小笠原村(父島・母島)-H"エリア化計画
小笠原村(父島・母島)-H"エリア化計画とは?
日本全国で使えるモバイル定額接続としてAir-H"が普及する中,その前に立ちはだかる地域があります...それは父島・母島(小笠原村).
役場のある父島から東京まで1050Km...島外へ通話・通信するためには衛星回線を利用するしかありません.インターネットを利用するために東京のアクセスポイントを使うだけでも大変です.衛星回線の遅延と出力の低下によりATコマンドを設定してモデムの出力を上げて対処(←本当はやっちゃいけないらしい)しないと,アナログモデムの接続もままならないのです.ISDNなら問題を解決できますが,離島特例が適用されないために通信料金はなんと3分40円.おそらく日本でもっともデジタル情報が得られにくい地域です.
「日本全国がエリア」と豪語するNTTドコモでさえもそれは例外ではありません.通話エリア内であるものの衛星通信のコアネットワークが旧式であるため,2400bpsまでしか帯域を確保できません.auやJ-Phoneに至っては通話エリアですらありません.
しかし,小笠原までISDN回線は来ているのです.そう,ISDNの先にDDIポケットのアンテナを立てれば問題は解決するのです.そこで当サイトでは小笠原村(父島・母島)-H"エリア化計画をぶち上げることにしました.
参考リンク:父島の“日本一早い初日の出ライブ”計画のその後<その3>ナローバンドもままならない離島のネット事情
離島でインターネット定額接続は必要なのか?
必要です.まず,(特に船に輸送を頼る)離島地域では本や新聞による情報が大きく遅れています.また,そもそも目にすることもできない本すらたくさんあります.インターネットの利用はこの情報の遅れや格差を埋めることができます.また,離島地域からの発信にもインターネットは有効な手段です.離島地域は同時に観光資源も持っています.様々な観光情報の発信だけでなく,2002年『日本一早い初日の出』
のような地域発信型の活用も期待できます.
(しかし,FTTHのようなブロードバンド接続までが必要とは考えていません.離島にいて都会と同じ利便性を追求するのは,都会にいて離島と同じ自然に接しようというくらい意味のない行為です.それぞれの地域の特色を生かすことが「均衡ある発展」だと思います)
いま何ができるのか?
ここまで読んでいただいた中で,もし,この計画に賛同していただける方に3つのお願いです.
- この計画を広くご紹介ください
離島のインターネット接続事情すら広くは知られていないのではないでしょうか?まずはこのデジタルデバイドを広く知ってもらうことが重要です.
- いろいろなところに働きかけてみよう
- DDIポケットにmailを出そう
DDIポケットへの意見・要望
何はともあれ,DDIポケットがその気にならないといけません.しかし,DDIポケットだって営利企業ですからメリットがないとやらないでしょう.DDIポケットの得られるメリットについて考えてみます.
- 島内でおそらく唯一の定額インターネット接続手段となるので,競争相手なしでユーザーを確保できます.
- その結果として,音声通話ユーザーも囲い込める可能性があります.
- PHSの普及には「携帯電話に勝っている」ところを見せるのが最も効果的です.ISDN回線をバックボーンにするPHSの優位性を広くアピールできます.
- 東京都庁にmailを出そう
東京都「電子都市構築に関する懇談会」のご意見募集
どのようなインターネット定額手段を導入するにせよ,行政の補助がどうしても必要です.
- 小笠原村役場にmailを出そう
小笠原村役場へのmail
どのようなインターネット定額手段を導入するにせよ,行政の補助がどうしても必要です.そして,地元が本当に「欲しい」と思わなければ実現は不可能です.参考までに住民運動や地方自治体の働きかけで新しいインターネット接続サービスを導入した例を示します.
- 住民の署名でDSLサービスの早期誘致に成功─多摩ニュータウン─
- 市議会議員らの有志が誘致したADSLサービス<前編>─北海道伊達市─
- 市議会議員らの有志が誘致したADSLサービス<後編>─北海道伊達市─
- 計画をより充実させるために
事業性を評価するための試算に必要なデータ(PHS交換機や基地局の設置・維持コスト,NTT接続料などの情報),他に働きかけるべき機関,その他この計画をより充実させるための提案を募集します.
- PHS交換機(PSM)機能をサポートするISDN交換機(ISM)の2003年度内の置き換え義務付けへ.離島地域へのPHS網整備のきっかけとなるか?
NTT東西、2003年度中にISDNとPHSをサポートした交換機導入 (ケータイWatch)
NTT東西、ISDN用加入者交換機にPHS接続機能を全面統合 (日刊工業新聞)
- -H"が有効なのは離島だけじゃない
山形新聞に山間部でもPHSが使えるようにしますという記事が掲載されました.携帯電話の使えない地域にDDIポケットの基地局を立てるという話です.携帯電話の基地局が最低4000万円に対して,PHS基地局の設置はたったの200万.新たにエリア化した地域は違いますが,このような形態こそ,この小笠原村(父島・母島)-H"エリア化計画の目的とするところと一致します.また記事から基地局設置にのみ補助金が出ており,「200人以上の集落」であれば基地局の維持費程度の利益は出るようです.このことから人口2000人弱の父島であっても,利用人数がそれなりに見込めればエリア展開も十分採算が合うと考えられます.
ご意見,ご提案をmailやPHS定額接続サービス掲示板を通じて募集します.よろしくお願い致します.
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