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   <狙撃兵> 中尾選挙を自分から潰すな   2009年2月13日付

 「江島市長はやめろ」の声が圧倒するなかでの下関市長選は依然低調で、市民のイライラは募っている。肝心の江島市長が出るとも出ないともいわずに逃げまどい、対する対抗馬も江島市長と似たような政策しか言わず、争点を鮮明にしないからだ。市民に支持のない江島市長が再選される条件は、圧倒する江島批判のなかでしらけ選挙にして棄権させること、投じられる江島批判票は3分割して死に票にすること、そうすれば低得票でも再選可能というものだ。1番のねらい目は、対抗する位置にある中尾選挙をつぶすことである。
 これは陣営の内部から自滅させるという手法であり、中尾陣営自身が改めれば何のことはない手口である。中尾陣営の問題は、市民の要求を代表して江島市政と対決する姿勢がまことに乏しいところにあらわれている。満珠荘問題については「元元の低料金の満珠荘を再開させる」と言い直している。しかし学校統廃合については「白紙撤回は無責任だ」と言い張っている。だから市民はイライラしているのだ。
 中尾選対のなかで、自民党林派が動き、公明党・創価学会も中尾で動く、したがって楽勝だというバカげたことを語る状況がある。そっちの方に気に入られるように政策も江島市長と似たものにせよという力が働いている。これはもてあそばれているということであり、自爆コース以外ではない。
 林派が安倍派と対決するとか、公明党・創価学会が中尾で動くなどと信じるのは、下関ではアホとしか言われない。市民はみなそれがよく見えているのだが、見えないのは大変な悲劇である。気づいたときにはみな逃げていて中尾氏に放り投げをさせる意図的な仕かけとなっている。それで、本人は自己責任かもしれないが、市民には大迷惑になる。
 「江島市長をやめさせろ」というのは下関市民の8割方に及ぶ。だから江島市長は顔色が悪い。市民大衆こそあらゆる力の源泉だというのは、安倍代議士が町内集会を回っていることでも証明されている。中尾氏が性根を据えて、市民大衆に依拠して江島市政と対決する姿勢を鮮明にするなら、市民は活性化し、江島市政は吹き飛ぶ。
                                        那須三八郎

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