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8・6広島集会へ参加協力を
               宣伝カーでの訴え    2006年7月31日付

 原水爆禁止全国実行委員会は、今年の8・6広島集会に向けて、広島市内で宣伝活動を展開している。平和公園の原爆の子の像横で原爆展を8月6日まで連続してやり、原爆ドーム前のメルパルクで開催されている第5回広島市民原爆展の案内をやっている。全市内ではこの間の、本紙号外「“暴支膺懲”の失敗繰返すな」をはじめ、8・6集会を訴えたチラシ、それぞれ5万枚が戸別配布され、市民との意見交流が進んでいる。そして連日、宣伝カーで8・6広島集会への参加、協力を訴える市内宣伝を開始している。宣伝カーの訴えを紹介する。
 広島市民のみなさん。広島に集まられた全国のみなさん。世界各国から来られたみなさん。こちらは1950年の峠三吉の時期の原点に返って原水爆禁止運動の再建を目指している原水禁全国実行委員会の宣伝カーです。
 61年まえの8月6日と9日、広島と長崎に原爆が投下され、何の罪もない女、子ども、学生、年寄り、勤め人という非戦斗員20数万人が、むごたらしく焼き殺されました。日本は戦後、平和で豊かな国になったといわれてきましたが、またも戦争をやる国になってきています。しかもアジアとこの日本を原水爆戦争の火の海に再びたたきこむという、とんでもないたくらみが進んでいる事態を、広島、長崎の地下に眠る人たちはなんと叫ぶでしょうか。
 北朝鮮のミサイル問題を、小泉政府やメディアが「先制攻撃をせよ」と大騒ぎしました。これは「横暴なシナを懲らしめよ」といって中国全面侵略を始め、太平洋戦争に突き進み、全国都市の空襲、沖縄戦、そして広島、長崎の原爆と破滅の道に進んだ過ちの繰り返しにほかならず、2度とだまされるわけにはいきません。だれが見ても、北朝鮮が1発のミサイルを発射したなら、数1000発のミサイルを撃ち込まれるという関係であり、アメリカの側が圧倒的な軍事力で、いうことを聞かない国を脅しつけている関係です。しかもミサイル攻撃のボタンを押すのはアメリカで、報復攻撃を受けるのは日本、アメリカ本土は安泰というバカげたものです。米軍は日本を守るためにいるといわれてきましたが、実際は逆であり、日本が米軍を守り、日本をアメリカの核戦争の盾にする関係といわなければなりません。岩国基地に米空母艦載機を移転するなど、原爆を受けた広島湾が核攻撃基地として増強されるのは、広島にたいするこの上もない冒涜でなくて何でしょうか。
 平和公園に来ている外国の人たちは、口をそろえて「日本は原爆でひどい目にあっているのにどうしてアメリカの言いなりになるのか」といっています。原爆投下は戦争を終わらせるためにはまったく必要のないものであり、それはソ連の参戦に焦り、ソ連や天皇を脅しつけて日本を単独で占領するという、利己的な目的以外ではありませんでした。日本の中国・アジアにたいする戦争は侵略戦争でありましたが、アメリカの日本にたいする戦争も、日本を占領し属国にしてアジアを支配することを目的とした侵略戦争でなくてなんでしょうか。
 また、平和を唱えるさまざまな勢力が、核拡散に反対といって、北朝鮮やイランなど核を持っていない国が核を持つことにだけ反対して、アメリカが数万発の核を持って独占していることは容認するというインチキをやっています。これらの勢力は、アメリカが原爆を投下し日本を占領してくれたことに感謝する潮流にほかならず、原爆への怒りが渦巻く広島の地でダカツのごとく嫌われているのはそのためにほかなりません。
 この世界からすべての原水爆をなくすことは人類の悲願です。そのためには世界で唯一原爆を投げつけられた日本民族が朝鮮、中国、世界の平和愛好者と団結し、核独占によって世界を脅しつけているアメリカにたいして核廃絶を迫る力を強めなければなりません。
 わたしたちは8月6日午後1時から、中区のアステールプラザにおいて、「アメリカは核をかついで帰れ」と要求する広島市民の意志、日本民族の意志を示す集会を開催します。みなさんのご参加、ご協力を訴えます。

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