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乗っ取り側が会と決別
下関・満珠荘の会
              「でっちあげ総会」参加者なし    2008年9月3日付

 下関市の老人休養ホーム・満珠荘の早期再開を求める市民運動をめぐってあらわれた分裂・破壊策動が注目されていたが、1日に「日共」江原満寿男議員ら紹介議員主導で呼びかけられた「満珠荘の存続を求める利用者の会の総会」なるものは、ほとんど参加者がなく失敗。彼らの側が自ら満珠荘の会から脱退・決別する結果となった。
 1日午後2時から唐戸市場2階会議室には、紹介議員ではない江原議員と、紹介議員である山下隆夫、松村正剛の2議員が参加。もう1人の紹介議員である「日共」近藤栄次郎議員は姿を見せなかった。あと事務局肩書きのI氏のほかは9人しか参加がなかった。9人のなかでもかれらの賛成者ばかりではなく、まったく支持がないことを証明した。
 会合では最初に、実質の事務局的活動を担ってきた下関市民の会の代表が「みんなの不参加の意志を伝える」として発言。「この総会はそもそも無効だ。世話人代表の古林マサコさん、松崎恵美子さんにも何一つ相談しなかったばかりか、市民の会にも一切の相談もなくI氏と紹介議員がいつの間にか決め、古林、松崎の名を使って葉書を出した。こんなことがあっていいものか。本日の会合で役員を決めるということだが、万が一別の方向にいこうとしているなら、その方たちは違う名称をつけて自由におやりください。私たちは古林、松崎両世話人代表を先頭にしてやってきた今まで通りの老人休養ホーム・満珠荘の早期再開を要求し、署名運動を広げていく」と表明し退席した。
 会合は結局、案内で出した「役員を決める」という目的を果たすことは出来ず、「総会としては成り立たないので、後日連絡する」として終わった。「日共」江原議員と紹介議員らによる会の乗っ取り・変質策動は失敗した。
 世話人代表の古林マサコ、松崎恵美子両氏をはじめ市民の会およびこの間署名活動を担ってきた多くの賛同者のほとんどは、このでっちあげ総会を認めず欠席した。この結果、満珠荘の会は、特定の個人の商売上の利益のために利用するという要素を一掃し、私心なく市民のために尽くすという純粋さを強め、従来通りの方針をまもって活動を継続することとなった。そして署名簿の取扱所を市民の会において、10万人の署名達成に向けて意気込み高く取り組むこととなった。 

 市役所前で署名を訴え 市民の関心強く
 満珠荘の会は2日には9月定例市議会が開会したが、市役所正面玄関前で、横断幕をかかげて江島市長・市議会議員に対し、満珠荘を早期再開するよう抗議行動をおこなった。同時に市役所を訪れる市民に署名を訴え、長周新聞の号外を配布した。
 いつもは正面玄関から入る議員は、この日はコソコソと裏口から入り、議員の姿がほとんど見えなかった。「議員は今度は誰の悪さが暴露されるか恐れているのだろう」と話になった。
 また市民の満珠荘署名への関心は高く、わざわざ「署名をさせてください」と自分から近づいて署名する人や、「仕事で在宅の高齢者を回るので署名簿を預かります」という現役の労働者や、「福田首相は自分でやめたが、江島市長もやめさせないといけない」など、市役所玄関前は意気揚揚とした雰囲気になった。
 「6万人で不足というのなら10万人の署名を集めよう」という訴えは、江島市長の打倒を望む市民の広範な共感を呼んでおり、多くの人人が署名簿を預かり周辺に訴えようと運動が広がっている。それは、「満珠荘署名は江島市長不信任の署名」「10万人をこえたら市長選への影響は甚大だ」という声をともなって、さまざまな職場、地域、商店街に広がっている。

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