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市民運動と結ぶ議員活動に確信
下関市民の会新春のつどい
            全市民団結の力に展望  2012年1月16日付
 
  民主主義と生活を守る下関市民の会は20日、午後6時30分から勤労福祉会館4階ホールで「2012年新春市民のつどい」を開催した。約200人の市民が集い、本池妙子議員が当選してからおよそ一年、大きく発展した市民運動とそれとつながった議員活動の発展を確認しあい、今年一年、さらに奮斗することを誓いあった。
 初めに市民の会顧問の古田好都氏が挨拶。「昨年は東日本大震災があり、大変な年だったが、今年はそれ以上の年になる」と、日本政府が日本経済に打撃を与えるTPPに参加しようとしていることや、下関では三井金属の子会社・MCSが来年3月で工場閉鎖をすることにふれた。「MCSには最盛期に3000人の人がいたというから、家族を含めて下関の人口のかなりの人がいなくなるというのは大変なことだ」とのべ、こうした事態に対して市も市議会も無頓着であることを指摘。「市や市議会は大きな企業やスーパーができたり閉めたりすることに対して、政治的な感覚がないとダメだ。市民の会はそれと違って、すぐに署名運動を始めている。今年も市民の会と一緒に頑張りたい」と語った。
 続いて本池妙子議員が一年間の議員活動の教訓を報告した。本池議員は、議会の常識は市民の非常識そのものだったこと、そのなかで一番大事なことはインチキな議会の権威にひるまず、“議会や市役所で市民感覚を当たり前のように貫く”ということだったとのべた。
 最後に三井金属の子会社・MCSの工場閉鎖の撤回を求める署名活動を開始していることにふれ、「大企業や市政の横暴に対して“仕方がないとあきらめていてはいけない”と立ち向かい、新しい社会を建設していくための労働者の全地域的、全市民的な団結をつくっていこう」と訴え、参加者から大きな拍手が送られた。
 第二部の初めに、毎年恒例となっている新羅会による琴の演奏がおこなわれ、中学生も含む3人の会員が演奏を披露した。その後力のこもったテーブルスピーチや、会員による詩吟、劇団はぐるま座や長周新聞社員の歌などの出し物で盛り上がった。
 テーブルスピーチの最初にマイクを握った中小企業の男性は、「昨年も地震や政変が起こったが、今年はそれに輪をかけた大災害が起こる。政府は国民のためではなく、アメリカの方ばかり向いてやっている。これを根底から変えていかないと、下関は幸せな町にならない。本池さんを中心に頑張ろう」と勢いよく発言した。
 下関原爆被害者の会の婦人は、「血税泥棒、裏切り集団のなかでの奮斗は市民としてありがたく、感謝している」と語った。「箱物や観光に力を入れ、一部の業者が潤うだけで多くの市民は苦しんでいる。市政の真実を知るには、真実を報道する長周新聞を愛読し、本池さんの『議会見て歩き』を読むこと。私も市長を選んだ一人としての責任を果たすため、本池さんを筆頭に市民の皆さんと市政を変えるため、この一年お手伝いしたい」と発言した。
 ある婦人は、議員条例の説明会に参加し、11人の議員の前で「議員と市役所の給料を下げるよう」に発言したことを話し、「本池さんがいおうとしたら、議員から“いわないでくれ”といわれた。長周新聞の本池さんの欄はよく読んで、赤線を引いて会社の事務所に置き、だれが見てもいいようにしている。市議会議員さんたちにも反省してもらいたいので、みなさんもそうしましょう」と呼びかけ、会場から拍手が起こった。
 市議選以後市民の会に参加した男性は、「議会傍聴に2回行き、本池さんが孤軍奮斗している姿に頭が下がるような思いだった。中尾市長の態度は、聞いていても、見ていてもびっくりした。任期があと一年あるが、なんとか引きずりおろさないといけないような気持ちだ。私も今年はなんとか役に立てるように頑張りたい」と語った。

MCS閉鎖巡る発言相次ぐ 下関の将来に関わる

 またMCSの工場閉鎖に関連して、今後の下関をどうしていくかという発言もあいついだ。
 20代の母親は、リーマン・ショック後の派遣切りで主人がMCSを首になるというときに市民の会と出会い、運動に参加するようになったことを語り、「当時のことが今のMCSの人たちと重なる。子どもが1歳にも満たなかったが、家も仕事もなくなり、どうなるか不安しかなかった」とのべ、こうした厳しい状況に置かれた若い世代は多くなっており、「一緒に運動する人たちが増えてくると思う。市民のために、下関をよくしていくため、若い世代も頑張りたい」と決意を語った。
 元PTAの男性も、知人がMCSに勤めていることにふれ、「市としても発表以前にわかっていたのではないか、それに対して手を打っていなかったと話になっている。総合的に市政が衰退して、産業が疲弊してきている。市民が声を上げて市政を変えていかないと大変なことになる。いろんな集会で耳にするのは“今の市長ではダメだ”ということ。変えていくのは市民の底力だ。頑張ろう日本、頑張ろう下関で、みんなの智恵で再建していけるよう、どんどん市政に圧力をかけ、一致団結して頑張りたい」と力強く語った。
 会社員の男性は、大震災と福島第一原発事故が日本の経済に追い打ちをかける厳しい状況のなかで本池議員を議会に送り込み、「30万市民の代表として、たった一人だが市民からすごい支持がある。これを一〇人力という。中尾市長や議長が質問に黙って答えずでやっていたが、通用しなくなった。ましてや選挙カーの不正請求は詐欺だ。これが明らかにされたことはかつてないことだ」とのべた。長府で小売店をしている知人が、月刊しものせきや長周新聞を熱心に読んでおり、本池さんの「見て歩き」で元気をもらっていること、議員になっても長周新聞を配達する姿に感動していることを紹介。「市民運動は大きく発展している。今年は辰年。龍は勢いがある。時が来れば一気に上り龍となる。ともに頑張ろう」と締めくくった。
 最後に劇団はぐるま座が登壇。『原爆展物語』公演の準備をするなかで、MCS工場閉鎖の号外や市民の会の署名が大阪や宮崎で大きな反響を呼んでいることを報告。大阪の生コンの労働者が、一つの会社のことでなく、全市民の問題として市民が一緒に動いていることに感動し、「自分たちもこういう運動をやっていきたい。全国がつながって三井や三菱とたたかっていきたい」と署名をとりくみ、宮崎でも保育園の保母がとりくんでいることを紹介。「下関の運動が全国の人たちを結びつけて、今年大きなものになっていく。はぐるま座も一緒にやっていきたい」と語り、本池選挙のテーマソングとなった「三池の主婦の子守歌」と「地底の歌」「希望の歌」の三曲を歌った。
 会場全体が一体となって盛り上がるなか、全員で元気よく「はたらく仲間」を合唱し、「団結がんばろう」を三唱して散会した。

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