61・稲城市立病院行」の次の便まで1時間あまりあり、またまた待ちぼうけをくらう。で、この時間を利用してまだ未乗だった京王競馬場線を往復する。今日は東京競馬場でG1レースが開催されるので相当な賑わいだった。ちょうどよい時間つぶしとなり、バスの発車時刻となったが、始発にもかかわらず定刻を過ぎてもなかなかバスは姿を見せない。約6分ほど遅れてあわてて滑り込んできたバスは、さっきと同じタイプの「チョロQ」バスだった。2〜3人の乗客を乗せたバスは甲州街道を少しだけ立川方面に戻り、寿町3交差点を左折、府中街道へと進む。東京競馬場・正面スタンドの偉容が見渡せると「競馬場前」バス停を通過。乗降なし。競馬ファンには利用されない府61で少しさみしい。是政橋で多摩川を渡り、稲城市へ入るとはじめて南武線の踏み切りを渡る。南多摩駅のすぐそばである。終点の稲城市立病院は住宅地から離れた丘の途中にあった。

 
府中駅 南多摩駅付近
京王線府中駅。 南多摩駅付近にて。

稲城市立病院バス停
沸きみず
地下を走る武蔵野線のトンネル内から湧き出る水。

小田急バス・新05
小田急バス・新05。
 ここから南武線に沿う路線を探すと、本数が極めて少なかったり平日しか運行してなかったりでのりつぎが進まない。少し離れてしまうが小田急線の新百合ヶ丘へ向かうバスがそれなりに本数もあり、それに乗ることにする。京王電鉄バスで稲田堤あたりまで行けるらしいが、イマイチ判別としない。この近辺に詳しい方ご教授願います。そしてここからは赤と白の小田急バスの登場だ。が、ここでも50分近い待ち合わせ。あ〜あ、あんまり接続に恵まれないのりつぎだなあ。電車なら1往復してるよ・・・多分。日曜ということもあり、外来は休みなので病院はひっそりとしている。たまに入院患者のお見舞いのクルマが出入りするくらいだ。近代的な病院の隣に旧病棟らしき建物が廃墟と化している。また、この下には武蔵野線のトンネルがあり、そこから出る湧き水をポンプで汲み上げて病院のトイレや冷暖房用の水として使用しているらしい。正面玄関に小さな池と説明板があった。新百合ヶ丘行の小田急バスは運賃変動ながら前ドアからの乗車。降りるところを運転手に告げて運賃を支払う。乗客の信用に頼るこの方式は首都圏に多く見られる。なお、さきほどまでの京王電鉄バスは整理券方式で中ドアからの乗車だった。バスは東京の郊外にある稲城市の中でも、そのまた郊外といった感じの緑ゆたかなところを走る。それでも住宅地なので乗客は多く、城山公園・向陽台と徐々に増えてゆく。京王相模原線の稲城駅でほとんど降りてしまうが、この後も再び駅方面への流動が多くなる。ところでこのバス、同じ道を往復する「寄り道」が多い。稲城駅もそうだが、小高い丘の上にある「駒沢学園」へ寄る際も、わざわざ山道を往復している。しかし両方とも乗降は多くムダというわけではないけど。平尾団地あたりから再び乗車が増える。そして金程付近から川崎市へ。東京都内の平尾あたりだと、川崎市にある小田急線の新百合ヶ丘への流動が大きいようだ。利用の多い路線だった。
 
新百合ヶ丘
新百合ヶ丘駅に集まる小田急バス。


 新百合ヶ丘のターミナルには馴染みの川崎市営バスのほか東急バスの姿も見える。馴染みだからというわけでもないが、たまたま目の前にとまっていた市営バス「新10・新ゆりグリーンタウン」行に乗ってしまった。買物帰りの家族連れで座席は埋まっている。「新ゆりグリーンタウン」というのは川崎市麻生区に広がるニュータウンのこと。この新10系統は小田急バスとの共同運行だ。細かい乗降を繰り返し、すぐに終点に到着。回転場を備えたターミナルだった。さて、ここからどうするか思案してみる。手持ちの市バス路線図だと、柿生まで行ってそこから溝口へ出る手もあるが、ここから柿生行は本数が少なく数時間待たなければいけない。徒歩で白山小学校あたりまで戻れば鷲ヶ峰営業所行があるかもしれないので行ってみることにする。鷲ヶ峰からなら登戸行があるはず。ところが白山小学校バス停まで来ると、聖マリアンナ医大方面の小田急バスが頻繁に走っていることが判明した。これはラッキー。聖マリアンナからなら、遊園(向ヶ丘遊園のこと。)まではラクショーである。ほどなくやってきた小田急バスに乗り込む。バスカードが1枚使い切ってしまったので別の新しいカードを挿入。プレミア分とあわせてすでに1100円投じてしまった。電車なら川崎まで620円。あ〜あ、何をやっているんでしょう・・・。バスはひたすら住宅地の中を走る。細かい乗降が続くので全体の乗客数はかわらない。「原店前」なんていう、店や家の名前を拝借しなければならないほど地名がない過疎地のバスみたいな停留所があったり、アップダウンのある狭い道を抜けたりと、たいくつしない路線だった。

川崎市営・新10 小田急バス・新17
川崎市交通局・新10。 小田急バス・新17。

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