諸外国の都市交通



   ここでは、諸外国ではどんな路面電車があるのか見たいと思います。


2010年 バンクーバー オリンピックライン

  バンクーバーでは、路面電車「オリンピック・ライン」が冬季五輪開催期間限定でした。
 これは、期間中、市中心部で車両の乗り入れが規制されることなどから、渋滞緩和や
 輸送力アップを計るもので、さらにパラリンピックが終了するまでの間、6〜10分間隔で
 運行し、6時30分〜24時30分までで、運賃無料でした。
  車両は、ベルギー(国)のブリュッセルからレンタルしました。

    

  車 両 : 全長 32m 高さ 3.4m 幅 2.3m  
         最高時速70km/h 定員 座席50人 総定員128人
         車いす等スペース2 サイドドア幅1300mm 5ドア 
         幅650mm 1ドア


  
運行は、五輪選手村(カナダラインのOlympic Village駅)とグランビル・アイランド間
 の約1.8kmで、3月21日までの五輪期間限定路線となりました。 写真右

  さらに新交通システムとして、昨年に市街中心部と国際空港などを結ぶ総延長19km(16駅)無人新交通
 システムが開通、市街地は地下を通過し、選手村などを経由して、地上に出た後は隣接するリッチモンド市
 に入り、スピードスケート会場への交通手段となります。それから枝分かれして、終点の空港駅までは25分
 前後で結びました。 写真左


 


  
運行は、五輪選手村(カナダラインのOlympic Village駅)とグランビル・アイランド間
 の約1.8kmで、3月21日までの五輪期間限定路線となりますが、さらにルートを延長し
 て五輪終了後の運行継続も検討されているとのことです。




   
1972年 札幌で第11回冬季オリンピックが開催された際、私は当時、
  小学生で地方におり、地方から札幌へ見に来た時、オリンピックだけで
  はなく、地下鉄がゴムタイヤであること、札幌から真駒内に向かっている
  うちに地上に出たときの驚きを今だ覚えています。
   地下鉄がどこから入ったのでしょうか?という話を聞きますが、あの頃
  の私は、なぜ、地下鉄が突然地上に出てくるのか疑問でした。

  
   札幌の地下鉄の地下から地上部を体感するには、地下鉄南北線平岸駅と南平岸駅間です。


 フランス(トランスロール)

 三井物産交通システム株式会社  平成17年7月提供

フランス ロール社  トランスロール

 
 このトランスロースの特徴は、ゴムタイヤで走行することです。
 よって、勾配のあるところでは、従来の路面電車より高低に強い
 ことと、走行音が低いことが上げられます。また、案内レール1本
 だけなので、工費も従来の方式より低く抑えられます。


 全 長   25.0 m(3両編成)      幅        2.2 m
 高 さ    2.9 m             床面高さ  25  mm


案内軌条が1本で、ゴムタイヤの前後に下の図、絵のようについています。
    


 それから、カーブ内径が小さいため、左下の図のように省スペースでの運行が可能です。
 

    



 
右上の写真が、作成された国、フランスで走行されているトランスロールで、このトラムは
クレモン.フェランで2006年に開業し、サンドニでも2010年に導入予定とのことです。


中国の天津西部の南北(総延長は7.86キロ、14の駅)で運行

 2007年5月に開業   写真右



 2010年中国の上海万博でも運転開始

  46年ぶりに路面電車の復活… 1年以上の建設期間をかけ、1月1日
 運行を開始しました。色は、白の3両編成。
  案内軌道がレール1本であること、車輪がタイヤということから、札幌に
 向いていると思ったのですが、ガイドする部分が小さい車輪2つでガイド
 する所やレール部分が雪や葉で詰まったり、するのではないかと心配
 になりました。
  
張江のハイテクパーク駅発で5:45から23:00まで営業します。
 運賃は均一料金の2元(日本円で27.5円)で、総延長9.2キロ(15電停)
 となります。
  地下鉄2号線張江ハイテクパーク駅すぐ隣で連絡。
            



  アメリカに輸出 近畿車輛のLRV

     


  左がすでに運行中のLRV、左が今回、納入をするための試作車です。どこが違うかというと
 新しい方がリチウムイオン電池搭載で、架線がないところでも走行可能なところが大きな特徴
 です。 
 3車体連接2台車式超低床車 LFX−300型は、定員106名、全長20m、全幅2.65m、
 全高3.8m、重量30t、最高速度80km、軌間1800mm、電動機120km×4、ブレーキ
 (回生/発電、油圧式スプリング、踏面押し)、再生式リチウムイオン電池40kwh、水平カーブ
 半径18m、使用電圧DC750V


  この車両ですと、非電化区間を走行できるのですから、例えば、トンネル、アンダーパス、建設物が近接している場所
 天候に左右される場所、コスト削減の一定路線と幅広く、用途が広がることと思います。



    1.中  国   2.米  国   3.ドイツ   4.フランス


   5.その他 (イギリス、オーストラリア、オーストリア、トルコ、スイス