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下関変える市民の力結集
本池妙子後援会
               私心なく熱気ある決起大会    2010年10月4日付

 本池妙子後援会は1日の午後6時半から、下関市の勤労福祉会館4階ホールで決起大会を開いた。約200人の市民が結集し、1カ月の後援会活動で寄せられた市民の反響を交流。市議選まで残り4カ月、下関を変える市民の世論と運動を力強いものにし、本池妙子氏を圧倒的市民の代表として市議会に送り出すことを誓いあう熱気に満ちた大会となった。
 初めに大松妙子後援会長の挨拶を下関原爆被害者の会の石川氏が代読。戦争のない平和な日本のために体験を語り継ぐ運動を進めるうえで、事務局スタッフの本池氏に支えられて来たことにふれ、「穏やかで控えめ、配慮の深い温かい人柄。このような人を市議に送り出すことは市民にとって大変うれしいことだ」とのべた。「初心を忘れ、配慮に欠け、利権におごり、市民の税金を我が物と思っている」古参議員のなかで、「多くの市民の強い支援があることに自信を持ち、強い信念で誇れる下関に変えてほしい」と語った。
 続いて後援会顧問の古田好都氏が挨拶。江島市政を打倒する市民の世論と運動のなかで登場した中尾市長は市役所建て替えをしない、あるかぽーとを芝生公園に、満珠荘の早期再開、学校統合の凍結、緊急雇用対策などの公約を掲げて当選したが、「江島市長よりもむしろ反動的に箱物利権政治を進めている。金のないときに箱物に金を使うのではなく、下関を活性化させるために使うのが本当だ」と語った。
 三方を海で囲まれ、水産資源に恵まれた下関には水産大学もあり、産業を振興するなら、発展する可能性があることにふれ、「下関で若者が働いて生活できる市政を実現していこう」と語った。また「市民のためにたたかうのが市民の会。本池さんしかいないから他の候補の五倍くらい得票があってもいいが、私の経験上予想以上にあったことはない」とのべ、一人一人の市民に確実に広げることを訴えた。

 市民運動の力示す選挙

 次に後援会事務局長の堅山キヌ子氏が事務局報告に立ち、市民の会で本池氏を押すことを決め、しおり完成から約一カ月間とりくみを進めてきたことを報告。「市民のなかに入ると、多くの市民が“このままでは下関はつぶれてしまう”と強い危惧を持っていた。若者に仕事があり、みんなが安心して暮らしていける下関に立て直すことをだれもが願っている」とのべた。
 江島・中尾と続く下関市政が、大型の箱物利権の外部発注で市民の税金をよそに回し、不動産バブルで突っ走った結果、今次次に倒産し、連鎖倒産が危惧されていること、大型店誘致政策で下関の略奪政治がやられるなかで、「市議会は市民のために働く者は見当たらず、議員は自分の損得しか関心がなく、市民に威張って執行部の応援団となっている。このような現有の議員勢力をあと四年温存していたら、下関は間違いなくつぶれてしまう」とのべた。今回の選挙がこの下関の政治を変えるための市民のパワーを炸裂させる選挙であり、「いかなる権力者が威張っても一番力を持っているのは働く市民だ」と力強くのべ、「本池さんの選挙は下関市政の主人公である働く市民の選挙でもある。日頃は裏方でめだたない働く人、とくに家庭や職場でも担い手となっている婦人が下関を変える力を形にし、表に出していくことが最大に大事だ」と訴えた。
 また、この選挙はゴミ袋値下げ10万人署名から満珠荘の10万人署名にいたる市政を動かしてきた市民運動の力を示す選挙であることを強調。「本池さんが負けることは市民運動が負けることであり、絶対に負けるわけにはいかない。できるだけ上位で当選させ、強力な市民の力が支えていることを示すことが議員活動への圧力を跳ね返していく力になる」と訴えた。「市民の共感は非常に大きなものがあるが、同時に選挙であり、一軒一軒訪れて固く組織していかなければ勝負にならない。5人、10人と集めてくれる人をどんどん増やし、後援会員1万人を目標に頑張ろう」と呼びかけた。
 ここで本池妙子氏が決意表明した。本池氏は自身が一般の議員イメージとまったく違い、裏方ばかりやってきたことにふれ、この間市議選に出ることを知人に伝えると初め驚かれて喜ばれる経験を語った。
 ゴミ袋値下げ10万人署名に始まる新しい市民運動の裏方を担当するなかで、議会は執行部の応援団になっており、議会だけに頼ってはなにもできないことを学んだとのべ、「議会や市政を動かす力は市民の運動だけだと確信した。市政を変えるためには市民の世論と運動を強めることがなによりも大事であり、市民運動と結びついた議員が必要。市民の本当の声を市政に届け、市民に真実を伝えることが最大の役目」「特権的な議会のなかにひき込まれるのではなく一貫して市民を代表する立場を貫くこと。地位やお金や名誉などに走ることを軽蔑し、勤労市民こそ最も尊いという姿勢を貫きたい」とのべた。
 江島・中尾市政の「金融立国」「市場原理」市政で衰退してきた下関をこのままつぶしてはならず、基幹産業である水産業、それにつらなる造船・鉄工などの製造業、農林業などの産業を振興し、雇用を確保することが下関を立て直す最大の課題であり、「市議選のとりくみで最も大事なことは下関を変える市民のエネルギーを強いものにすることだ。私はそのきっかけをつくる役目として頑張りたい」とのべた。

 婦人先頭に次次と発言

 会場からはこれまでの署名運動を担ってきた婦人たちを中心に、この間の運動が多くの市民を代表する運動として市政を動かしていることへの確信とともに、後援会を呼びかけるなかで保育料や水道料金のこと、生活のことなど市政への意見がさまざまに語られ、市民の代表が送り出されることへの期待が高まっていることが出し合われた。
 最初に発言した満珠荘の会の婦人は、「市民の会、本池さんの力をいただき、10万人という署名をやることができた。本池さんが出ることを知り、すごく喜んでいる。本当の市民の意見をどんどん議会に届けてほしい」と期待を語った。
 同会の男性は、4年目を迎える満珠荘署名が多くの市民の力で10万人に近づき、市政に圧力を加えていることへの確信を語り、「江島市長は“何万人持って来ても変えるつもりはない”といったが、下関の有権者のうち動ける人の約半数を勝ちとったことに確信を持って運動を続けていく。市民のためというのはいささかも変わらない。ますます強力な運動にしたい」と力を込めて語った。
 被爆者の会の婦人は、子どもの頃水産業で栄えた下関が様変わりとなっていることへの危惧を語り、「本池さんは裏方で支えてきたが、これからは表方になって、なにもいわずに頑張っている女性たちがいることを伝えてほしい」とのべた。
 20代の母親は、2年前に本池氏と出会い満珠荘や、市政の動きを初めて知って署名運動に参加し始めたことを語り、「芯が強い本池さんの人柄なら、市民のためにやってくれる。今の議員は市民のために行動する人は一人もいない。本池さんみたいにコツコツ署名をやってきた人が議会に出ると全然変わってくる。下関を変えるために頑張りたい」と決意を込めて発言した。
 長周新聞社からは、全社員一丸となってやるなかで、1カ月でしおりを預かる人が4年前の最終到達数となっていることを報告。「しおりや号外でこれまで表に出なかった裏方のパワーが出てきている」とのべた。中小企業や市場、商店など、どこでも最大課題は雇用の問題で、「黙っていてはいけない」「選挙の日まで待てないから市役所にデモをかけたい」などと語られていること、大型店への怒りも強く、地元密着型の流通システムをつくることを呼びかけると、さっそく行動を開始している商店のことが紹介され、「この力で市民運動を強いものにし、上位当選をさせるよう奮斗したい」と語った。
 後援会入会者へのお礼の電話の反響も紹介された。担当している婦人は、電話が儀礼的ではなく、電話の声が非常に弾んでおり、意気込みが伝わってくるとのべた。市政について論議となり、家族が入会したり、「店に置いてお客さんに呼びかけている」「現職は高い報酬のためにいるようなものだ。本池さんのような新人をどんどん出さないといけない」など反響が寄せられ、「電話する側も受けた側も意気投合して士気が高まっている。市民の切実な思いを束ね頑張ろう」と語った。
 参加者は互いに意見を聞くなかで、さらに奮斗する決意を固めあい、最後に若い労働者の音頭で「がんばろう」を三唱し、意気高く散会した。

                  本池妙子氏の決意

 私はこういう場に立つこと自体初めてで、大変緊張している。今日はみなさんに私の決意をお伝えし、下関を変えようという市民の世論と運動を強める出発点にしたい。
 私は一般でいわれる「議員イメージ」ではなく、裏方ばかりやってきた。知り合いに、「市議選に出る」というとまずびっくりされ、それから喜んでくださる状況だ。「議員はみな腐っている。婦人が出ることがいい」といわれる。その声に励まされ、頑張る決意を固めている。
 私はゴミ袋値下げの10万人署名運動から、給食食器の改善運動、現在の老人休養ホーム・満珠荘の再開を求める10万人署名運動に至る新しい市民運動の、おもに実務に関わる裏方を担当してきた。この間学んだことは、議会は市民を代表するのでなく執行部の応援団で、市民をだましたり抑えつけたりしており、議会だけに頼ってはなにもできないということだ。議会や市政を動かす力は市民の運動だけだと確信した。ゴミ袋値下げも給食食器の改善も、あるかぽーと開発も、あの江島市長を引きずりおろしたのも市民の力だ。
 市政を変えるためには、市民の世論と運動を強めることがなによりも大事であり、市民運動と結びついた議員が必要だと思う。市民の本当の声を市政に届け、市民に真実を伝えることが最大の役目だと思う。
 私は市政の仕組みなどの知識は大変乏しい。しかし大事なことは、特権的な議会のなかにひき込まれるのではなく、一貫して市民を代表する立場を貫くことだと思う。地位やお金や名誉などに走ることを軽蔑し、勤労市民こそ最も尊いという姿勢を貫きたい。
 執行部が提出するすべてのことに対応するのではなく、市民のなかでなにが必要とされているかを調べ実現していくし、それを妨害することとは断固たたかう姿勢でいこうと思う。わからないことは保留し、必要な行政の知識については関係する方方に学んでいこうと思う。市職員も「聞きに来たら教える」と励ましてくれている。
 私が選挙に出ることは日頃は裏方で目立たないが、実際に下関を支え、職場を支えている多くの働く人たち、とくに職場でも家庭でもおもな担い手となっている婦人たちが表に出て政治に参加し、意志表示をする、そのような流れをつくるきっかけとなる大きな役割があると思っている。
 下関の市民のなかに入ると、「このままだと下関はつぶれてしまう。大変なことになってしまう」と語られる。商店では朝から一人もお客がない、人通りがまったくないと語られている。大型店が増えたうえに市民の購買力がないからだ。職安では年間2万人が新規の失業者になっている。家庭を抱えた人に職がなく、卒業する高校生にも市内に職がない。大企業は大量の首切りをし、中小企業は倒産が続発するといわれている。今の下関では雇用問題が最大の問題だと思う。それと産業の立て直しだ。
 下関は水産業が基幹産業となり造船・鉄工などの製造業が発展し、周辺に広がる農林業などの産業で得た現金収入が流通や商業などのサービス業に回っていた。しかし市政は産業は時代遅れでつぶれるのは当然という態度できた。下関の現状が教えることは、産業がつぶれたら経済全体がつぶれるということだ。産業を振興することが経済を立て直す基本だと思う。
 江島、中尾市政は、「金融立国」とか「市場原理」が時代の流れのようにみなし、大型ハコモノの利権事業、マンション建設や副都心開発といって銀行主導の不動産バブルを推進し、大型店の乱立を推奨してきた。お金は下の方にはおりてこず、一部の者が得するだけで街は衰退してきた。
 現在、農業でも製造業でも高齢化している。農業の後継者がない。農業がなくなることは日本がつぶれるということだ。農村部では人手がなくて困っており、都市部では職のない人が困っている。就農する若い人に行政が給与の保障をして技術継承をさせたり、行政が雇って山林の手入れなどをするべきだと思う。それは食料安保であり、国土保全であるし、雇用対策であり、立派な公益だ。昔は失業対策をやっていた。
 下関の水産業や造船・鉄工なども高い技術を持っているが、高齢化し若い者への技術継承がなければ途絶えるといわれる。そこも若者に給与の保障をし技術継承をしなければ、下関の産業が根絶やしになり、下関の立て直しを困難にする。
 また大型店は生産者を買いたたき、もうからなければ勝手に撤退するので高齢者などが買い物難民になっている。農漁村部でも深刻だ。
 農漁業の生産者は都市部の消費者に直接販売できたらものすごく有利になる。消費者は地元でとれた新鮮で安心な物がいい。生産者と消費者が商店を介在して結びつき、地元密着の信用にもとづく流通システムをつくるなら、もうけるだけで社会的責任のない大型店の略奪的な流通に勝つことができる。あきらめるのではなく、働く者の力でそれを突き破るエネルギーを発揮すればできると思う。それが農漁業という最も重要な食料生産を保障することだ。それに行政が役割を果たすように議会が機能しなければならないと思う。
 考え方のうえでも、自分のため、もうけのためでは社会は成り立たないし、市民みんなのため、公益性・公共性を第一にしなければならないと思う。税金をとっている市役所が市民のためではなく、効率化優先、もうかるかもうからないかを基準にしたのでは地方公共団体といえない。老人休養ホーム・満珠荘の早期再開を願う署名は10万人に達しようとしているにもかかわらず補助金を出すことは「赤字」だとして廃止へと進み、高齢者の思いを踏みにじっている。これは高齢者福祉を切り捨てるだけではなく、あらゆる社会福祉を切り捨てる象徴になっている。
 生産活動の大事さ、生産労働の大切さ、そして社会のため、みんなのためという働く人たちの精神が尊重されることが、下関の教育を立て直すと語られている。
 市民の代表であるはずの市議会は、オール与党となっている。先日も水道料金の値上げが決定したが、初めの値上げ案を数%下げたことを理由にあっという間に成立させてしまった。主婦は「今は値下げならともかく、何%であろうと値上げは絶対にありえない」「それほどカネがないのなら駅前の事業や市役所建て替えはやめたらいいのに」と怒っている。150億円かける駅前開発や200億円かける市役所建て替えは絶対にやめるべきであり、その予算を雇用確保や産業振興にこそ回すべきだと思う。
 市議選のとりくみのなかで最も大事なことは、下関を変える市民のエネルギーを強いものにすることだ。私はそのきっかけをつくる役目として頑張りたい。この選挙は私のための選挙ではなく、市民の根本的利益がかかった選挙であり、絶対に負けられない。掲げているそのほかの公約も実現するために頑張りたい。

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