変形性膝関節症
体重をかけると膝が痛んだり、腫れてきたりする病気で、どの関節にも起こりうる病気ですが、圧倒的に多いのは膝です。
X線検査によると、関節が変形し、関節の端に骨棘ができているのでわかります。


T 原因・症状
 多くは肥満した人、肉体労働をした人などの更年期以降に起こります。
 立ったり座ったり、階段の上り下りの際に膝に痛みを感じ、関節が腫れてきます。
 リウマチという診断を受けやすいが、リウマチは手指の病変から始まることが多いので、ある程度区別はつきます。特徴としては、動作を始めるとき具合が悪いのですが、ある程度動いてしまえば苦痛が減り、入浴すると調子が良くなります。


U 治療
 変形性膝関節症の初期症状としては、膝関節が冷える、むくむ、水が溜まる、腫れる、痛むといったことが挙げられますが、治療のポイントは、膝の痛み、腫れ、むくみ等を取り除くことです。







効果のあるツボ
・足三里(あしさんり)
座って膝を立てて足先の力を抜く。すねの下方から人差し指でむこうずねをそっとなで上げると骨にひっかかって指が止まる。そこから2〜3センチ外側。
・三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの出っ張りのふもとから指3本分上がったところ。
・湧泉(ゆうせん)
足の親指根元のふくらみのすぐ後ろ、土踏まずのところ。
・腎兪(じんゆ)
おへその高さで、背中の正中線から指2本分外側。
・志室(ししつ)
背中の正中線から2〜3センチ外側。へそと同じ高さにある。
・大腸兪(だいちょうゆ)
腰骨の上端を結ぶ線の上にある。背中の正中線から指2本分外側。
・居りょう(きょりょう)
前腸骨後縁の中央。
・委陽(いよう)
外側の腱の内側。 
・委中(いちゅう)
ひざ頭の後ろの横じわの真ん中。
・承山(しょうざん)
ふくらはぎがアキレス腱に変わるところ。
・梁丘(りょうきゅう)
膝の皿の上端から指幅3本分上、太ももの骨の外側。筋肉と筋肉の間の溝部分にある。
・血海(けっかい)
膝のお皿の上方内側の角から、指3本分上のくぼみの中で、押して気持ち良いところ。くぼみの上端にある。


V 運動療法
【参考文献】 「疾患別治療大百科シリーズ2 膝関節痛」 (勝見泰和 他 著 医道の日本社)
お医者さんがすすめる ツボ快癒術」 (代田文彦 著 講談社)
「レディース鍼灸」 (矢野忠 著 医歯薬出版)
「体のツボの大地図帳」 (クロワッサン マガジンハウス)
「ツボ暗記カード」 (アルテミシア)