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8・6広島集会に新しい力大合流
               学生や被爆者の全国交流も    2008年7月23日付

 被爆63年目の8月6日、「日本をアメリカの核戦争の戦場にするな」「広島、長崎の新鮮な怒りと戦争の真実を若い世代に、全国、世界に伝えよう」などのスローガンのもとに、原水爆禁止広島集会(主催・原水爆禁止全国実行委員会)が開催される。

 原爆展の会場で多彩な企画
 広島、長崎をはじめ全国各地で展開されている原爆と戦争展、「アメリカに原爆投下の謝罪を求める」署名活動では、原爆投下をめぐる第二次世界大戦の真実と歴史的体験に根ざした怒りが、現在の日本の植民地的荒廃と新たな核戦争の策動への憤激と重なって噴出し、被爆者、空襲・戦地体験者はもとより、青年学生など若い世代の行動が活発になっている。平和と独立の要求はかつてなく高まっている。大衆的な基盤をもって勢いよく発展するこのような新しい力を、8・6広島集会に大結集する方向でとりくみが進められている。
 広島では7月31日から8月7日まで、第7回広島「原爆と戦争展」(主催=原爆展を成功させる広島の会、下関原爆被害者の会、原爆展を成功させる長崎の会)が、中区袋町の広島市まちづくり市民交流プラザ(袋町小学校隣)で開催される。これに全国の平和愛好者が高い問題意識を持って参加、合流する。
 原爆と戦争展会場では4日と5日の両日、午後1時から被爆体験に学ぶ青年・学生交流会が開催される。今年初めて開催されるもので、この間、積極的に行動に加わってきた広島の学生たちを中心に全国から参観する学生が合流して交流する。
 8月5日午後1時から平和公園で、「小中高生平和の旅」の130人が、広島の被爆者の体験を学ぶ。平和の旅には、大学生も集団で参加することになっている。小・中・高生は学んだことを構成詩にまとめ、翌日の8・6集会で発表する。
 このあと5日午後4時から、全国被爆者交流会が下関原爆被害者の会の呼びかけで原爆と戦争展会場のロビーで開催される。広島、長崎、下関を中心に全国の被爆者が平和と独立のために語り継いできた活動の経験と今後の方向をめぐっておおいに交流、論議を深める。
 平和公園での原爆展キャラバン隊による原爆と戦争展は、7月の土日曜日におこなわれ大きな反響を広げてきたが、8月に入って同公園で連日展開するなかで、全国や海外からの参加者にさらに深い感動を呼び起こすことになる。また、同時期に市内各地に宣伝カーがくり出し、原爆と戦争展と八・六集会への参加が呼びかけられ、市内世論がいちだんと高まっていくことが期待される。
 原水爆禁止広島集会は、6日(水)午後1時から広島市の広島県民文化センター(中区大手町)でこうした運動の到達を集約して開催される。集会には、広島で連続的にくり広げられてきた原爆と戦争展や学校で精力的に体験を語ってきた被爆者とともに、その体験と思いに学び継承する学生が1つの勢力として参加する。
 これに長崎で活動を活発に発展させてきた被爆者、戦争体験者、学生が結集し、岩国、沖縄の基地撤去をたたかう勢力が合流。広島、長崎の被爆市民の統一した運動に、全国の平和勢力が統合し国民的な規模の原水禁、平和運動をまき起こすアピールを全国、世界に発信する。
 集会では、黙祷のあと基調報告を受けて被爆者、戦争体験者の発言、原爆展キャラバン隊、岩国・沖縄からの報告、学生、労働者、教師の意見発表、外国からの参加者による発言、劇団はぐるま座による峠三吉の詩「墓標」の朗読、小中高生平和の旅の構成詩などが予定されている。
 集会終了後、参加者は市内をデモ行進し、子どもたちの詩の群読もまじえて広島市民に集会の成果を訴える。今年は美術グループあらくさが八・六に向けて作製した美術作品をもって参加することを明らかにしており、原水爆禁止運動の新しい息吹の高揚を促すことが期待されている。

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