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日本潰す自民党に県民の鉄槌
座談会 衆院補選巡る評価と方向
                民意わからぬおごる党本部     2008年4月30日付

 全国的に注目された、衆議院山口2区補欠選挙は、27日に投開票され、民主党の平岡秀夫氏が、自民党・公明党が総力戦でかついだ山本繁太郎氏を2万2000票の大差で破る結果となった。選挙の過程で、自民・民主両党とも「政局」「政権交代」と大騒ぎをし、大物を続続と投入したがそれが逆に民意を逆なでする、お粗末な結果となった。大衆のなかでは、岩国基地をめぐる米軍再編問題、上関原発問題とともに、後期高齢者医療制度をはじめとして、小泉政府から続く規制緩和・構造改革による日本潰しの自民党売国亡国政治に対する怒りが噴き上がり、自民党対民主党の対立を超えた、自民党政府対山口県民の対決となり、県民の下からの行動が自民党政治に鉄槌を加えた結果となった。本紙では、補欠選挙をめぐる反響と評価、今後の進撃方向について、記者座談会を開き論議してみた。

 岩国市は1万3000票の大差
  まずは、数字にあらわれた評価から見てみたい。
  投票結果は、平岡氏が11万6348票で山本氏が9万4404票、票差は2万1944票で、自民党は完敗状態だ。「ここまで開くとは」とみな驚いている。自民党が惨敗した昨年の参議院選挙でも、山口県だけは圧勝で特別区といった調子だったが、自民党のもくろみはすっかりはずれた。
  都市部はかなりの差で自民党が負けた。新日鐵や武田製薬がある光市で5082票、日立や東洋鋼鈑がある下松市で3394票負けた。企業を通じた自民党の労組・連合崩しは、空回りで下の方が動かなかった。市部で自民党が勝ったのは唯一柳井市だが、山本氏の出身地で「確実に押さえた」といわれたのに617票しか上回れなかった。都市部の合計では、自民党7万5590票に対して、民主党9万7460票で、2万1870票も差がついた。
  注目すべきは、市長選からつづく岩国市(合併後の旧郡部含む)だ。結果は、平岡氏が4万7817票で、山本氏が3万4678票と1万3139票の差がついた。自民党・山本票は市長選の福田票より、1万2403票下回った。市民の側は市長選の借りを返してあまりある数字となった。福田市政はマヒする結果となった。
 国政選挙で見ると岩国市内の自民党票は、2003年に佐藤氏が落選した時の3万5000票より減り過去最低だ。市長選のとき米軍再編反対の候補を落選させて「民意は変わった」といっていたが、本当は批判世論が圧倒的なことが、改めて示された。
  郡部の票も画期的だ。合計で、平岡氏が1万8888票対山本が1万8814票になった。差は74票だが、戦後初めて自民党が農漁村地域で負けた。自民党敗北の重要な起点になっている。
 中身を見ると、平生町で484票、和木町で578票差がついた。岸信介・佐藤栄作両氏のお膝元の田布施町でも、683票差で自民党が負けている。周防大島町は、もともと圧倒的な自民党地盤で、山本繁太郎夫人の出身地でもあるが、1054票しか差がない。
  中国電力の原発計画のある上関町では、山本票が1669票に対して、平岡票が1052票という結果になった。民主が617票負けているが、2007年の参議院選挙では、民主票と「日共」票の合計で861票しかなかったものが、200票あまり増えた。
  二区内の公明党・創価学会票は、2万5000票近くあるといわれている。それを差し引くと自民党本体の票は6万9000票ぐらいしかない。大凋落ということだ。
  「日共」集団が今回は出馬をとりやめた。自主投票といって、自分たちの次の選挙の宣伝ばかりやっていた。1万3000票余りを前回とっていたが、そっくり民主票にはいっていない。

 本部主導で民意逆なで 選挙戦の特徴
 司会 選挙戦の特徴はどうだったか。
  衆院補欠選は、今年2月の岩国市長選挙に福田良彦氏が衆議院議員を辞職して出馬したことによるもので、市長選の延長戦だった。民主党は平岡氏が年明けすぐに出馬の意向を示した。自民党は岩国市長選前まで、林芳正氏や岸信夫氏などが最有力とされていたが、結果が出てからは辞退。河内山柳井市長や佐藤信二氏の娘婿の名前もあったが、3月になって古賀誠選対委員長と自民党本部が内閣中枢の地域活性化統合事務局長を務めていた山本繁太郎氏に決めた。山口県の自民党の頭越し人事だった。
  民主党の方は負けた市長選後も、「楽勝ムード」が流れ、しまりのない状態があった。自民党の方は党本部の古賀選対委員長が中心となってものすごい勢いの選挙戦を取り組んだ。自民党の方は、自民党票と労組・連合を企業ルートで崩したら楽勝という見込みだったようだ。選挙は有権者の支持を得るかどうかより、相手をつぶしたら勝つという方程式だ。自民党内では、投票率が5割なら勝つが6割なら負けといわれていた。しかし有権者はいうことを聞かず、7割近くになったわけだ。
  みんなが非常に驚いたのは、自民党本部が民意を逆なでするようなことを平気でやっていたことだ。敵前逃亡の安倍前首相が乗り出して人前で自慢話をして回ったが、自民党全体が国民世論がまったくわからない集団なのだと痛感することになった。
  選挙事務所の中では、地元県議とか市議でなくて、代議士秘書とか党本部職員が幅を利かしていた。選挙中に2区入りした自民党のお偉方は、福田首相に、安倍晋三前首相、伊吹文明幹事長、古賀誠選対委員長、菅義偉選対副委員長、高村正彦外務大臣、増田寛也総務大臣、二階俊博総務会長、渡辺喜美行政改革担当大臣、江崎鉄磨副幹事長、谷垣禎一自民党政調会長、石原伸晃自民党前政調会長、麻生太郎前幹事長、平沢勝栄氏、杉村太蔵氏など、代議士だけでのべ300人近いというし、推薦した公明党の方も、太田代表などがきた。2区の選挙ではなく、東京永田町の選挙のようだった。
  わざわざ嫌われる「後期高齢者医療はすばらしい制度」と褒め称えた機関紙やビラを、背広を着た党本部職員とか代議士秘書、県議などが一生懸命に配って回っていた。選挙では日頃裏通りが専門の背広君たちが、日の当たる街頭と戸別訪問で汗をかいている姿は、異様であるとともに滑稽だった。下関から行った秘書たちはいつものベンツに乗って戸別訪問したんだろうかといわれている。市民からかなりからかわれたようだ。問いつめられて「制度の中身はよく知りません」と答える調子だった。

 惨敗しても国民を批判 理解足りないと
  ビックリするのが、敗戦の記者会見だ。はぶてて出てきた山本氏は、「後期高齢者医療制度は、山口2区のようなところのためにつくった。それが争点になるのがおかしい」というし、林芳正氏はインタビューで「あれは、大変良い制度です。有権者の理解が足りない」と、国民が馬鹿というような発言を平気でしていた。
  選挙後は山口県の自民党県議や市議が責任をとらされるとショボンとしているところがあるが、だれが見ても自民党本部が地元を完璧に無視して突っ走った結果だ。自民党の山口県連というのも昔の面影はない。劣化してしまった。
  まるで自民党の自爆選挙だった。安倍氏をはじめ、空気が読めない代議士連中が威張るたびに票が減ったと地元の議員らは嘆いていた。
  山口2区の選挙なのに東京の選挙をやっていたわけだ。お粗末だし、政党の崩壊だろう。国民を動かすことの出来ないのは政党とはいえないじゃないか、日本の政党ではなくどこか空を飛んでいってしまって、別の国の政党になってしまっている、という実感を強いものにした。怖い話だということと、あきれた話だとなっている。
  締め上げにしても動員にしても、「かなり上の方から」というのが特徴だ。地元選出の国会議員はみんな動くが、なかでも安倍氏が群を抜いていた。秘書を選対事務所に投入して、自分自身も大企業などをかなり回っている。2区の選挙がダメならおまえはおしまいといわれているような感じだった。そしてがんばった結果票を減らすことになった。二井知事も暫定税率失効を理由に、県内の新規道路事業を全部ストップさせて圧力をかけた。
  山本氏や、応援にきた自民党「大物」たちの主張は、米軍再編にはもうカタがついた。あとは、「地域活性化や地方再生」「民間空港再開」というものだった。最近の自民党選挙に特徴で、「出遅れた」「現職対新人だ」といって、相手の誹謗中傷、「平岡氏ではなにもできない」といった。あとは、人柄がいいとか、地域活性化のスペシャリストという感じだった。
  「地域活性化」などというが、岩国市を「兵糧攻め」した安倍氏が、「桜がきれいになった」とかいって回って、反発がすごかった。一般市民もだが、自民党の支持者のなかでも怒りが大きかった。建設業者も、市長選で仕事を出すといわれたが、もらってもゼネコンばかりがもうけて、利益のない仕事ばかりだったと語っていた。
  やりまくったのは、あからさまな利益誘導だ。安倍氏が1番目立ったが、自分の「経済制裁」を自慢して「国・県と対立していると暗かった」「福田市長と一緒に山本を当選させ、パイプを持てば2区は発展する」という調子だ。いうことを聞けばカネが出るという、バラまき・利益誘導の公然とした宣伝だ。
  高村外相なども、自民党が当選しなければ、第2、第3、第4の夕張になるのだと演説していた。従わなければつぶすということだった。
  自民党は公明党頼みで、公明党関係者は「市長選以上に上からのしめつけは強かった」といっていた。しかし反発が強いので、自分たちの次の選挙を恐れて、民主に流れた部分もあるという話もあった。
  自民党の大物が乗り出し、企業や行政ルートのしめつけをやったら、市長選以上に連合などは崩せると見ていた。ところが、下の労働者は動員できなかった。

 突き上げられ態度表明 民主陣営も
  民主党・平岡陣営の選挙態勢はお粗末そのものだった。今度の選挙は、自民党の側は平岡陣営のお粗末さを期待し、平岡陣営は自民党批判の風に期待するというものだった。ともに自分への支持に頼るのではなく、相手のボロに頼るという選挙だった。
  民主党は、岡田副代表や小沢代表、菅代表代行なども来たが、全然目立っていない。大衆のところは自分たち自身の選挙だとなっている。それは両陣営とも勝手が違っただろう。市民の主権者意識は相当強くなっている。
  市長選では井原氏を応援している振りをするが実際は動かない。米軍再編問題への態度も上関原発への態度も全然はっきりさせない。それが下から相当に批判された。岩国や大島で米軍艦載機移転に反対すると約束し、自民党批判をはじめた。

 市民が底力を発揮 岩国市長選の経験作用・ペテン通用せず
  岩国市内では、市長選の経験が大きく作用した。自民党は市民党といって、市民をだます。井原氏は米軍再編でシャンとしない。そこで、選挙は候補者が主人公ではなく、市民が主人公であるし、最大の争点は米軍再編を中心とする日米関係、売国政治だということをはっきりさせ、市民の大衆運動で候補者を縛り自民党政府に打撃を与えるのだという世論が強まった。だから今度の補選でも、山本対平岡、自民党対民主党などとは見なさなかった。自民党政府対県民・国民の対決だという意識が強かった。
  市長選の反動という面もある。市長選では「市民党」といって当選した福田市長が、自民党候補よりも前面に出てきて、選挙活動をしていた。「休暇をとった」ともいわれて、ものすごい反発だった。市長選もそうだが、自民党はだましてばかりいるという信頼の崩壊が特徴だった。
  岩国では市長選で、あれもタダ、これもタダ、学校を5年で全部建て替えるといって、若者を動員した。当選したら「簡単でない」と公約を破棄するし、自民党と二人三脚でないと「なにもできない」といったことに、みな腹を立てていた。
  自民党のペテンに乗らないというのは、岩国市内だけではなかった。小泉政府以後の「改革」は、騙しだったという声が広範な層のなかにあった。後期高齢者にしても強引に年金から天引きするし、農漁業はつぶされてきた。2区内では限界集落が山口県内で1番多いが、「地域再生を言う前に、潰したのは誰か」というのが合い言葉のようになっていた。市長選では若者が一定動員されたが今度はそうならなかった。
  結局、後期高齢者医療制度を作ったのも小泉政府だとよくいわれた。郵政選挙で騙されて、「良くなる」といわれた市町村合併でも騙された。労働者の派遣の問題とか医療制度改革の問題など、全部が自民党政治ではないかという声があった。
  岩国基地そのものが大きな騙しだった。沖合移設といって結局大拡張になった。愛宕山も騒音防止とか良好な住宅開発といって、米軍住宅にするし、「基地で活性化」というが市は衰退した。根本の「米軍が日本を守る」ということからしてインチキで、国は、ウソをいって国民を騙すという声が圧倒的だった。
  自民党本部は、そのあたりの県民世論が全然読めていないというのが、滑稽だった。「地域活性化」など全体的に浮いていたが、極めつけは投票日1週間前の「戦略転換」だ。人が腹を立てているのに、「後期高齢者医療はすばらしい制度」という大宣伝をやった。あれで自民党票はガタッと減った。
  市民は、「見直します」とか、少しは頭を下げるのかと思っていたら、全然逆だった。地元の保守系市議も「そんなことをしてはダメだ」と忠告したが、エライ人たちになにをいっても聞く耳がなく、「お手上げだった」といっていた。
  安倍がやればやるほど票が減ったのだろうと、下関市民はみないっている。大島でも、東京から電話がかかって「なぜ安倍がまだ出ているのか。山口の恥じゃないのか」といわれたという。
  誹謗中傷がまた特徴だった。1番ひどかったのが公明党の太田代表。「平岡は駅前のポストと同じ」など、聞くに堪えない絶叫を繰り返していた。駅前の太田演説で、かなりの票が離れたといわれている。「全部人が悪い」「ボクはいつも正しい」というタイプは、今時のアメリカ型の勉強ができる少年の陰惨な犯罪に通じている。

 全県で強い勝利感 「全国変える」と論議

 司会 今回の選挙結果は、2区民のなかで強い勝利感になっているし、全県的にも大喜びとなっている。2区内や県内の反響はどうだろうか。
  岩国市民は、みんな大喜びとなっている。市長選で悔しい思いをして「今度こそ」と意気込んでいる人が多かったから、「胸のモヤモヤが晴れた」など笑顔が一杯だ。日頃は物静かな人が、結果を知った直後に周囲の人と誰かれかまわず握手してまわるなど爆発的な感じだった。今まで自民党支持できた人たちが、そうとうに動いたといわれるし、「国を潰す政治を許すな」の声が圧倒的だったと話されている。
  「今度はいける」と確信はあったが、そうはいっても市長選で自民党の本気を見ているから「大丈夫か」と心配していたという人もいた。夫婦で開票速報を見ながら、「票差がついていくのを楽しもう」と話していたらしいが、投票しめ切り直後に「当確」が出て、半分拍子抜けと苦笑いしていた。しかし、全国的な反自民世論を実感して、「岩国だけでなく今から全国を変えるのだ」と意気込んでいる。
  大島でも、後期高齢者医療制度に年寄りが激怒しているし、米軍再編反対の要望を平岡に直接突きつけた人や、勝手連で応援した人などが喜んでいる。目先の山本対平岡で勝ったというものでなく、下からの力であり、「明治維新だ」との声がある。
  下関でも結果は大反響だ。「年間23万円の後期高齢者の保険料見積もりがきた」という人は、「黙っていればどれだけとられるかわからない。日本が大きな変わり目にきた。2区だけでなく、4区(下関)でも行動をしなければ」といっていた。安倍晋三氏が、2区で大きな顔をしていることに、怒ったり驚いたりする人が多い。
  2月の岩国市長選は、全県的に大関心だった。下関でも、「抑え付けられていた岩国市民が、今度は跳ね返した」と喜んでいる。後期高齢者もふくめて、岩国だけでなく郵政民営化や市町村合併、農漁村の破壊など、小泉からの構造改革に対する怒りは、どこでも共通だといわれる。
  市内の年寄りの1人は、「自民党は内閣官房直結の官僚を担ぎだして、大物を投入したのだから、勝つつもりだったのだろう」といっていた。それが、下からの動きで突き崩された。医療制度に怒っているし、今度は下関で江島市長を倒さなければ、それよりも安倍氏を倒さなければと、意気込んでいた。

 主権者としての力示す 物量作戦も跳ね返す
  選挙全体としては、自民党党本部が出てきたすごい物量作戦のなかで、それを山口県民が跳ね返してしまったということだ。主権者として人民の力を示した痛快な選挙だった。自民党国政に対する痛烈な打撃になった。
  後期高齢者医療制度もあるが、基本の怒りがもっと深い。米軍再編や上関原発、市町村合併、農漁業破壊、地域破壊、限界集落があれだけ広がるなかで、郡部でも世論の大転換が起こっている。
  限界集落の問題は、都市部でも話題になっていた。「うちの田舎の本郷は、こうなっている」「錦はこうなっている」と。ここまで田舎を潰していいのかと話になっている。田舎では実働部隊は年寄りだが、そこが反乱していった。
  年寄りが腹を立てたが、後期高齢者問題だけではない。地域全体を破壊しているし、日本の農業を潰して食料自給体制を破壊することへの怒りだ。大島では、今冬のミカンがキロ40〜50円という安値で、伐採が始まったという。すごい反発が広がっているから、農協なども統制は効かず、離反していった。
  日本の食料生産を潰してしまうという怒りは相当のものだ。毒入り餃子や狂牛病肉などが輸入される一方で、農村には人が住めないようにしている。漁協でも統制は全然きいていないといわれている。
  建設関係も市長選での反動が出ている。国交省の官僚ということで、建設業界はかなりしめつけられた。各地域ごとに業者が集められるが、実際に動く人は少なかった。中身はスカスカだったわけだ。今回ほど建設関係の票が読めない選挙は自民党ははじめてじゃないかといわれた。
  岩国市では福田市長が完全マヒ状態になった。好き勝手に米軍再編推進など、できる様相はなくなった。夏に控える知事選では対抗馬の問題はあるが、米軍再編も上関原発計画も市町村合併や漁業合併も、何でも国の言いなりで進めてきた二井知事はしびれるだろう。
  2区内では、全国から知り合いを通じて電話がかかってくるなど、ものすごい支援だったといわれていた。2区だけではなく国民の側も全国的に動いた選挙だった。
  本紙の補欠選を特集した号外5万枚を県「安保」共斗のメンバーが配布したが、「日本社会の全面的な破壊、自民党売国政治と対決」という論点は非常に共感を呼んだ。
  この選挙であらわれた世論は、相当の転換をあらわしている。政府に対してこれまで一定あった信頼関係というか、国家というものは一定国民の世話をするという信頼というか、そういうものがすっかり崩壊をはじめていることを示した。直接には小泉、安倍、福田とつづく対米従属一辺倒の規制緩和がいかなるものか、その欺瞞が崩壊している。とんでもない世の中にしようとしているという世論が沸騰をはじめている。
 この政治を変えるには「安保」斗争のような、大衆の政治行動をしなければならないという世論も相当強まっている。巨大な政治斗争が起きる情勢であるし、そういう政治勢力の結集が求められている。

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