あん摩・マッサージ・指圧療法


 あん摩、マッサージ、指圧は、さまざまな手技を用いて、身体の軟部組織をほぐし、安全かつ効果的な治療で、健康的で充実した状態を保持します。

あん摩
 あん摩は、はり、灸とともに、東洋医学の一分野として発達してきた治療法です。
 あん摩は、インドで発祥し、中国から日本に伝わってきたのは、701年頃です。
 あん摩とは、なでたり、押すことにより、体の機能を抑制し、調整することにより「疾病の治療および予防」あるいは「保健の目的」で、徒手により、衣服の上から遠心性に治療します。
マッサージ
 マッサージは、起源はあきらかではないが、「あん摩」と同じく、なでたり、さすることにより「疾病治療や予防」あるいは「保健の目的」で、徒手で、皮膚に直接触れ、求心性に治療します。
 ギリシャ、ローマ、アラビアなどで盛んに行われ、フランス、ドイツから1885年に日本に伝わり、最近は、リハビリテーションへと変わってきました。
指圧
 指圧は、あん摩、導引、柔道の活法などの原理や手法を総合して発達した独特の経験治療であるが、科学的な理論や手技が加わり、改良されて今日に至っている。
 指圧とは、徒手で体表の一定部位を押圧し、その圧刺激により生体の変調を矯正し、健康の維持増進を図り、または特定の疾病治療に寄与する治療であります。


 あん摩・マッサージ・指圧の効果
   効き目は、お灸とほぼ同じですが、作用がおだやかで、日常の健康管理に向いています。しかし、頭痛、肩こり、歯痛、腰痛などの日常ちょっとした痛みや病気の予防、疲労の回復には、充分な力を発揮してくれます。
   治療は、国家資格をもっている治療院で受けましょう。



【参考文献】 『やさしい中国医学の百科』(ペネラピ・オディ著:産調出版)
『あん摩、マッサージ、指圧の理論と実技』(東京都立文京盲学校 理療科研究科編著)
『お医者さんがすすめるツボ快癒術』(代田文彦著 講談社)