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冬の詩T
(ふゆのし・ふゆのうた)
                                   もどる
雪だるま 雪にこぼれる涙 凍る日
雪がふってきたね 降り続く雪 帰り道に
   かな もどる 雪にこぼれる涙

雪だるま

       木村達也

温かい息を
吹きかけられると
ぼくは溶けてしまうよ


大好きな人に
冷たくされると
ぼくは生きていけないよ





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          もどる 雪にこぼれる涙

ゆきだるま

     きむらたつや

あたたかいいきを
ふきかけられると
ぼくはとけてしまうよ


だいすきなひとに
つめたくされると
ぼくはいきていけないよ


























     かな もどる 凍る日

雪にこぼれる涙
       木村達也

雪が降っているね
雪の中から
ぼくの涙を
拾ってきてくれて
ありがとう
雪だるまが
ぼくの涙を
拾ってきてくれたよ
ぼくなんかのためにありがとう
だれにも相手にされないような
ぼくのためにありがとう
雪がきらきらかがやいて
降り続いている
涙もきらきらかがやいて
こぼれているよ
こんなぼくの涙を
拾ってくれてありがとう





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       もどる 凍る日

ゆきにこぼれるなみだ
         きむらたつや

ゆきがふっているね
ゆきのなかから
ぼくのなみだを
ひろってきてくれて
ありがとう
ゆきだるまが
ぼくのなみだを
ひろってきてくれたよ
ぼくなんかのためにありがとう
だれにもあいてにされないような
ぼくのためにありがろう
ゆきがきらきらかがやいて
ふりつづいている
なみだもきらきらかがやいて
こぼれているよ
こんなぼくのなみだを
ひろってくれてありがとう





















   かな もどる 雪がふってきたね


凍る日     
      木村達也

機会を捉えて何かを聞けば
答えてはくれるけど
返事はなんとなくうわの空で
顔がこっちを向いていない
僕が話しかけているのに
他の人に話かけようとする
他の人に話すときは笑顔なのに
他の人が誘うときは笑顔なのに
いくら呼んでも声が届かない
心の中で泣いていても叫んでいても
振り向いてくれない冷たい横顔
そして口もきかなくなった
僕も口がきけなくなった
凍る日に立ち尽くす雪だるま






















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      もどる 雪がふってきたね

こおるひ
       きむらたつや

きかいをとらえてなにかをきけば
こたえてはくれるけど
へんじはなんとなくうわのそらで
かおがこっちをむいていない
ぼくがはなしかけているのに
ほかのひとにはなしかけようとする
ほかのひとにはなすときはえがおなのに
ほかのひとがさそうときはえがおなのに
いくらよんでもこえがとどかない
こころのなかでないていてもさけんでいても
ふりむいてくれないつめたいよこがお
そしてくちもきかなくなった
ぼくもくちがきけなくなった
こおるひにたちつくすゆきだるま






















  かな もどる 降り続く雪

雪がふってきたね
         木村達也

雪が降ってきたね
ちょっと寒くなってきたよ

そうだね
ちょっと寒くなってきたね

風がふいてきたね
ちょっと今夜は冷えるよ

そうだね
ちょっと今夜は冷えるね

暗い夜も
凍える日も
ずっといっしょだよ

そうだね
ずっとずっと
いっしょだ

















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     もどる 降り続く雪

ゆきがふってきたね
         きむらたつや

ゆきがふってきたね
ちょっとさむくなってきたよ

そうだね
ちょっとさむくなってきたね

かぜがふいてきたね
ちょっとこんやはひえるよ

そうだね
ちょっとこんやはひえるね

くらいよるも
こごえるひも
ずっといっしょだよ

そうだね
ずっとずっと
いっしょだね


















   かな もどる 帰り道に

降り続く雪
      木村達也

こんなにも傷ついて
こんなにも悲しくて
それでも生きている
耐え続けている

こんなにも冷たくて
こんなにも寒くて
凍えるような雪が
降り続いている

やさしい思い出が
ぼくをこんなにも
苦しめる

せつなくてかなしくて
降り続ける雪の中
立ちつくしている



















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    もどる 帰り道に

ふりつづくゆき
      きむらたつや

こんなにもきずついて
こんなにもかなしくて
それでもいきている
たえつづけている

こんなにもつめたくて
こんなにもさむくて
こごえるようなゆきが
ふりつづいている

やさしいおもいでが
ぼくをこんなにも
くるしめる

せつなくてかなしくて
ふりつづけるゆきのなか
たちつくしている


















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        かな もどる

帰り道に
   木村達也

ゆっくりと
まいおりてきた
雪のかけら
つめたいね

白い田に
ぽつんとひとつ
赤いバケツを
かぶった雪だるま


















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          もどる

かえりみちに
       きむらたつや

ゆっくりと
まいおりてきた
ゆきのかけら
つめたいね

しろいたに
ぽつんとひとつ
あかいバケツを
かぶったゆきだるま



































                                      

冬の詩U
                                   もどる
本を読んで ひとりでさまよう 街角で
風邪 ありがとう 冬の帰り道
雪の公園 冬の星座オリオンの下で さむいね
夢の雪 わすれ雪
古都の雪 古都の雪 U やがておとずれるわかれに
ぽつん 白い季節 雪の屋根
初雪 冬の夜 君を待つ人
    かな もどる ひとりでさまよう


本を読んで

       木村達也

本を読んで
いい夢を見てね
眠れるまで
ぼくがいっしょに
読んであげるよ

森や星や海のなかで
人や動物が仲良く暮らせる
そんなたのしい
いい夢を見られるといいね

本を読んで
いい夢を見てね
眠れるまで
ぼくがいっしょに
読んであげるよ












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      もどる ひとりでさまよう


ほんをよんで

       きむらたつや

ほんをよんで
いいゆめをみてね
ねむれるまで
ぼくがいっしょに
よんであげるよ

もりやほしやうみのなかで
ひとやどうぶつがなかよくくらせる
そんなたのしい
いいゆめをみられるといいね

ほんをよんで
いいゆめをみてね
ねむれるまで
ぼくがいっしょに
よんであげるよ











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     かな もどる 街角で


ひとりでさまよう
    木村達也

ひとりで
うすぐらい
森の中を
さまよっていた

森の中は
小さな川がながれて
きれいな紅葉が
散っていた

日が暮れてきて
家に帰れるか
心細くなった

おきざりにされた
こどもみたいに
心細くなった






 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      もどる 街角で


ひとりでさまよう
    きむらたつや

ひとりで
うすぐらい
もりのなかを
さまよっていた

もりのなかは
ちいさなかわがながれて
きれいなもみじが
ちっていた

ひがくれてきて
いえにかえれるか
こころぼそくなった

おきざりにされた
こどもみたいに
こころぼそくなった











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     かな もどる 風邪

街角で
         木村達也

寒い季節がやってきて
クリスマスが近づいてきたね
街に雪が降り始めて
ジングルベルの曲が流れる
ショーウィンドウに煌く
銀色の首飾りや
可愛い熊の縫いぐるみ
でも贈り物は買えない
買おうとすると涙があふれて
思い出すとせつなさがあふれる
優しさがあふれてくるけど
それを持っていく場所がなくて
街角の片隅で泣いている
雪が降るなかで泣いている








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      もどる 風邪

まちかどで
         きむらたつや

さむいきせつがやってきて
クリスマスがちかづいてきたね
まちにゆきがふりはじめて
ジングルベルのきょくがながれる
ショーウィンドウにきらめく
ぎんいろのくびかざりや
かわいいくまのぬいぐるみ
でもおくりものはかえない
かおうとするとなみだがあふれて
おもいだすとせつなさがあふれる
やさしさがあふれてくるけど
それをもっていくばしょがなくて
まちかどのかたすみでないている
ゆきがふるなかでないている











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       かな もどる ありがとう

風邪
      木村達也

寒い季節が来て
空気が乾燥して
ごほんと咳が出て
風邪をひきました

熱っぽくて
汗が一杯出て
布団のなかで
日が暮れました

ひとりぼっちは
風邪のときに
こころぼそいね

ひとりぼっちは
夕暮れ時に
さびしいね












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          もどる ありがとう


かぜ
      きむらたつや

さむいきせつがきて
くうきがかんそうして
ごほんとせきがでて
かぜをひきました

ねつっぽくて
あせがいっぱいでて
ふとんのなかで
ひがくれました

ひとりぼっちは
かぜのときに
こころぼそいね

ひとりぼっちは
ゆうぐれどきに
さびしいね












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      かな もどる 冬の帰り道


ありがとう
      木村達也

こんなぼくの歌を
聴いてくれてありがとう
いつも冷たい横顔しか
なかったから
とてもうれしいよ
こんな下手な歌だけど
心をこめて歌っているんだ

こんなぼくの贈り物を
もらってくれてありがとう
いつも冷たい横顔しか
なかったから
とてもうれしいよ
こんながらくたばかりだけど
あちこちで苦労して集めたんだ






















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          もどる 冬の帰り道


ありがとう
        きむらたつや

こんなぼくのうたを
きいてくれてありがとう
いつもつめたいよこがおしか
なかったから
とてもうれしいよ
こんなへたなうただけど
こころをこめてうたっているんだ

こんなぼくのおくりものを
もらってくれてありがとう
いつもつめたいよこがおしか
なかったから
とてもうれしいよ
こんながらくたばかりだけど
あちこちでくろうしてあつめたんだ














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            
かな もどる 雪の公園


冬の帰り道
      木村達也

雪がふっているけど
君にもらった
毛糸がもこもこ
オレンジ色のマフラー

風がつめたいね
でも、横で歩く君の
小さいけれど
あたたかい手















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      もどる 雪の公園


ふゆのかえりみち
       きむらたつや

ゆきがふっているけど
きみにもらった
けいとがもこもこ
オレンジいろのマフラー

かぜがつめたいね
でも、よこであるくきみの
ちいさいけれど
あたたかいて
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          
かな もどる 冬の星座オリオンの下で


雪の公園
   木村達也

さよならと
手をふって
ふりしきる雪に
赤い傘をさして
歩く君の姿が
小さくなっていった

足をとめて
たちどまっている
白い雪にうまった
だれもいない
夕ぐれの公園











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          
もどる 冬の星座オリオンの下で


ゆきのこうえん
      きむらたつや

さよならと
てをふって
ふりしきるゆきに
あかいかさをさして
あるくきみのすがたが
ちいさくなっていった

あしをとめて
たちどまっている
しろいゆきにうまった
だれもいない
ゆうぐれのこうえん












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  かな  もどる さむいね
      
冬の星座オリオンの下で
             木村達也
毛糸のぼうしに
もこもこのマフラー
ぶあついてぶくろの
君とぼく

夜おそくなって
さむくなってきたね

そうね
でも星がきれいよ
あれがオリオン座の三つ星
左下がシリウスで
右上がアルデバラン
その右上がプレアデス
つめたい冬の星空は
空気がかわいて
とてもきれいだね

星はおいかけたり
おいかけられたりするのよ

地球がまわっているだけさ
おもしろいことを言うね
おにごっこするとしたら
君がプレアデスで
ぼくがオリオンかな?

きみはいたずらっぽく
ふふっと笑っただけで
そうだとも
そうでないとも
言わなかった
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
もどる さむいね
     
ふゆのせいざオリオンのしたで
            きむらたつや

けいとのぼうしに
もこもこのマフラー
ぶあついてぶくろの
きみとぼく

よるおそくなって
さむくなってきたね

そうね
でもほしがきれいよ
あれがオリオンざのみつぼし
ひだりしたがシリウスで
みぎうえがアルデバラン
そのみぎうえがプレアデス
つめたいふゆのせいざは
くうきがかわいて
とてもきれいだね

ほしはおいかけたり
おいかけられたりするのよ

ちきゅうがまわっているだけさ
おもしろいことをいうね
おにごっこするとしたら
きみがプレアデスで
ぼくがオリオンかな?

きみはいたずらっぽく
ふふっとわらっただけで
そうだとも
そうでないとも
いわなかった




















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
           
かな もどる 夢の雪


さむいね
   木村達也

「さむいね」
そう言う君の手は
あたたかい

つめたい雪
赤い傘の下で歩く
冬の道













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         もどる 夢の雪


さむいね
      きむらたつや

「さむいね」
そういうきみのては
あたたかい

つめたいゆき
あかいかさのしたであるく
ふゆのみち

















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        
かな もどる 


夢の雪
   木村達也

幼い日の記憶は
雪のように積もる

やさしく響く子守歌
甘く香る長い髪

雪はふりつづけ
いくつもの夜をこえた

ぼくはくり返し
夢を見続けた










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       もどる 


ゆめのゆき
      きむらたつや

おさないひのきおくは
ゆきのようにふりつもる

やさしくひびくこもりうた
あまくかおるながいかみ

ゆきはふりつづけ
いくつものよるをこえた

ぼくはくりかえし
ゆめをみつづけた















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      
かな  もどる わすれ雪



 木村達也

ふりしきる
雪のなか
歩く人の
かげもない

ふりしきる
雪のなか
時はただ
ながれていく















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       もどる わすれ雪


ゆき
      きむらたつや

ふりしきる
ゆきのなか
あるくひとの
かげもない

ふりしきる
ゆきのなか
ときはただ
ながれていく
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      
かな もどる 古都の雪


わすれ雪
   木村達也

もうすぐ春なのに
雪がひらひら
ふってくる

よみがえる
雪の日にわかれた
あかい橋にたたずむ
あなたのおもかげ

雪はもうすぐ
消えるでしょう
あなたのおもかげ
もうすぐ
消えるでしょう










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         もどる 古都の雪


わすれゆき
       きむらたつや

もうすぐはるなのに
ゆきがひらひら
ふってくる

よみがえる
ゆきのひにわかれた
あかいはしにたたずむ
あなたのおもかげ

ゆきはもうすぐ
きえるでしょう
あなたのおもかげ
もうすぐ
きえるでしょう












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    
かな もどる 古都の雪 U


古都の雪
   木村達也

ゆっくりと
まいおりてくる
雪のかけら
つめたいね

となりにいる
君が開く赤い傘
あたたかいね
胸に小さな
灯がともる













    もどる 古都の雪 U


ことのゆき
       きむらたつや

ゆっくりと
まいおりてくる
ゆきのかけら
つめたいね

となりにいる
きみがひらくあかいかさ
あたたかいね
むねにちいさな
ひがともる

















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
かな  もどる やがておとずれるわかれに


古都の雪   U
   木村達也

ゆっくりと
まいおりてきた
雪のかけら
つめたいね

赤い傘の中で
君と飲むお茶
あたたかいね
心の中にしみわたる














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   もどる やがておとずれるわかれに


ことのゆき     U
     きむらたつや

ゆっくりと
まいおりてきた
ゆきのかけら
つめたいね

あかいかさのなかで
きみとのむおちゃ
あたたかいね
こころのなかにしみわたる
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
             
かな  もどる ぽつん


やがておとずれるわかれに
        木村達也

心の中に
ふりつもった思い出
きらきらと光る
あなたの笑顔と
はにかむしぐさ
春がきたら
あなたとの思い出もとけて
きえてしまうのでしょうか














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                もどる ぽつん


やがておとずれるわかれに
              きむらたつや

こころのなかに
ふりつもったおもいで
きらきらとひかる
あなたのえがおと
はにかむしぐさ
はるがきたら
あなたとのおもいでもとけて
きえてしまうのでしょうか

















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
           
かな  もどる 白い季節




ぽつん
  木村達也

くらやみのなかに
ぽつんと立っていたよ
小さな雪だるま

くらやみのなかに
ぽつんと光っていたよ
小さな星





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          もどる 白い季節




ぽつん
     きむらたつや

くらやみのなかに
ぽつんとたっていたよ
ちいさなゆきだるま

くらやみのなかに
ぽつんとひかっていたよ
ちいさなほし






















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        
かな もどる 雪の屋根


白い季節
    木村達也

雪が降り始めると
かがやいた君の笑顔
マフラーの上から
白い息がもれていた

雪の季節がきたって
はしゃいでいたね
白いニット帽から
長い髪があふれていた

大好きだったよ
君のこと
雪の上でおどったね

大好きだったよ
君のこと
雪の上で笑ったね






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     もどる 雪の屋根

しろいいきせつ

       きむらたつや

ゆきがふりはじめると
かがやいたきみのえがお
マフラーのうえから
しろいいきがもれていた

ゆきのきせつがきたって
はしゃいでいたね
しろいニットぼうから
ながいかみがあふれていた

だいすきだったよ
きみのこと
ゆきのうえでおどったね

だいすきだったよ
きみのこと
ゆきのうえでわらったね











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    かな もどる 初雪


雪の屋根
        木村達也

はやく帰ろう
君が待っているから
続く雪の道に
はずむ白い息

はやく帰ろう
君が待っているから
オレンジ色の窓に
こぼれる笑い声

はやく帰ろう
君が待っているから
オリオンの下に
輝く雪の屋根










     もどる 初雪


ゆきのやね
      きむらたつや

はやくかえろう
きみがまっているから
つづくみちのゆきに
はずむしろいいき

はやくかえろう
きみがまっているから
オレンジいろのまどに
こぼれるわらいごえ

はやくかえろう
きみがまっているから
オリオンのしたに
かがやくゆきのやね













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
かな もどる 冬の夜


初雪
    木村達也

この冬
はじめての雪が
ふわふわと
まいおりてきた

雪は
思い出のように
すこしずつ
ふりつもっていった

いつの日からか
心のなかに
雪はつもりはじめた
雪の舞う日の
あの人のやさしいほほえみは
だれにむけられているのか

いくつかの夜の
夢のなかに
雪の舞う日があった

きらきらと舞う
ほほえみを映した
ちいさなかけらが
心のなかに
すこしずつ
ふりつもっていった




















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    もどる 冬の夜


はつゆき
      きむらたつや

このふゆ
はじめてのゆきが
ふわふわと
まいおりてきた

ゆきは
おもいでのように
すこしずつ
ふりつもっていった

いつのひからか
こころのなかに
ゆきはつもりはじめた
ゆきのまうひの
あのひとのやさしいほほえみは
だれにむけられているのか

いくつかのよるの
ゆめのなかに
ゆきのまうひがあった

きらきらとまう
ほほえみをうつした
ちいさなかけらが
こころのなかに
すこしずつ
ふりつもっていった































  かな もどる 君を待つ人

冬の夜
   木村達也

さむかったね
静かな夜に
君の寝息が
きこえてきた

少し温かかった
君の小さな手
白くふわふわと
雪がふっていたね     





















        もどる    君を待つ人   

ふゆのよる
   きむらたつや

さむかったね
しずかなよるに
きみのねいきが
きこえてきた

すこしあたたかかった
きみのちいさなて
しろくふわふわと
ゆきがふっていたね



































 
かな    もどる
君を待つ人
         木村達也

冷たい夜の雪国に
ぽつんぽつんと見える
オレンジ色の窓明かり

こんなに夜おそくまで
だれかを待っているのかな

きっと
あいたいねって
待ち続けているんだよ
君のこと

屋根の上には
白い雪が
いつまでも
いつまでも
降り続いていたよ

























          もどる
きみをまつひと
    きむらたつや

つめたいよるのゆきぐにに
ぽつんぽつんとみえる
オレンジいろのまどあかり

こんなによるおそくまで
だれかをまっているのかな

きっと
あいたいねって
まちつづけているんだよ
きみのこと

やねのうえには
しろいゆきが
いつまでも
いつまでも
ふりつづいていたよ