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 <論壇> 本池市議を使って市民運動を強め市政変える    2011年2月4日付

 下関市議選において市民の会の本池妙子氏が議会に送り込まれることになったことに、本池氏に投票した人はもちろん、他の候補に投票した人の多くが、大きな期待を寄せている。本池氏は長周新聞社の勤務員でもあり、密室議会に風穴があき、市民から丸見えになること、そして市政に市民の声を届けることができるし、これまでのオール与党議会の延長はできないという期待である。
 いまや日本中、世界中が大変な事態になっているが、下関の大変な事態はその先端をいっている。何よりも仕事がないし、雇用がない。生きていけないのだ。農林業、水産業をはじめ造船、鉄工など製造業はつぶれるにまかせられている。金は市外大手に吸い取られるばかりで市内には回らない。下関市民を貧乏にすることは、市税収入をガタベリにすることであり、市役所もつぶすことを中尾市政と飼い猫議会は一生懸命にやっている。
 江島市政につづく中尾市政は、市民が貧乏になり下関がつぶれるというのに、市庁舎を200億円もかけて建て替えたり、駅前開発の不動産バブルを推進したり、250億円もかけて浄水場を建て替えたり、人工島の埋め立てを推進したりの大型利権事業に突っ走っている。そして満珠荘は民間委託にするなど、福祉を営利業者の金もうけの道具にする。市立大学、中央病院は独立法人化といって営利事業にして学問・教育や医療をつぶす。学校予算は削減して父母負担を増やす。税金取り立ては情け容赦なく、さまざまな負担金は増やすばかり。
 その中で、市議会は自民党から「日共」集団までみんな仲良くオール与党で、市民とは別世界に棲息してきた。今度の選挙は投票率10%減で、一方では安倍、林派管理の組織票選挙で、飼い猫議席維持となったが、もう一方でみると、市民からは入れる者がいないというものとなった。市民の同意を得たり市民を動かす力を失った政治的に無力な市民遊離議会となった。いまや議会が市民のために何かをしてくれると考える市民はいなくなった。議会を通じて市政は何も変わらないが、市民の世論と運動は市政を変える力となる。市民に市政の真実を知らせ、市政に市民の声を届ける、そして市民運動を強めて市政を動かす、それこそ議員の役割である。そのような議員活動を本池議員がはじめることは、市民にとってはひじょうに楽しみであり、安倍・林代理の中尾市政とオール与党議会にとってはひじょうに嫌なこととなる。
 市議選をへて、本池選挙をとりくみ投票した人も、投票はしなかったが支持し共感した多くの人たちも、本池後援会を継続し、市民の会の会員として参加し、市民の結集を広げていくことが重要な意味を持つ。本池議員が議会のなかにこもった議員ではなく、市民の結束した力に立脚した市民運動代表としての議員活動をするなら、議会内諸勢力も押しつぶすことはできないし、逆にかれらの方がつねに市民の目にさらされることになる。市民の会がまず、本池選挙勝利の市民集会への結集をはかり、その後は定期的な市政報告会や集会、討論集会、署名運動などやって、市民の政治参加を広げていくことが、本池議員の活動を力あるものにし、市政を変える力となる。

 

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