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   <狙撃兵>  中尾氏使って下関を変える     2009年1月23日付

 下関市長選は現職江島市長がいまだ出馬表明ができず、安倍派の友田、香川氏、対する中尾氏が出馬表明、「日共」集団も説明会に出るという混戦状態となっている。今度の選挙の最大の焦点は中尾陣営の動きである。安倍派外から出て、市民の期待が集まっているからである。この中尾選挙がつぶれるならば、江島体制続行の芽が出る関係にある。
 中尾氏について、市民は出馬表明を歓迎したが、その後下関をどうするのかの政策と後援会用紙もなかなか回ってこず、市民が動こうにも動けないことへの不安も広がっている。選挙事務所にいる連中の中には、市民を追い散らすような怪しげな者が多いという不信も広がっている。彼らまかせでは選挙に勝つ見込みなどないのだ。支配勢力の側からは、中尾選挙をつぶすこと、とりわけ市民運動と切り離すことが最大の眼目であることは明らかである。
 重要なことは、この選挙は、聞く耳のない独裁支配の安倍代理・江島体制を打ち倒して、市民の生活を守り、下関を活性化させる政治に転換させる、市民自身のたたかいだということである。候補者個人の争いで市民はその応援団などでは断じてないのだ。市民としては、5人の候補のなかで、中尾氏を使って江島体制を覆し、市政転換をさせるほかはない。選挙事務所が怪しげだからといって、江島体制を続行させるわけにはいかないのである。
 権力、金力による謀略じみた選挙に勝って、当選後は公約を実現させていく力は、市民の世論と運動以外にない。選挙事務所がいかに怪しげであろうと、江島市政の14年の政治との対決点を鮮明にして、候補者に市民が要求する政策を約束させ、市民が主人公になって勝手に運動をやることである。市民が候補者を教育し、ある意味縛り付けつつ、市内各地で市民各層が自主的に運動を起こすことが必要なのだ。そのような市民の力をつくらなければ、安倍・江島体制を突き破ることなどできないし、下関を変える力にはならない。下関市民の政治意識とその力の見せ所である。
                                         那須三八郎

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