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3月29日(土)
「シオン弦楽四重奏団 Vol.6」
 「かあさん、はやく、はやく!!」
おめかしした小さな紳士にエスコートされ(?)、今夜は弦楽四重奏のコンサートへ行ってきました。
「シオン弦楽四重奏団コンサート IN 白銀」クラシックを主とした第三部。
前回より約半年、慌しく過ぎ行く日々の中、短いようで心待ちにしていたイベントです。
今回夫は出勤、コウキは昨日の発表会に全精力を注ぎ込んだ・・ということで、ソウマとふたり、デート気分で出掛けました。
コーヒーショップの店内を演奏会場とし、全席自由席なので、少しでも前に・・・と思っていたところ、ラッキーな事に、壁側一番前の席に
ソウマは座る事が出来ました。壁側はベンチシートになっているので、子供のソウマが姿勢を変えやすく、音楽に集中出来ると思ってい
たのです。一番前は奏者が間近で、より集中しやすく、ベストです!!

 開演前、目の前に並んだ可愛らしいサンドイッチとワッフルに心ときめかせるソウマさん。(笑)
オーダーしたオレンジジュースがくると早速フォークを片手に持ちました。
音楽だけでなく、おもてなしのお料理もこのコンサートの魅力の一つです。

 19時、いよいよ開演です。
颯爽と現る男性4名。ヴァイオリン 村田幸謙氏、岩村聡弘氏、ヴィオラ 秋山俊行氏、チェロ 篠崎由紀氏。
ソロ、オーケストラ、室内楽だけでなく、国内外の有名アーティストのレコーディングやライブ、コンサートツアーなど幅広く活躍される、
豪華メンバーです。(席に着かれる際、秋山さんがソウマにニコッと微笑んでくださったのを母は見逃しませんでした!(喜))

 「Disco Kid」に始まり、F・クライスラーの「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」と続きます。
後半はW・A・モーツァルトのセレナーデ第13番ト長調K・525<アイネ・クライネ・ナハムジーク>から。
「HAPPY BIRTHDAY 」シオンヴァージョン(数々の作曲家の雰囲気にアレンジしての演奏)と、表現豊かで奇をてらった演奏もありました。、
村田さんがMCで音楽の基礎知識、豆知識をお話してくださるので、学べる場でもあります。
NHK幼児教育番組「クインテット」仕込みのクラシック知識のソウマと私にも分かる曲目が多かったことも嬉しかったです。
ソウマは聴き覚えのある曲になると私を振り返り、にっこりと目を合わせたり、繋いだ手で拍子をとって楽しみました。

 村田さんの凛としたヴァイオリン、岩村さんのロマンティックな音色、秋山さんの深みのあるヴィオラ、篠崎さんの優美なチェロ・・・
日常の生活から離れ、音楽にうっとりしたコンサートでした。

 アンコール曲「EL BIMBO」の後、拍手に包まれ奏者が退場しかけた時、マスターからありがたい一声がありました。
急遽控え室から楽譜が届き(笑)、これまでコンサートの定番となっていた「リベルタンゴ」の演奏が始まりました。
村田さんは「封印した」とおっしゃっていましたが(笑)、聴くことが出来て本当に嬉しかったです!!

 今の自分がコンサートに行く事が出来るのは、縁、運、あっての事だと思います。
公演日と時間に家族みんなの予定が重ならない、家族の体調が万全か等、点と点が重なって線となり、道が出来、会場のその席に
自分が存在できることって、、、ひとつの奇跡だなって思います。
コンサートを開いてくださった関係者の方々、「どうしても行きたい!!」という私の気持ちを汲んでくれた家族、第三部に重ならなかった
家族の予定、夫の両親、良い子にお留守番してくれていた子供達、みんなに感謝です。
次回は・・夫婦揃って行けると更に嬉しいです。


追記:特等席のソウマが演奏終了後に教えてくれた感想ひとこと。
    「チェロの棒(弓)が僕の顔に当たるかと思ったけど、当たらんかった」(笑)
    弦楽器の魅力に再び触れ、ヴァイオリンに益々意欲的になったソウマさんでした。

   演奏を落ち着いて聴けて、素晴らしかったですよ、ソウマさん!(周りのお客さまにも誉めていただき、嬉しそうでした。)

3月28日(金)
「エレクトーン発表会」
 今日はコウキのエレクトーン発表会がありました。
この日の為に、毎日練習を繰り返していたコウキ。
他のクラスの子達とのアンサンブルなので、通常のレッスン以外にも合同練習があり、3月は休日返上で頑張っていました。
クジで決めたパートは難しく、初めのうちは凹んでいましたが(苦笑)、「それも縁だと思うよ」「与えられるという事はそのレベルに達する
事が出来るんだよ」と励ましながら、練習計画を立てました。
 今回コウキの原動力となったのは、同じクラスの子(学年が一つ上で、コウキがいつも目標としているRくん)からの激励メッセージカード
です。親が励ます以上に、仲間の力は強いな〜とRくんの優しさに感謝しました。
片手弾きが出来、両手弾きが出来、更に練習を積み重ね、安定した演奏が出来るようになり、日一日とコウキが自信をつけていく様子が
分かりました。毎日練習する事で、来月の試験の課題曲も上達したことも成果の一つです。

 三兄弟を連れて、会場の福山リーデンローズに到着しました。
今月初めに広響のコンサートが行われた場所で、今度は自分の子供がエレクトーン発表会をするって、、、ありがたき幸せです。
合同発表会は2日間、6部に分かれ、かなり大掛かりのイベントで感心しました。
コウキのグループは部のプログラム16番、後ろから2番目の演奏でしたが、ソウマとトシカゲは良い子にしてくれていたので、
殆どの演奏を聴くことが出来ました。(ビックリ(笑))
いよいよコウキのグループ演奏が始まりました。曲目は「Go!Go!Star Ship」です。
本人も緊張だけど、私も緊張。(笑)
弾く事はきっと大丈夫、間違えないだろう、とその辺は落ち着いてましたが、視線の先はコウキだけ、一点集中なのです。(笑)
音楽を心と体で感じて欲しい、直立不動で弾くのではなく(笑)、といつも願っていた私でしたが、目の前にはリズムを体で表現し、グループ
のメンバーに目を配りながら演奏するコウキの姿がありました。
(家の練習時は、私が傍にいると集中できないようで(失礼な)、鶴の恩返しのように音だけしか聴こえないのです。)
よくぞここまで成長してくれた〜!!すごいよ、コウキさん!!ミラーボールまで回りだしてカッコいいよ!
もう、大絶賛です。(笑)

 発表会終了後、コウキに賞賛の言葉をかけ、先生に感謝の気持ちを伝えました。
プレッシャーで大変でしたが、目覚しい飛躍となった今回のコンサート、コウキにとって良い経験となりました。

3月27日(木)
「せんせい、ありがとうございました」
 「K先生が他所の保育所へ移動するんだって。」
ええ〜っ!?まだここの保育所へ来られて2年でしょ。もう交代!?
慌てて新聞の折込情報で確認したのは昨夜の出来事でした。
所長先生と代理で来られていた調理師のO先生が移動されることになっていました。
が〜ん・・・・、5、6年は安泰(?)で、トシカゲもみていただけると(勝手に)思っていたのに・・・。

 今日は運良くおふたりの出勤日だったので、ソウマと一緒に今までお世話になった感謝の気持ちを伝えることが出来ました。
お世話になりすぎていて(笑)、本当に感謝しきりの二年間です。
感性豊かな所長先生は優しく、温かく、時には自立を促すよう冷静に子供達に接してくださり、保護者と話し合う機会を
とても大切にして下さいました。そして、保育所と地域住民の繋がりをこれまで以上に密にして下さいました。
ソウマのアトピー治療においては、所長先生を始めとする全職員の方(代理の先生、調理師さんも含め)が自然療法を
理解してくださり、どんな時も「ソウマのアトピーは治る」という思いで接してくださいました。
O先生から頂いた手作りの年賀カードにはソウマへの応援メッセージが綴られ、いつも目に届く場所に飾っています。

 ソウマはふたりの先生にお手紙を書きました。
最後に「またきてね」と書かれています。
うん、寂しいけれど、永遠の別れではなく、いつかまた会えるのです。
縁を信じて。笑顔で再会出来る日を楽しみに。
二年間、本当にどうもありがとうございました。先生方のこれからのご活躍をお祈りいたします。

3月13日(木)
「育児サークル」
 今日はトシカゲと育児サークルに参加しました。
長男のコウキが2歳位の時から参加しているので、三兄弟で足掛け7年・・・先生方、ママ達には本当にお世話になってます。
少子化、市政の影響、、末端の問題として利用施設の存続が難しくなり、今季限りで先生主体のサークル活動に終止符が
打たれることになりそうでした。しかし、先生方の熱意のおかげで施設とシステムを変えて存続可能となりました。
親子で楽しむだけでなく、子育て支援、母子相談室の役割が大きく、心の支えとなっている場所なので、本当に嬉しかったです。
子育て支援とはどういう役割のことか、どれだけママが助けられているか、その影響が子供に伝わるわけですから、未来を担う
子供や保護者をサポートすることがどれだけ大切か、、市民と行政がもっと向き合う場が欲しいなぁって思います。
(次回の市議報告会にも参加しようかしら)

4月から保育所へ通うお友達は今回で卒業です。
今日はみんなでお別れパーティーとして、おにぎり&とん汁を作って食べました。(作ってる途中から真剣に食べるトシカゲさんでしたが・・)
今まで一緒に遊んでくれてどうもありがとう。
ソウマが通っていた時は赤ちゃんだった子達が、トシカゲが通う頃になるとぐ〜んとお兄ちゃんお姉ちゃんになっていました。
トシカゲに名札を持ってきてくれる姿、笑顔で話し掛けてくれた様子、泣いたり笑ったり、、いくつもの思い出が蘇ります。
元気でね。今度は小学校で会えるかな。沢山の思い出をありがとう!
そして、先生方、チビッコちゃん&ママ達、来年度もどうぞよろしくお願い致します。
よく食べ よく食べ
よく遊び!


3月9日(日)
「広響コンサート」
今日は広島交響楽団の福山定期演奏会へ行って来ました。
久々の単独外出、初めて行くオーケストラコンサートにドキドキわくわく・・・。
予約する際、オーケストラ全体が見渡せる席か奏者を間近で見れる席か悩んだ据え、奏者と指揮者を間近で見る席を選びました。
運良く最前列の中央付近が1席だけ空いていたのも「縁」だと思ったからです。

席に着いたのは開演時間10分前。
左隣はご年配のご夫婦、そして右隣は40代後半らしき女性おふたりです。
歳を共に重ね、ふたりでクラッシック観賞をされてるなんて、素敵なご夫婦だわ・・との印象、かたや自身の音楽経歴を雄弁に語られ
ている右隣の女性、その勢いにやや圧倒されながら、開演を迎えました。
今日のコンサートは、日本とドイツで活躍中の指揮者・飯森範親氏とピアニストの小菅優女史を迎えての演奏です。
まず、オーケストラのメンバーが登場。ををっ、DVDで見たことのある団員のみなさんだ〜!と嬉しくなりました。
そして、コンサートマスターの洗練された身のこなしにハッとしました。あのスマートさは、シオン弦楽四重奏団の村田さんと同じだわ、
ヴァイオリンを始めるソウマも大きくなったらこんなにカッコよくなるの?なんて・・(←飛躍しすぎ(笑))
指揮者の飯森氏はチラシの写真よりも実物は更に素敵なんだろうな〜と予想していた通りでした。
燕尾服でさっそうと登場するその姿に、過去に観劇した劇団四季「美女と野獣」の王子様を思い出しました。まさに王子なのです!!

会場の一瞬の静けさを待って、いよいよ演奏です。
振り上げたタクトからスッと入る澄んだ音色、、なんて美しいのでしょう。
オーケストラの魅力もさることながら、指揮者から創られる空間に引き込まれます。
タクトや両手からだけでなく、全身が音楽を包み、また、音楽に包まれます。

洗練された指揮、美しい音楽、凛としたコンサートマスター、素晴らしいピアノ演奏にうっとり。。
オーケストラの世界にどんどん引き込まれて・・・行きたいところでしたが、、、常に気になる存在がありました。
感性豊かな右隣の女性です。
つぶやき、感嘆の声がやや大きめ、演奏中にカバンからオペラグラスをゴソゴソ・・なのはまだ許容範囲だったのですが、なんと彼女は、
自分の席で指揮を始めたのです。
えぇーーっ!?驚愕。。
飯森氏に熱視線を送り、「素敵〜。」「かっこいいわぁ。」「素晴らしい!」と賞賛しているのに、この場で自分が指揮!?
お茶の間でプロ野球観戦しているお父さんが監督になってるのとはワケが違います。
世界的な指揮者のすぐ後ろで指揮をする観客がいるなんて・・・想定外でした。
初めは指先だけだった指揮も、徐々にダイナミックに、そして私の右半分の視界は彼女の指揮する腕でいっぱいです。
プログラム後半は「ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68」、約45分間の演奏です。
陶酔した彼女の妨げにならず、自分自身音楽を楽しめるように、とりあえず、目を瞑ってみました。
ををっ!!目を閉じる事によって新たな空間が生まれ、音楽の更なる広がりを感じました。隣の女性に感謝。
しかし、、やっぱりこの場所に居るからには、この空間を五感で受け止めたいのです。
第四楽章の演奏が始まりました。最後です。この状態をどう乗り切るのが最善策?音楽に集中したい〜!!
・・・とっさに、右手に持っていたプログラムを顔の横に上げ、自分の視界から彼女を遮りました。
あからさまに見えたかも知れませんが、お互いがお互いを意識することなく楽しめる唯一の方法だと思ったのです。(苦笑)
それからは、クリアな世界!!彼女に制される事なく、飯森氏の指揮とオーケストラの演奏を充分に堪能できました。
そして演奏が終り、陶酔から醒めた彼女が気付いてくれたのか、アンコールの曲ではチェロ奏者まで充分見渡せる視界でした。
(クリアな視界でコントラバスまで見るのはちょっと難しかったです。)

観客からの鳴り止まない拍手に包まれ、コンサートは幕を閉じました。
帰りに席を立つ際、左側のご夫婦と目が合いました。
「すごかったですね。(隣が・・(笑))」の意味を込めて微笑む私。
目で同意を示してくださるご主人。
そして、奥様のほうは微笑み頷きながら私の手を握ってくださいました。
「大変だったけど、頑張ったね。」と言ってくださるようでした。(笑)
ほんの一瞬の出来事でしたが、隣の席になったご縁のおふたりと心が通じ、労ってくださった事がとても嬉しかったです。

初めてのオーケストラコンサートは、色んな意味でとても思い出深いものとなりました。
クラッシックは相変わらず初心者ですが、あらかじめ曲目を図書館のCDで予習(までもいかないかも?)してたのは良かったです。
30分、40分の演奏時間って長い〜と思っていましたが、本当に聴き応えがあって、会場では時間が気になりませんでした。
それと、「地球大予測U オーケストラ指揮法」で高木善之氏が書かれていた通りに、プロのオーケストラは高性能のスポーツカーの
ようでした。指揮は究極の人間関係。指揮者とオーケストラ、すべての人達が心を一つにしてこそ良い音楽が出来るのですね。
それとそれと、ブラームスの交響曲、長時間の演奏を、飯森氏が総譜無しで指揮をされていたことに本当にびっくりしました。
ピアニストの小菅女史やオーケストラメンバーに敬意を表す眼差し、しぐさも素敵でした。才能、そして品格を備えられている方だと
感じました。

素晴らしい演奏を聴くことが出来、とても幸せでした。
コンサート関係者の方々に感謝、そしてこの機会を与えてくれた家族にも感謝です。