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    <狙撃兵>   教育潰しの学校統廃合             2008年9月24日付

 下関市江島市長は、小・中学校を3分の1へらす統廃合計画をすすめている。下関市は教育予算を削ることでは全国先端である。学校にはトイレットペーパーを買う予算も、割れたガラスや、壊れたトイレや廊下、壁などを修理する予算もまともに出さない。教師の出張は、自腹である。下関の最高学府である市立大学は、市からの補助金はなく、すべての運営費は学生が納めるカネだけでまかない、全国から視察が来るほどの名物大学になっている。
 小・中学校の統廃合は、「費用対効果」「コンパスで円を描いた距離が基準」というような算術的基準しか説明できない。算数しか脳のない連中が、知育だけでも何教科もあり徳育や体育もある教育に手を出そうというのだ。どだい教育のことなどなにも考えていないのだ。江島市長の頭の中は、市街地の一等地である小・中学校用地を売り飛ばして、箱物利権に突っ走ろうというのであろう。
 近年文科省の教育政策はろくでもないものであった。「個性重視」とか「子どもの人権」などといって、教師には指導してはいけないなどと強制し、子どもを好き勝手にさせ、極端な自己中心人間をつくってきた。「ゆとり教育」などといって低学力になるのは分かり切ったことをやらせた。高等教育は高い学費にして貧乏人がいけないようにし、大学は低学力が問題になるようになった。
 ここにはバカを育てる意図が明確に貫いている。これは教育に限らず、日本社会全体をつぶしている力と同じである。
 国と地方の借金は1200兆円といっているが、この間アメリカに500兆円も日本の資金が巻き上げられ、国家財政も国民経済もつぶされてきた。農漁業はつぶされ食料自給が出来ない飢餓民族になろうとしている。政治もメディアも学者も国産の色は消えてメイド・イン・アメリカ状態。この日本をつぶす力が、日本の将来を担う子どもたちの教育をつぶしているのだ。アメリカの指示で売国奴どもがやっているのだ。
 下関の小・中学校の3分の1をつぶすという統廃合計画も、教育をぶっつぶし、日本社会全体をぶっつぶす問題と結びついたものである。関係父母だけでなく、全地域住民、教師など、みんなの声を上げ運動にしなければならない。
                                      那須三八郎

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