林道観光開発協会

二輪、木曽路へ

 

木曽路、春

仕事が終わったのは5時過ぎだった。

「ツーリングに行きましょうよ!」後輩に誘われた。

「ツーリングって言ってもなア...宛はないし...金はないし...」

「...行けるところまで行ったらいいですよ、それで日が暮れたら泊まって...」

「ん−、そういいうのも面白いか、それで何処 へ?」

「とりあえず北へ、19号線を通って...」

 恵那SA

木曽路を彷徨う

仕事が終わってから、おもむろに旅立つ、そう遠くへは無理ダナ。

いつも木曽路は延々と続く。

居眠り警報なるものが所々にあるのもわかる。

とにかく走り、名古屋から中津川まで中央自動車道、SA休憩もままならぬ間、木曽路へ。

そして妻籠へ

観光地でもいいじゃないか、木曽路へタイムスリップだ。

妻籠で日暮れ、旧街道ど真ん中で泊となった。

 妻籠

ところでこの街道、夕方の店屋が閉まること早いの 何の、酒屋を探すのに苦労した。

この閑散とした閉店後の商店街??いい散策?になっ たのだ。

そして...お約束の宴会となったのは言うまでもない。

かつて、妻籠、馬籠という木曽の宿場がにぎわった。

街道を人が歩き馬が通る、車?あー篭か、その当時は。

時は移り、人の移動、旅のスタイルは変わった。

時間のないようで暇な現代人、自分達のような者のことだ。

日が暮れて、そこで一夜の宿をとる。こんなときには宿場の意味がよーくわかる。

自分たちは昔のままにあるな。

保存と復元

よく文化財の復元のことを、作り物だとかわざと らしいという者がいる。

そのとおり作り物だ。

だが復元も維持や管理してい くのは容易でないと思うし、何よりもそれにかかわる人の生活がある。

それをどうこう批判するより、そこに留まって何か肌に感じたらいい。

わざとらしいのはむしろ観光客だと思う、そう言う者に限って訪れることはない。

文化も自然と同じだと思う、好きならそれでいいのだ。

 馬篭

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