【 将 来のさっぽろ路 面 電 車 】
ここでは、新車両、新路線など、情報提供して頂きながら、この札幌の路面電車を
考えたいと思います。
延伸計画について

2012年1月27日、札幌路面電車の延伸計画の進展
札幌の方針として、延伸化の一部として西4丁目、すすきの
間のループ化で、路線延長する際に、いままでの道路中央電
停方式から、歩道寄りの車道1車線を使用し走行する(サイド
リザベーション)方式を取り、乗降客の安全性を計るようです。
この方式は、日本で熊本市のみで、当然、この方式を利用し、
最短距離、起終点停留所の変更、この方式による新停留所位
置を考えてみたところ、右のイメージ地図となりました。
起終点停留場は、両方向の停留所が必要となり、安全面、
利便性を考えると、西4丁目もすすきのも駅前通りに新設され,
西4丁目からすすきの方向は東側(青)、反対側は西側(赤)と
なります。ただ、距離的には中間駅は必要ないと思われますが、
利便性等を集客を図るため、途中、狸小路がちょうど、中間にあ
るため、狸小路前を新設してはどうでしょうか。
(西4丁目-すすきの間は、約400m)
この計画は、2014年度を開業予定とし、札幌市は沿線商業
関係者、公共交通関係などと協議をしており、本年度内に目途
を立てたいとのことです。
今までの経緯
@ 西4丁目、すすきのから札幌駅南口(下記の図)中心街地区
・ここは、地下通路も整備され、西4丁目から札幌駅間の工事の際、単線だけとも
思いましたが、札幌からすすきの間をハイブリット車に走行させ、目玉商品と建設
コスト低減させて、様子を見て、北大、市立病院へ足を延ばす。(中央市場や競馬
場も視野に)
A 苗穂駅(千歳方面1つ手前)サッポロビール、ファクトリなどの東方面
・ファクトリ(商業設備)、札幌ビール園(観光施設)厚生病院、ファイターズ施設、通
勤と東地区に力を入れられるほか、ところどころに市が使用できる場所があると思
いますが、そこを生かせば、コストも下がるはず…
B 桑園駅(小樽方面1つ手前)札幌市立病院、札幌競馬場、足を延ばせば中央市場が
ある西北方面
・見出しにあるような設備へのアクセスと通勤、通学(学校が多い)と@とループ化へ。
・現在、@からBの案で進行中で、C案は難しいようです。
また、施設、車両の老朽化、利用低迷の巻き返しをどう乗り切るか、難しい問題もあります。
富山のように北口以降は新システムで運行するとか、今では。南北をつなぐ構想あります。
@の札幌駅までのコース案 路面電車の延伸案


最近の新型車両
札幌市も今では192万都市となり、郊外にどんどん人口が増え、
住宅や商業施設が街中より郊外へと延びています。路面電車も
昭和46年の地下鉄開業までは東西南北に走っていました。
その後、各路線を廃止して現在の中央区1系統約8.5Kmまで
に縮小され、地下鉄の延長とそれに伴うバスの路線変更が主でした。

しかし、自動車による交通渋滞や環境問題、身障者・高齢者に
対してのバリアフリー化、中心市街地の活性化や観光地への路線
延長など、様々な問題に対してLRTの導入が考えられています。
現在の路面電車や施設を改善利用したり路線の復活や新設など
にしても、他の交通機関を使用するよりコストの低減、利便性などの
バランスはメリットが大きいものです。

右上画像は、昔、路面電車が全盛期、運行されていた連接車で、
右中画像は、何年か前に復活を願い、札幌市に2車体連接車の
LRT車両をイメージして作成したものです。
右下は、2008年に最先端のスイモが、現実に札幌を試験走行であり
ますが、試験走行されました。
しかし、2008年4月、札幌市も路線延長を視野に入れたLRT試運転
も終わり、架線なしで走行可能にできることを実証しましたが、札幌から
一度、姿を消しました。予算、運営費、路線の除雪、車両保管場所、路線
編成と、さまざまな問題があったと思います。

平成19年の11月、12月、札幌市に試験車両として
搬入されたJR総研のハイトラム、 2008年3月末試験終了
蓄電池の種類は違うものの、充電後、架線なしで10kmほどの走行が可能であるとのこと
ですが、5分間ほどの充電時間が必要で、現実的に路線延長時に架線なしで考えてみると。
@ 延長経路によっては始発終点や途中停留所に変電設備が時と場合によって必要
A 停留所の充電時間を考えると、停留場間隔の時間、ダイヤの問題がある
B 運行距離制限や在籍車両との問題が出てくる
C 通常の点検の他にバッテリー交換、メンテナンスの問題が出てくる
D 車両の車輪カバーに雪の巻き込み、路面凍上で路面と接触する恐れが有る。
札幌市では、新LRTデザインを1月31日に発表
全長17m、白と黒の斬新なデザイン。スイモ同様の3連接車ですが、
2m長いです。窓を大きく、札幌市は先進性や透明感ある気候風土を
イメージしたとのことです。
車両詳細については、車両紹介のページで
新路線の提案と経緯
2010年年末に 「路面電車の活用を考える市民会議」が開催されました。
平成18年1月に路面電車の存続を決め、路線を延ばす案を打診していましたが、
市民会議の内容と私の個人的意見を入れてみました。
可能性を感じる理由
○ 電車が観光資源にもなり、資源をつなぐことで観光を活性化できる
(観光資源だけでは採算は取れないので、市民の交通手段としてもどう利用され、効率化も?)
○ 市民も利用しやすく、高齢者の外出も促すことが期待できる
(当然、市内の総合病院のアクセスの検討や公共施設も視野に入れるべき?)
○ 経済的な波及効果が期待できる
(停留所付近のお店では限界があるので、大型店からの協力を得て、購入料金によって回数券など配布サービスなど?)
○ まちづくりの視点で市電を考えることで新たな策も見いだせる
(大胆な策と、スポンサーも路線検討時にピックアップ、具体的に何を協力してもらうか?)
○ 他の公共交通に比べ優れている点がある
(確かにあるが、劣る部分もあり、どう解決するか?)
○ 他の公共交通機関と連携することで利便性の向上を期待できる
(一度手放したバス、お客の減る要因があるJRをどう説得するか?)
○ 街中の回遊性を向上させる
(確かに他の公共交通としては使い方によって便利。しかし、車と区別、信号、進入禁止と警察の協力が?)
それから、交差点内をふさいででも駐車場待ちの車が並ぶのは、警察や大型店が真剣に取り締まるか、ルールを徹底させないと?
○ バリアフリーや魅力的な車両や施設にすることで可能性が高まる
(バリアフリーが高まっているのがわかるが、100名乗れる電車が2両連結で68名になるのはどうかと、ラッシュ、健常者の使用頻度
のことも考え採算性も図るべきでは?)
○ 札幌ならではの、多様な活用を検討できれば可能性は広がる
具体的に言えば、買い物列車(車と違って、商品の持ち帰りが難しくなるので、貸切列車で電停付近のコンビニ(協力)へ配達、配達サービスの向上を考える)
病院回り乗車券(総合病院を回る場合、安くなる回数券や1日乗車券を販売。ただし、病院での条件を付け、病院でも購入できるようにする。)
○ 環境に配慮したまちづくりにつながる。
(当然、車の進入禁止、パークアンドライド駐車場の計画が重要に?)
○ 市民が利用する施設を結ぶことで利用の増加を図ることができる
(公共施設である図書館、区役所、体育館、病院、プール近くの電停を広報に年1度掲載。電停、車両に掲示。施設には、時間表や終点までの走行時間の掲示をする?)
○ 料金システムの工夫により利用者の増加が期待できる
(初乗りを上げる。できれば200円、ただし、いろんな割引条件をつけた券の販売をしたり、スポンサーを見つけ、駐車券代わりにしたり、イベント商品などを?)
○ 費用対効果が高いのであれば
(企業会計であることをうまくつかう。営業力を付けてスポンサーを探す。ラッピングを車両外側だけではなく、車両内、始発終点場所、電停雨どい部分など増やしては?)
可能性を感じない理由
○ 採算が取れるか不明で、赤字では財政が圧迫される
(ハイブリット車導入し、この車両の特徴である急速充電を生かし、変電所の位置及び延長を検討しては?)
○ まちづくり全体を見据えた計画になっていない
(全体に考えることは無理、5年、10年と部分的に進めていくべきである。)
○ 本当に必要性や需要(利用者)があるのか疑問
(他都市の例、札幌市の経緯、特長の研究から検討し、具体的な路線案を札幌市が市民に出すべきである?)
○ 利用者増加の取組みが必要
(スポンサー(ホテル、百貨店、駐車場、観光業者、レンタカー業者など)による乗車券販売(駐車券変わり、商品、移動手段などの回数券など)
○ 沿線住民や限定された利用者しか恩恵をうけない
(それは、どの公共交通機関も同じである。しかし、活性化するには必要では?)
○ 他の公共交通機関との連携が必要
(一度手放したバス、お客の減る要因があるJR、タクシーとエリアをどうするか?)
○ 費用対効果に疑問を感じる
(最初の問題と同様、避けられない問題で、いろいろサービス面、効率面、いろいろ検討は必要?)
○ 車両がバリアフリーになっていない
(古い車両だし、部分的にステップを付けたり改善をしている。バリアフリーの試験車両をなぜ返したか?)
○ 車の渋滞の原因になる
(渋滞を解消するための電車では?)
○ 延伸の具体的な方向性が見えず、今の計画は良くない
(ハイブリット車という最先端車両が2年目に札幌を試験走行している。ただ、採算を考えるのであれば、
他都市でもあるように単線も視野に入れるべき?)
○ 情報提供が不十分で判断できない
(情報提供が不十分といっても、札幌市が路線、営業計画を明らかにしないと?)
○ 関係者の赤字危機意識や、やる気が感じられない
(当然、企業会計を説明し、今後、路線延伸、施設更新金額など調査内容を的確に一定期間で説明していく
しかないと思うし、計画だから変わっていっても仕方がないと思う?)
過去の対策 札幌市の交通対策
1.「パークアンドライド駐車場」をテーマに考えてみました。
現在、地下鉄沿線の所々にパークアンドライド駐車場があるようですが、規模も小さく
一部の通勤者用という感じがします。諸外国のような大規模な駐車場がありません。
また、地下鉄路線と大規模施設が位置的にづれていて、駅についてもバスに乗ったり、
歩いたり、他の商業設備と協力して、場所の確保が急務だと思います。

2.「都心へ手ぶらで買い物」をテーマに考えてみました。
さっぽろの都心では、公共交通促進のため、駐停車禁止、駐輪禁止、進入禁止などの
制限を設けています。その反面、都心には、どんどん大型店の駐車場ができていて、休日
など駐車場空き待ちで渋滞だけではなく、交差点をふさぐ状態まで発展しています。
逆に地域住民は街に行くのには時間がかかり、行きづらくなっています。土、日曜は郊外
へと考える人も多いと思います。
そこで、公共交通利用促進面を考えるならば、都心や一定地域ごとに、お店、企業にも
協力して頂いて、商品購入金額によりポイントを付け、そのポイントによって、駐輪場代サ
ービス、ウィズユーカード交換、商品配送サービスなどを考えてはどうかと思います。
また、車で来る理由というのは、商品を自宅に運ぶというのが、ひとつの目的なので、エ
コ促進を図る面からいっても、商品購入金額によってポイント制とし、そのポイントによって
商品配送の指定場所(停留所)への搬送サービスを行ったり、店から車へ商品を受け取り
が出来る一般搬入スペースやドライブスルーを設ける。また、ホテルみたいに駐車させる専
属の人を配置して、その場で自家用車を下車してもらい、待ち時間を減らすことによりアイド
リンクも減らす効果もあり、いいのではないでしょうか。
これから、「行きやすい街、行きたい街、さっぽろ」も考えて、路面電車のあり方を考えた
いと思います。
3.「観光」をテーマに考えてみました。
団体のお客さんを募るとか、旅行会社と提携して、中島公園通駅で降り、公園内を散策
してもらい、薄野で待っている電車に乗車してもらう。そのほか、大通バージョンも用意して
西15丁目駅で降りてもらい、大通りを散策、西4丁目で待っている電車に乗車するなど、
どうでしょうか、また、これをオプショナルツアーにしてもいいのではないでしょうか。
問題解決の解決策:
1 料金の改定(バスも地下鉄も初乗り料金200円であるのに対し170円なので、200円と均一にする)
2 ループ化にする(西4丁目〜すすきの接続) 上記記載 2011年5月調査、検討に予算
個人的には、ループ化にしても札幌駅まで延ばすべきだと思います。
さらに通勤、観光、利便性を考えてみました。
@ 西四丁目から駅前通を通り札幌駅まで / すすきのから創成通を通り札幌駅東側へ
A 上記左側とすすきのの方は、創成通へ行き、北3条通って苗穂駅へ
市バスの車両工場跡地の再利用(変電所、工作車両、一部車両の保管に)
理由として延長線上の付近(北5東5)にあるため。
3 完全なる路線改革
B 西15丁目から南1条線を廃止、北上して市立病院へその後、鉄工団地通から北5条線へ
札幌駅を通り、駅前通か創成通を通り、北3条を通って苗穂駅へ
苗穂駅から北3条を通り、創成通か駅前通へ、その後すすきのへ
C 西15丁目から南1条線を廃止、北上して市立病院へその後、環状線を1週して、南19条から
山鼻線にもどる。新停留場は同位置としてドームで囲み、雪、雨対策をして、LRTへの
基準にステップアップする。
4 貨物電車の走行
D 街で購入した大型商品を指定時間に指定電停に搬送する。
取りに来ない場合、一定期間保管して、こない場合、忘れ物
扱いにするルールを作る。
京都の京福電車では、2011.5.18からヤマト運輸が電車を貸切にし、荷物のコンテナを
積み、コンテナを降ろすと自転車とリヤカーで配達開始。まさにエコで、日本初とのこと。
将来的には、2両運行とか、専用車運行もあっては?
5 テレビ電車の走行
E 車両に試験的にTFTのTVを取り付け、沿線の紹介、店の宣伝を
して、収益を上げる。
6 交通費の現物支給
F 官公庁、民間の交通費もそうですが、生活保護者などの移送費も年間多額な
金額を支給しています。これもウィズユーカード支給にすることで、カード使用の
促進になることや10、000円のカードでは、1、500円のプレミアが付く為、経
費節減効果や他目的(違法)使用を未然に防ぐこともできます。また、わざわざ、
購入に行くリスクもありません。現物支給にすることで、大きなメリットがあると
思います。

C より便利で快適な公共交通への取り組み
(私は、 バスの営業所にもいました。その時の最先端バス)
・超低床ノンステップバスの導入 :
従来の低床車よりさらに床面を低くし、車体を傾けスロープが
出ます。高齢者、車椅子で乗車も快適ですが、スロープの出し
入れに多少時間がかかりました。このバスは天然ガスで走り
天井にガスボンベを設置しているため出っ張っています。
営業所内のガススタンドで充てんしていましたが、最後になる
とタンク内の圧も上がり、なかなか満タンにならず、時間がか
かりました。
そのほか、緊急表示ができるもので、営業所には4台導入
されていましたが、札幌市交通局からJRバスに路線譲渡した
際、同様、譲渡してしまいました。
・天然ガスの低公害バスの導入 :
従来車の排気ガス中の窒素酸化物や黒煙をほとんど排出
しない天然ガス車の導入を進め、騒音、振動が少なく乗り心地
の改善もはかっています。
これもまた、JRバスに路線譲渡した際、同様、譲渡されました…
今は、もうどちらもJRバスのカラーになっていることでしょう…
2008年 バスのハイブリット車

譲渡したJRバス、中央バスも2008年7月に北海道洞爺湖サミットが
開催され(イタリア、イギリス、ロシア、ドイツ、フランス、アメリカ、日本、
カナダ、中国、韓国、EUが集まり、環境問題について話し合います。)
それに伴い、地球にやさしいバスのハイブリット車を何台か導入したり、
排出する排気ガス削減に向けた設備投資を行います。
札幌で使用されているバス。
ハイブリット車の構造としては、走行開始時にエンジンとモーター補助で駆動し、走行時には、エンジンのみに切り換ったり
ブレーキをかけるとモーターに負荷をかけ充電を行い、車両が停止中はアイドンリングストップとして、エンジンが停止します。
その他の特徴として、ノンステップ(乗降用スロープ付)、クールEGR(排出ガスの一部を再度エンジンに戻し、新しい空気と
混せることにより、酸素濃度を低くてエンジン燃焼を低減し、燃焼温度を低くしNOxも下げる)、高圧燃料噴射システム、エン
ジン協調制御システム、ターボインタークラー、DRPクリーナー(排出ガス全量を高耐熱性セラミック壁に通して濾過する)など
があります。
水素で走行するバス
平成20年洞爺湖サミットに先立ち、札幌ドームで333社が環境総合展2008を行いました。省エネ、環境対策、クリーン対策と
各社、新技術を披露していました。その中でトヨタ・日野の共同開発で高圧水素で動くトラックの展示で、同メーカーのバスについて
説明を受けました。
このバスは、高圧水素タンクを天井に積み、燃料として水素、バッテリーはニッケル水素電池
モーターにより80km/hまで走行可能です。
2005年に愛・地球博で会場までのシャトルバスとして運行し、2006年には中部国際空港
周辺で、運行しています。
展示していた関係者に話を聞きますと、問題はガス充てんに時間がかかるとのことでした。
いろいろ調べてみると、原料にナフサ、脱硫ガソリン、LPG、都市ガス、メタノール水などを使
用しているほか、製造時間も様々で、車1台分を40から60分かかり製造したり、ローリー車で
もってきたり、充てんに10分ほどかかり、連続で2台から10台と、需要の問題もあると思いま
すが、問題もあるようです。
・公共交通情報システムのサービス開始 :
市営、民営を問わず目的地までの公共交通機関や時刻、
運賃などを電話で知らせるサービスを平成11年春から開
始し、現在では、サイトで地下鉄、バス、路面電車の時刻を
調べることができるようになりました。
http://ekibus.city.sapporo.jp/
現在は、始発、終点名入力ですが、 ルート検索-JR・地下鉄路線図で、画面表示されます。
さらに、タブによりバス、市電、駅隣接バスが選択できます。(2012/1)
・プレミアム付き共通ウィズユーカードの発行 :
公共交通機関相互の利便性を高めるために、市営交通を
はじめ、 市内のJRバス、じょうてつバス、中央バスでも使
用できる、当時、全国でも珍しい画期的なカードでした。
(今となっては、当たり前になってしまいましたが、)
10,000円→11,500円 5,000円→5,500円
3,000円→ 3,300円 1,000円→1,100円
