since 1999.03.16

映画感想

ここは、私が見た映画の紹介・感想のページです。
試写会、映画館、ビデオで見たもの、いろいろあります。

最高!! 大好きな作品♪ 公開中ならぜひ映画館に足を運ぼう!!
好き♪ かなり好き♪ 映画館で見たい1本。
良かった♪ 結構良かった♪
まあまあ まあまあ。ビデオで見てもまあ満足。
・・・・・・ う〜ん・・・。以下略。
??? 謎だらけ。話が理解できなかった。 (←面白いかどうかも分からない、というだけで、必ずしも面白くない映画というわけでは・・・)

試:試写会,映:映画館,祭:映画祭,ビ:ビデオ,
DC編へ→ :ワシントンDC編へ, ジョージ編へ→ :ジョージ・クルーニー編へ


あ行
好き♪ アイアン・ジャイアント  The Iron Giant ’99米
監督 ブラッド・バード
主演(声) ジェニファー・アニストンハリー・コニック・ジュニア
1957年10月、メイン州ロックウェル。ソ連では世界初の人工衛星 スプートニク号の打ち上げが成功した頃。ある嵐の夜、宇宙から謎の物体が 飛来。海では、金属の身体の巨大な男が目撃される。9歳の少年ホーガース (声:イーライ・マリエンタール)は森の中で鉄を食べるその巨大な男 “アイアン・ジャイアント”を発見、危険な目に遭っていた彼を救ったことで 仲良くなる。彼は、その巨体と、鉄クズを食べる旺盛な食欲からは 想像できないような純粋な心を持っていた。だが、巨人は危険だとして、 政府が動き出していた・・・。(86分)
ラスト、めっちゃ好き! 鉄人の姿に涙が溢れました。そこまでの話も良い。 ホーガースと鉄人の関係、面白くて温かくて、ぜひ子供に見てほしい1本。 でも、何か物足りない。2人が心を通わせる過程で、もっと夢いっぱいの 冒険がほしかったし、細かい部分が子供騙しな感じがして。 大砲で壊れないほどの金属から成る身体なのに、食べるのは鉄クズだし。 フィクションでも、それを納得させるに足る科学的な説明、SFに現実味を 与える上手さ、そういうものがほしい。その点、映画ドラえもんの 某作品なんて、今作と同じようなラストながら、そういう細かい部分に 説得力あったもんなあ・・・。(2000.03.31)
2000年4月劇場公開作品

良かった♪ 雨あがる 2000
監督 小泉堯史
主演 寺尾聰,宮崎美子,三船史郎,原田美枝子,中代達矢,吉岡秀隆
三沢伊兵衛(寺尾聰)は武芸の達人であるが、どこへ行っても宮仕えは うまくいかず浪人同然の生活をしていた。旅の道中、折からの豪雨が 彼と妻のたよ(宮崎美子)を宿場町に足止めする。その宿には、彼と同じく 雨のあがるのを待つ人々の姿があった。伊兵衛は彼らの心を和ませようと 賭試合で稼ぎ、酒や食べ物を振舞うのだった。ようやく雨が上がって 伊兵衛が外に出ると、侍の果たし合いに遭遇する。そして彼が仲裁すると、 ちょうど一部始終を見ていた藩主(三船史郎)に、 藩の剣術指南番をしないかと言われる・・・。(91分)
伊兵衛役の寺尾聰!もうめちゃめちゃ上手いです!! 妻役の宮崎美子も すっごく上手い。静かで優しく自然な仕草に見入ってしまいました。 でも、これだからマズい演技も際立つんだなあ・・・殿様。三船史郎、 28年ぶりの映画出演だそうで・・・台詞まるで棒読み。その演技、 なんだかもうスゴイです。これで存在感抜群なのが一番スゴイ。(笑)  この殿様がまた味のある人物として描かれているものだから、 あの演技に涙が出そう。でもまあ、優しさ溢れるこの映画、良かったです♪ 宿での人々の姿には、山本周五郎原作で黒澤明監督の 『どですかでん』(’70)に見た人間模様を思い起こしました。(2000.01.22)
2000年1月劇場公開作品

良かった♪ アメリカン・ヒストリーX  American History X ’98米
監督 トニー・ケイ
主演 エドワード・ノートンエドワード・ファーロングビバリー・ダンジェロ
ずっと期待していた本作でのノートンの演技。やっぱりスゴイ! 圧倒される。 さすがはノートン。内容の方は・・・人種差別問題は日本に住む私には 実感が湧かなかったというのが本音。だから共感とかいう感情は なかったけれど、この映画の「怒りは君を・・・」前後の台詞には、自分にも 思い当たるものがあってドキッとさせられた。ただこの映画、メッセージを 伝えるために全編怒りのエネルギーをぶちまけている感じ。見ていて メッセージを「殴り付けられて」いる気分。だから、問いかけているものは すごいと思うけれど、そういう点で好きにはなれない。やっぱり私は 映画には“夢”を求めているから。(2000.06.02)
2000年4月劇場公開作品 120分

最高!! アメリカン・ビューティー  American Beauty ’99米
監督 サム・メンデス
主演 ケビン・スペイシーアネット・ベニングソーラ・バーチ
42歳のサラリーマン,レスター・バーナム(ケビン・スペイシー)は、 不動産ブローカーとして働く妻キャロリン(アネット・ベニング)と 高校生の娘ジェーン(ソーラ・バーチ)と、郊外で3人暮らし。家のローンを 抱えながら、リストラの波にさらされる。家に帰れば、つまらない彼に 愛想を尽かす妻、ろくに口もきかない娘が待っている・・・。その彼が、 ある日娘の同級生の美少女に出会ったことから、吹っ切れたように 変わり始める。そして、家族や隣人たちも巻き込んで、 何かに導かれるように全てが危険な方向へ動き出す・・・。(122分)
喜劇で悲劇の人間ドラマ。どこにでも居そうな登場人物の日常が、 最高に可笑しく、面白い。だけど、底に脈打つ彼らの心情,各々が抱える闇が 心に突き刺さる。最初はとにかく笑わされてあまり気に留めなかった この陰の部分が、物語が進むにつれて心を支配しだす。どうしようもなく 惹き込まれました。その主要な登場人物、これだけ人数がいながら 皆しっかり個性が描き込まれ、役者が見事にそれを支える。悲劇へと 転がり落ちてゆくさま、それを導く巧みな音楽。 孤独や哀しさを描き出しながら、そこに感じる優しさや幸せ。 全てが素晴らしい!!エンドロールの曲が流れた瞬間、涙がこぼれました。 この美しい映画に、そしてこの映画を見ることができた自分の幸せに・・・。(2000.02.04)
2000年4月劇場公開作品

良かった♪ アンジェラの灰  Angela's Ashes ’99米・アイルランド
監督 アラン・パーカー
主演 エミリー・ワトソンロバート・カーライルジョー・ブリーン
貧しい少年時代を生きた主人公が、それを乗り越え成長していく物語。 最初に「豊かな少年時代なんて語る価値はない。貧しかったからこそ」 みたいなナレーションが入るんだけど、全編貧しい暮らしが描かれるのも どうかと思う。主人公の成長物語は見ごたえがあるし役者の演技も 良いけれど、語る価値のある話かというと・・・いや、もちろん本人にとっては かけがえのない物語だろうけど。でも、 [ネタバレ防止機能作動中→]希望が 見えたところで映画は終わり。その後が見たいのに! って思ってしまいました。(2001.03.04)
2000年11月劇場公開作品 145分

良かった♪ アンドリューNDR114  Bicentennial Man ’99米
監督 クリス・コロンバス
主演 ロビン・ウィリアムスサム・ニールオリバー・プラット
そう遠くない未来。郊外に住むマーティン家に、1台のロボットがやってくる。 父親リチャード(サム・ニール)が家族のために、家庭用の NDR114型ロボットを購入したのだ。家事や子守りをこなすこのロボットは アンドリュー(ロビン・ウィリアムス)と名付けられ、ロボットと家族4人の 新しい生活が始まる。そんなある日、リチャードは、アンドリューが 創造性や感受性を持っていることに気付く。ロボットには ないはずの個性を持つアンドリューは、彼を人間と同じように扱う リチャードの元で、さらに人間らしさを発達させていく・・・。(131分)
私が一番こころ惹かれる近未来のお話。元はアイザック・アシモフの小説。 欠陥のせいでロボットが感情を持ち始め・・・ロボット役に ロビン・ウィリアムス。これだけでかなり期待してました。前半、 期待どおりのワクワクするような近未来の世界。かわいいロボットの動き、 人間とのかけ合い、面白かったです♪ でも、アンドリューが ロビン・ウィリアムス本人になった辺りから、急に面白くなくなった感じ。 後は長くて退屈でした。なんでしょう? それなりに訴えかけるものはあり、 感動もしたんだけど・・・全部「それなりに」なんだなあ。いっそのこと、 ロボットのまま最後まで見せてくれた方が面白かったかも。(2000.03.29)
2000年5月劇場公開作品

好き♪ アンナと王様  Anna and the King ’99米
監督 アンディ・テナント
主演 ジョディ・フォスターチョウ・ユンファバイ・リン
19世紀のシャム王国(現在のタイ)。隣国は次々とヨーロッパ諸国の 植民地となっていく中、シャム王国だけは独立を保っていた。 しかし、古い因習と伝統を守ろうとする保守主義者たちに対し、革命の嵐が 吹き荒れる・・・。この国の国王(チョウ・ユンファ)が、国の近代化を図るべく 未来を担う王子に教育をつけようと、家庭教師を招くことにする。 こうしてイギリスから女性教師アンナ(ジョディ・フォスター)が やってくるのだが、教育に情熱を注ぐ彼女が、 いつしか国王とシャム王国の運命をも変えていくことになる・・・。(147分)
なんと言っても素晴らしいのが、王宮のスケールや衣装など、豪華で 見ごたえのある映像!そして主演の2人! 特に、奥行きのある王の間で、 荘厳な国王チョウ・ユンファに凛としたジョディ・フォスターが 対面するシーンの数々は、張り詰める空気とその美しさに息をのみました。 いやあ、ジョディ・フォスター、美しくてカッコイイ! チョウ・ユンファも やっぱりカッコイイ! そして。映像はもちろん、ストーリーも良い♪  実在した女性アンナの日記が元になっているというノンフィクション性に、 余計感じ入るものがあったのかな。舞踏会のシーンの まばゆい美しさ、そしてラスト、すごく好きです。(2000.02.05)
2000年2月劇場公開作品

??? イギリスから来た男  The Limey ’99米
監督 スティーブン・ソダーバーグ
主演 テレンス・スタンプピーター・フォンダレスリー=アン・ウォーレン
ソダーバーグ監督の作品って、切れ味が良くて冴えてる感じがすごく好き。 始まった途端、その上手さにワクワクしてその後の2時間が楽しみになる。 今作もそうだった。でもこの作品、その後は終始ウトウトしてたので、 ほとんど分かってません。(汗) だって、話を追うのが大変なんやもん。 今作は、主人公が頭の中で思い巡らせてることや記憶の断片を映像でたどる 感じで、次々といろんなシーンが細切れに挿入され、時間も場所も 終始前後する。全編これで進むから、必死で見ないと話について 行けないんですよ、私。で、つい力尽きてウトウト。もうちょっと スローペース(?)で進んでくれるときっと楽しめたと思うんだけど・・・。 体調万全で臨めば大丈夫だったのかなあ。(2000.09.29)
2000年9月劇場公開作品 89分

良かった♪ いつまでも二人で  With Or Without You ’99英・米
監督 マイケル・ウィンターボトム
主演 クリストファー・エクルストンデヴラ・カーワンイヴァン・アタル
幸せな夫婦生活を送っている2人だが、目下の悩みは子供ができないこと。 そんな折、妻の初恋の文通相手が現れ、2人の関係が揺らぎだす。見終わって まず感じたのが、テレビドラマを見てるようだったなってこと。それなりに 面白い話があって、それなりの展開と、それなりの場面で流れるヒット曲が あって、それなりに完結する。ひねりのない分かりやすいお話で、何だか 物足りない。でも、それが結構面白かった。それなりの話でも、物語の起伏や 見せ所はちゃんと押さえて作ってある感じだから。最後に・・・まさかと 思っていたけど、これの予告編、すっかりネタバレでしたねえ。(苦笑)  (2001.04.05)
2000年11月劇場公開作品 90分

最高!! インサイダー  The Insider ’99米
監督 マイケル・マン
主演 アル・パチーノラッセル・クロウクリストファー・プラマー
男同士、人間同士のドラマ。ずっしりと重い余韻が残る。ボロボロ涙を流す 感動も良いけれど、この深く心に響く感触はもっと好き。でも、硬派で 少し難しい気がする。私が高校生の頃に見ていたら、きっと あまり理解できてないはず。(笑) 主演のラッセル・クロウ、オスカーに ノミネートされただけあってスゴイです。ラッセル・クロウだと 思えないほどの役作り。カッコ良くはないけど、ごく普通の人間が 巻き込まれる苦悩と揺れる心とが見事に伝わってくる。アル・パチーノも 素晴らしい。実話の映画化らしいけど、真摯な作りでいて、かつ面白いのが 凄いと思う。もう一度じっくり見たいです。(2000.05.13)
2000年5月劇場公開作品 158分

良かった♪ インビジブル  Hollow Man 2000米
監督 ポール・バーホーベン
主演 エリザベス・シューケビン・ベーコンジョシュ・ブローリン
透明人間のお話。以上!(笑) いやー凄いわ、このヴィジュアル。 透明化の過程の血管・筋肉・骨のリアルさ! そして血管や筋肉だけで 脈打つ心臓、動く人間・・・ひゃー。数年前、本物の人体標本を展示した 「人体の不思議展」なんてのがあったけど、あれ以上にスゴイかも。完全に 透明になった後の、彼の存在による周囲の変化(ベッドのくぼみとか)も 面白く、グロテスクやけどとにかく一見の価値大! そして、 こんな役柄引き受けちゃうケビン・ベーコン、好きやなあ♪ なんでやねん! とかいろいろ聞こえてきそうだけど、そんなんどうでも良いんです。(笑)  だってバーホーベンやもん♪(2000.09.30)
2000年10月劇場公開作品 112分

まあまあ ヴァージン・スーサイズ  The Virgin Suicides ’99米
監督 ソフィア・コッポラ
主演 ジェームズ・ウッズキャスリーン・ターナーキルステン・ダンスト
結構良かったし、好きか嫌いかと言われると好きなんだけど・・・予告が良くて 期待しすぎたかなあ。印象としては、予告編のシーンの間に 余計なシーンが入った感じ。透き通っていてどこか乾いたような空気や、 それを包む音楽など、全体の雰囲気はすごく好きだし、不思議な魅力を放つ キルスティン・ダンストや、ジェームズ・ウッズのさらっとした名演など、 見どころはいっぱい。でも、どうにも話の運びがぎこちないと言うか、 もどかしいと言うか・・・。その辺が上手く行っていれば、もっと心に 響いたんじゃないかなあ。題材を活かしきれなかった感じで惜しい。 好きなんだけど、うーん。(2000.06.30)
2000年6月劇場公開作品 98分

良かった♪ うちへ帰ろう  The Autumn Heart ’99米
監督 スティーヴン・メイラー
主演 アリー・シーディーデヴィッドリー・ウィルソンマーラ・スカレッツァ
父と二人暮らしのダニエルの元に、幼い頃に生き別れになったと言う 3人の姉が突如現れ、長い年月の末に家族は再会を果たすが・・・。 こういう家族モノにはやっぱり弱いです、私。姉妹3人に描き分けられた 幼い頃からの苦しみや痛み、典型的なものではあるけれど、どれも 思い当たるものがあって自分に重ねてしまうから。特に長女の苦痛なんて・・・。 これをとげとげしく演じるアリー・シーディー、上手い。でも、ずっと 心の傷をたどっていく感じが辛くて好きにはなれないんだなあ。(2001.01.07)
2000年10月劇場公開作品 109分

??? 映画史  Histoire(s) Du Cinema ’98仏
監督 ジャン=リュック・ゴダール
主演 ジャン=リュック・ゴダール, ジュリー・デルピー,サビーヌ・アゼマ
映画・美術・文学・音楽など、過去のあらゆる芸術作品によって語る 20世紀の歴史・映画史。全8章,計4時間半の映像・音楽の洪水。 ゴダール映画って凄いって聞くけど、見たことないです、私。 と、こんな状態で観賞。結論。凄いけど、わけわかりません。 判定不能。芸術作品がめくるめく登場するんだけど、近年ハリウッド 娯楽作品中心に見てる私は、ヒッチコック,フェリーニ映画と フェルメールの絵がかろうじて分かった程度。(苦笑) ただ、 分からないなりに感じたのが、やはりこれはフランス人の視点で見た 映画史なんだろうなってこと。あと、これだけいろいろ見せられると、 その中で、自分がどう言う映画が好きなのか、それを再認識できた部分が ありました。(2000.11.13)
2000年11月劇場公開作品 270分

好き♪ エイミー  Amy ’97豪
監督 ナディア・タス
主演 アラーナ・ディ・ローマレイチェル・グリフィスベン・メンデルソン
9歳のエイミー(アラーナ・ディ・ローマ)はオーストラリアの田舎で母親 タニヤ(レイチェル・グリフィス)と祖父と3人暮らし。4歳のとき、 ミュージシャンだった父親が彼女の目の前で亡くなってから、 耳が聞こえなくなり、声も出なくなっていた。何人もの専門家に 診てもらってきたが、原因は判らない。普通校への入学を拒否され エイミーを学校に通わせない母は、彼女を保護という名目で 連れて行こうとする児童福祉局の手を逃れ、新しい街に引っ越す。 そんなある日、隣に住む売れないミュージシャン,ロバート (ベン・メンデルソン)の歌声に、エイミーが歌い始めた・・・。(103分)
予告ですでにウルウルしていた私、こんな映画だと思ってませんでした!  もっと泣かせに走るのかと思ったら、めっちゃ笑える。でも期待どおり 感動もさせる。良い意味で裏切られました♪ 軸となるエイミーの話は もちろんのこと、思いがけず良かったのがエイミーを取り巻く 愛すべき隣人たち。延々と水をまいているおばあさん、車をいじってばかりの 若者など、滑稽で不完全な人間の日常がそこにあって、そういう描写が すごく好き♪ 合唱しながらエイミーを探すおまわりさんも最高!  そして、映画を支えたエイミーの歌唱力がスゴイ!!  うん、良かったです。満足♪ (2000.01.22)
2000年1月劇場公開作品

まあまあ 英雄の条件  Rules of Engagement 2000米
監督 ウィリアム・フリードキン
主演 トミー・リー・ジョーンズサミュエル・L・ジャクソンガイ・ピアース
中東でデモ隊に包囲された大使館。大使救出作戦での海兵隊の 無差別銃撃で一般市民が大勢犠牲になり、指揮官が軍事裁判にかけられる。 ものものしい音楽で幕を開ける物語・・・でもなんだか腑に落ちないんだなあ。 戦闘や裁判のシーンは結構見ごたえあったけれど、どうも私には全体的に 説明不足な感じでうまく伝わって来なかった。その反面、中盤は何だか退屈。 ホッジス大佐が現地に検証に行くシーンとか、全部抜いても 良かったのでは?(爆) そして、ラスト。ベトナム人の行動とかも含めて、 それでいいのか、んー?って思える。この作品で描かれる正義は、 どうも虚構にしか思えなくて。(2000.09.30)
2000年8月劇場公開作品 128分

良かった♪ エクソシスト ディレクターズ・カット版
The Exorcist: Director's Cut Edition
2000米
監督 ウィリアム・フリードキン
主演 リンダ・ブレアマックス・フォン・シドーエレン・バースティン
少女に心霊現象が起こり始め、その症状は日増しに酷くなっていく。そして ついに、教会が動いて悪魔祓いが行われることになる。’73年公開の 『エクソシスト』に未公開シーンを追加した作品。『エクソシスト』は 恐怖映画の頂点と言うイメージがあって、今まで怖くて見られなかった作品。 今回の公開を機に、勇気を振り絞って見に行くことに。結果、どれほど 怖いのかと凄い覚悟で臨んだため、それほど怖くはありませんでした。(笑)  でも、この作品が25年以上も前に作られたと言うのは、確かに凄いと思う。 映像もさることながら、導入部の不気味な説得力など、現実味ある物語展開も 優れている。(2001.04.07)
2000年11月劇場公開作品 121分

良かった♪ エドtv  Ed tv ’99米
監督 ロン・ハワード
主演 マシュー・マコノヒーウッディ・ハレルソンジェンナ・エルフマン
痛快! 最後まで面白おかしく楽しめる♪ マシュー・マコノヒーや ウッディ・ハレルソンのアホさ加減も最高♪ この作品、 『トゥルーマン・ショー』を思い出す題材だけれど、作品としての方向は 全然違う。私は『トゥルーマン・・・』の方が、人間を見つめる視点が 好きなんだけれど、この作品は全く別なフィールドで『トゥルーマン・・・』と きっちり渡り合ってる感じで好き。おすすめマークは“OK”にしたけれど、 この作品を先に見ていたら、多分“Good”にしたと思う。でもね、きっと 『トゥルーマン・・・』を先に見たことも手伝って、私にはこの作品はガツンと 来ないんですよ。かなり好きなんだけどね・・・。(2000.06.30)
2000年6月劇場公開作品 123分

まあまあ エニイ ギブン サンデー  Any Given Sunday ’99米
監督 オリバー・ストーン
主演 アル・パチーノキャメロン・ディアスデニス・クエイド
日曜毎に繰り広げられるフットボールの試合。マイアミ・スコーピオンズは 連敗で、観客の足は減少していた。チームのヘッドコーチ,トニー・ダマト (アル・パチーノ)は、女性オーナー(キャメロン・ディアス)と 衝突を繰り返す。そんなある日、ベテランのスター選手,ルーニー (デニス・クエイド)が怪我、新人選手がチームを引っ張ることになる。 だが、選手達は以前のように噛み合わず、選手もコーチもオーナーも チームドクターも、フィールド内外で衝突を繰り返す。そして今日も、 勝負は幕を開けようとしていた・・・。(151分)
包み込む大歓声、ぶつかり合う音、そのサウンドと映像。 自分もフィールド内にいるかのような臨場感で迫力満点。大画面で 音響設備の良い映画館で見たい1本。でも、高いテンションのまま、 どこまでもグイグイ引っ張る。これだから、いったん大迫力に慣れれば 単調に思えてくるわけで、それが延々2時間半も続けば、退屈。 まだ、これ見て「よっしゃー!うおー!」って思えるなら楽しめるんでしょう。 でも、フットボールを全く知らない私、はっきり言ってまずこの中に 入りこめなかったんです。私はついて行けません、そんな1本。よくよく 思えば、オリバー・ストーン作品にはこう言うことが多いなあ。(2000.03.13)
2000年5月劇場公開作品

好き♪ エリン・ブロコビッチ  Erin Brockovich 2000米
監督 スティーブン・ソダーバーグ
主演 ジュリア・ロバーツアルバート・フィニーアーロン・エッカート
お金も地位も学歴も持たない女性が、大企業の環境汚染の実態を暴いて 史上最高の和解金を手にするまでの話、こう聞いただけでワクワクしてました。 予想通り、痛快で感動で、見た後すごく幸せな気分♪ これが実話で、 S・ソダーバーグ監督作で大ヒットしてるって言うから驚いてたけど、納得。 ソダーバーグ監督らしさはあるけれど、あくまでも話を大事にして 作ってあるのが良いと思う。そして、少し前の 『シビル・アクション』と 同じような題材ながら、全然違っていたのが印象的。今作は法的な部分より エリン自身が描かれていて、その痛快サクセスストーリーが すごく好きです♪ 音楽も、チラシのピンクなデザインも好きだなあ♪・・・ 「科学館」に クロム関連記事あり。(2000.05.28)
2000年5月劇場公開作品 131分

良かった♪ オータム イン ニューヨーク  Autumn in New York 2000米
監督 ジョアン・チェン
主演 リチャード・ギアウィノナ・ライダーエレイン・ストリッチ
秋のニューヨーク。少しお年を召した素敵な紳士リチャード・ギアと、 若く美しく余命幾ばくもない娘ウィノナ・ライダーのラブストーリー。 この設定、年齢差、無理ありすぎでは?でもリチャード・ギアなら OKかな?って思ってたら、まさしくその通り。(笑) 絵に描いたような 夢物語、これをロマンチックに支える紳士リチャード・ギア、最高♪  特に序盤、あの眼差しでスクリーンから見つめられる、なんたる幸せ♪(誤)  ウィノナ・ライダーも可愛い! でもまあ、あくまでもおとぎ話。 シンデレラでこれと言って感動しないのと同じく、涙・感動の ラブストーリー!ってものでもない。折り鶴やすだれ(?)など、東洋的な 小物が入り込んだ雰囲気や、衣装や景色は凄く良かったです♪(2000.09.18)
2000年9月劇場公開作品 107分

まあまあ オール・アバウト・マイ・マザー  Todo sobre mi madre ’99西
監督 ペドロ・アルモドバル
主演 セシリア・ロスマリサ・パレデスペネロペ・クルス
私の場合、映画は自分の経験と重なるものでなければ感情移入できない。 これは、その共感できない典型のような作品でした。女性たちの友情の部分は 楽しめたし、彼女たちの会話は面白かった。けれど、母としての心情や 夫に抱く感情は、私の心には全く響いてこない。この作品、世界中で 高い評価を受けてるけれど、よく考えたら評価しているのは若年層では ないはず。周りからすすり泣く声が聞こえるなか私が感動しなかったのは、 映画に問題があったのではなく、ただ私の人生経験がまだ浅いから。 そんな気がする。もう10年後か20年後、母になってから見たいです。 (2000.05.13)
2000年5月劇場公開作品 101分

好き♪ オーロラの彼方へ  Frequency 2000米
監督 グレゴリー・ホブリット
主演 デニス・クエイドジム・カヴィーゼルアンドレ・ブラウワー
ニューヨークで滅多に見られないオーロラが見える日に、無線機が 30年前と繋がった。交信した相手は、今は亡き父親。 無線機を通して、息子は父の辿った不幸な運命を変えようとする。良い評判を 聞いていて、期待して見に行ったら期待通り! でも、できれば真っ白な 状態で見て驚きたかったなあ。不満を挙げるとすれば、そこ。この作品、SF ファンタジーが土台なんだけど、話の中心は父と子の心の交流。物語の進行と ともに変化していく父子の関係が、具体的なエピソードで丁寧に描かれる。 これが凄く良い。後半はかなり強引な展開だけど、考える間もなく 畳み掛けるような見せ方をした上で、親子の愛と絆が描かれるから、 感動させられるんだなあ。(2001.04.08)
2000年12月劇場公開作品 118分


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