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    <狙撃兵>   失敗つづきの江島市長暴走     2006年12月4日付

 安倍総理の代理である下関江島市政を打倒して市民の生活を守ろうという声は市内中に充満するものとなっている。ゴミ袋の値下げ運動で10万人の署名を集めて、「絶対に値下げしない」と言明していた江島市長をして値下げさせる力を発揮してのち、犬猫より粗末な給食食器を変える力となり、昨年の市長選では3人の候補者を呼んで公開討論会を開かせ、選挙では事実上の江島市長不信任の結果をもたらす力になった。
 江島市長は、地元の自治会や商店会をはじめ市民の反対が強まっているなかで、「早く売却しないから騒ぎが収まらない」などという調子で、あるかぽーとへの大型商業施設誘致のための土地売却議案を12月議会に提案した。価格は五年まえの5分の1という市民の財産のたたき売りであり、またも安倍氏、江島氏の身内企業がらみである。
 このようなやり方は江島市長が市民の声などものの数ではないという強い権力者であることを示しているわけではない。その逆であって、昨年の市長選のあと、究極の官製談合といわれるPFI方式の100億円をこえる新博物館建設は市民の反対で取りやめる羽目になり、その挽回戦として計画した150億円もの文化会館建て替えで、安倍総理誕生でなにをやってもとがめられないという調子でやった安倍氏実兄企業の三菱商事グループ落札も市民の猛烈な反発で取り下げる羽目となった。いまやなにをやっても失敗し、市民から見たらもちろん、背後勢力から見ても使い物にならない。それどころか下手をすると安倍総理に深手を負わせる厄介者状態である。あるかぽーと強行は、せっぱ詰まった失敗続き状態でのパフォーマンスである。安倍氏はこれを「やめろ」といっていないことだけは確実である。それとも「市民ごときになめられてたまるか」という調子で制裁政治にこだわっているのか、わからない。
 議案を扱う市議会は、どういう態度をとるか。あいかわらず逆らえぬ飼い犬議員の姿をさらして、落ち目の江島市長と心中するか、ひじょうに注目されている。いずれにせよ、市民の世論と運動がことの成り行きを決定する最大の力である。いかなる権力者も大衆が支持しなければただの裸の王様である。
                                        那須三八郎

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