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下関市庁舎移転・小中学校統廃合
盛り上がる白紙撤回署名
               唐戸まつりでも下関駅前でも    2008年0月13日付

 下関市では、満珠荘の存続を求める署名運動を突破口に、市庁舎建て替え計画の白紙撤回を求める署名運動、小・中学校統廃合計画の白紙撤回を求める署名運動が本格始動。来年3月の市長選に向け、市民の世論と運動は盛り上がりを見せている。
 11日に開催された唐戸まつりでは、唐戸銀天街と赤間通り商店街の3カ所に、唐戸の商店主の手で書かれた「下関が危ない 庁舎移転反対 署名運動実施中」という大看板とともに、市庁舎建て替え計画の白紙撤回を求める署名用紙が置かれ、祭りを訪れた市民に署名への協力を呼びかけた。唐戸の商店主が総決起大      列をなして署名していく市民。(12日JR下関駅前)                                   会(29日開催)のチラシを配布しながら訴え、署名用紙の前には入れ替わり立ち替わり途切れることなく署名する市民が並んだ。また赤間通り商店街には「原爆と戦争展」パネルも展示され、反響を呼んだ。
 唐戸周辺の市民は「年寄りはあんなに遠くまで行けないではないか」「絶対に許せない」とペンをとり、山の田、綾羅木、川中方面の市民も「昔から下関の中心は唐戸だ」と賛同。一の宮や吉見、川棚から訪れた人人も「200億円の市庁舎など、そんなむだなことはしなくていい」と口口にいいながら署名に応じた。
 唐戸の商店主の一人は「江島をとにかく落とさないといけない。いらない箱物ばかりつくって、なんの役にも立たない。大借金して子どもや孫にツケを回すようなことをしてはいけな    唐戸まつりで行われた市庁舎移転反対署名(11日)                                 い」と勢いよく語り、さっそく署名。
 岬之町から来た年配の男性は「私の見てきたかぎり、唐戸は戦前から下関の中心だ。市役所をわざわざ田舎に持っていく必要はない。江島市長は来年の3月で首にするべきだ」と話し、署名に応じていた。
 山の田から来た男性は「唐戸から市役所がなくなれば、シャッター通りがますますひどいことになる。子どもの頃から唐戸で育ってきたが、唐戸があって下関があるようなものだ」と話した。また彦島から来た70代の婦人も「友だちと“署名でも集めたいね”と話したばかりだったので本当にうれしい。彦島の人はみんな反対していますよ。もっと広げてください」といった。
 1日で約600人の署名が寄せられ、唐戸商店街ではひき続き通りに署名用紙を置いて、買い物客に訴えている。
 12日午後1時からは、下関市民の会を中心に市民有志が参加、下関駅前で街頭署名活動をおこなった。市庁舎建て替え計画の白紙撤回、下関市の小・中学校統廃合計画の白紙撤回、満珠荘の存続を求める署名を同時に訴え。「市長選に向け市民運動活性化 江島市長打倒の世論が沸騰」と題した長周新聞号外を配布しながら宣伝カーで市民に呼びかけた。
 親子連れや年配者、中・高校生など各層の市民が次次に署名に応じ、周辺は活気にあふれた。署名台が空くのを待つ市民で列ができるほどで、予定した時間を延長。約2時間で市庁舎建て替え計画白紙撤回を求める署名約280人、学校統廃合の白紙撤回を求める署名約290人、満珠荘存続を求める署名62人分が寄せられた。
 開始と同時に、子どもを連れた母親が「学校統廃合の署名ですか? それは絶対にしないといけない」と署名用紙に近づいて署名、「学校統廃合には絶対に反対だ」と話した。
 60代の男性は「市庁舎を建て替える計画は決まったわけではないのに、いかにも決まったように発表されている。議会はなにをしているのか! わしは安岡だが、安岡には門出と福田がいる。議員にもいうことを聞かせないといけない」といって3種類の署名に応じた。
 「私らは2人で年金で食べていけないのに、200億円の市庁舎をつくるなんて、絶対に許されない」「学校をつぶして市庁舎を建て替えるなどおかしい」などと口口に語られた。号外の「江島市長打倒」の見出しに共感を寄せた60代の婦人が「近所の人たちにもぜひ配りたい」といって号外を持ち帰ったり、中学生のグループが統廃合反対の署名用紙を預かるなど、全市に広がるすう勢だ。

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