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「市外発注やめよ」の署名開始
                 下関 全市的に歓迎の取組み     2009年12月21日付

 民主主義と生活を守る下関市民の会は 市民窮乏化の緊急事態に当たり、 大型箱物事業と市外発注を止めて、 市内に仕事を回し、 市民の雇用と生活を守ることを要求する署名 を開始している。 20日には下関大丸前で街頭署名活動をおこなった。 若者や現役世代、年配者などが宣伝カーや横断幕を見て足を止め、市外発注だけはやめさせないといけない市長がかわってもやっぱり市外発注をしている。背後の安倍・林までかえてしまわないといけないと語り、署名に協力する姿がめだった。署名は市民各層のなかで広がっている。
 ある建設業者は 市長選のときの中尾市長のマニフェストを今も持っている。 公共工事の前倒しとか市内業者を優先するというから期待していたが、 中尾市長はなにをしているのか という声を同業者など、 あちこちから聞く と話す。 建設業界は裾野が広いから影響が大きく、 従業員を減らしているところもある。 僕たちも月に一度は飲みに出ていたが、 今は年に2、 3回だ。 建設業の人間は、 もうかったら飲みに行ってすぐに使ってしまう人が多いが、 今は飲み屋もまったくもうからないだろう。 だからさまざまなところに影響が出てくる と話して署名用紙を預かり、 このように形にしてもらうと本当にいい。 みんな同じように思っているが黙っていても変わらない。 だれかがしてくれないといけない と感謝の気持ちをのべた。
 別の建築関係業者も 下関の場合は山口や他市に比べても景気の落ち込みがひどいと話になっている。 家が全然建たないから建築業者も仕事がない。 若い人も職がない。 このままでは下関はつぶれる と危機感を語る。 高校一年の息子の学校でも親の収入が急激に減ったため 家計を助けるためにバイトさせてほしい と申し出る子が増えているという。 子どもにまで影響が出てきている。 なにか動かないといけない と署名用紙を預かった。
 建設関係者のなかでは、 社会教育複合施設に入った166社のうち地元業者が19社しかなかったことが論議となっており、 今までの江島の電子入札などで、 みんなたたいて仕事をしてきているから蓄えがなく、 赤字覚悟でも仕事をできる会社が少なくなっている今はスーパーと同じで 安ければいいだが、 地元に競争力がない。 仕事はほしいがとれば自殺行為になる と実情も語られ すぐに署名を集めてファックスで送ってくるなど、 大きな反響が寄せられている。  ある飲食店主は こんなに不景気なのに、 なんで 駅前にぎわいプロジェクト などをするのだろうか と疑問を語る。 高校生の子どもを持つ知人は、 主人が本業とフグ加工のバイトをして、 奥さんは朝から昼までパート、 昼から夜11時までフグの加工業、 夜11時から2時間パチンコ屋の掃除をしている。 給料が少なくなり、 共働きの家でもそんな状況。 タクシーの運転手も収入が12万〜13万円だという。 最近は天気がいいと飲みに行くのも歩きなので、 タクシーの乗り手も少ない。 5、6年前と比べたら様変わりだ。 大型箱物事業をしている場合ではない と話した。
 ある男性は、先日豊前田や唐戸に久しぶりに飲みに出て客が一人もいないことに驚いたという。 入った店も 電気代がもったいない とネオンまで消していた。 とにかく景気の落ち込みはひどい。 知り合いの奥さんもMCSで何十年も働いていたのに首になり、 しばらく仕事がなかったが介護士の資格をとってやっと働き始めた。 職に就けるのはまだいい方で、 仕事がない人は大変だ と話す。 また80年くらい続いた知り合いの大きな青果卸業者が3、 4年前に廃業したことを語り 昔は学校や保育園などに納めていたが、 だんだん納入先も減っていたようで、 倒産する前にやめた。 市内に仕事を回してほしい というのは建設業界だけの話ではない と指摘した。
 唐戸商店街でも、 市庁舎が唐戸になったからいいというものではないと署名開始が喜ばれ、 5枚、 10枚と軒並み署名用紙を預かって、 呼びかけを始めている。
 生鮮食料品店の店主は 市庁舎もつぶして建て替える部分がかなりある案を出している。 お金が相当かかる計画だ。 市長選で 建て替えない と主張して他の候補とは違ったから一票入れたのに、 全部ひっくり返した。 後ろについている安倍や林のいうことばかり聞いているのではないか。 この署名を集めて持って行くのは大賛成だ と署名用紙を預かった。 そして 全然客がいなくて、 今年の暮れはどうなるかと思っているのに市外発注などとんでもない。 議員や市長も職員のボーナスを減らすだけじゃなくて、 自分たちも3分の1にするべきだ と語った。
 別の商店主も 中尾市長に一票入れたのに、 なんかおかしい。 日曜日でも人っ子一人通らないから、 開けているのはうちくらいだ。 クリスマスが間近だが花も売れそうにない。 イズミに流れた人もいるかもしれないが、 買う金がないのが本当だろう。 市内に仕事を回して市民の収入を増やさないと店も売れない。 これはいいことだ と署名用紙を預かった。
 市民の会は17日から市内に宣伝カーを走らせて署名内容を訴えて回っており、 職場で宣伝カーを聞いて 中尾は公約を裏切ってばかりでいけない と話になったという婦人が 職場で集めよう と預かるなど、 市民世論は盛り上がっている。
 

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