林道観光開発協会

 

湯布院・秋月 遙かなる九州(二)

 

台風にマケズ

雲行きを見て高千穂を出た、台風が来ているという...いいツーリングだなア。

「湯布院」、なぜか普段の我々には縁のない高級温泉旅館へチェックイン。

というか台風に流され転がり込んだというのが正解。.

そして宴へ突入するのであった。

嵐が過ぎるのを待ったつもりが、我らが酒より...台風の方が強かった。

湯布院泊

湯布院って高級じゃネエ?という先入観、じゃーなくて事実お安くはなかった宿泊代。

しかし折角の湯布院、湯あたりするほど温泉を堪能した。

翌日、嵐は上がらず。しかし時間に追われ旅館も追われてチェックアウト。

そこで、増水した側溝へ友のバイクが「ドボン」、冠水で道か溝かわからなかったのだろう。

あわや水没?...エンジンは何とか再始動、災難を危機一髪で逃れた。

やはり2サイクルエンジンは強かった。

激しい雨を逃れて、とにもかくにも湯布院駅へ避難した。

駅にいたおっさんが、「電車もとまってエライこっちゃ、あんたら単車で大変やなあ...」

「いつまでも駅にいても...」友の提案で走り出した。

確かに台風は去ったようだ、しかし強い吹き返しで走るに走れず...バイクが進まない初めての経験。

自転車ライダーに抜かれた...仕方ないのでまた温泉だ?

天ヶ瀬の夜

実は温泉が好きなんです!ということで天ヶ瀬、着いたときにはもう夕方だった。

嵐は去ったようだが芳しくない天候、幸いあいにくの天候のおかげで泊まれる宿はいっぱいあった。

温泉街へ入ったのが夕方だったので、残念、徘徊できなかった。

夕食オールスターキャストはご覧の通り。何故かここでも宴会はお約束であった。

英彦山の泥

翌日友と分かれる。彼はこのまま長崎へ帰るという、結構そこまで遠いな。

はじめて単独で山へ向かった、英彦山だ。

しかし台風の後、路面は大荒れ、途中で恥ずかしい汗をかいてやむなく下山。

そして何もなかったように汗だくで耶馬渓へ向かった。ただ、バイクの泥だけが密かに出来事を物語っていた。

耶馬渓へ

百聞は一見にしかず...耶馬渓は景観豊かな景勝地だった。

川に沿った景勝地、紅葉の頃には絶景だろう風景。

ゆっくり散策まではいかないが、休みながら、とろとろと行ったのであった。

秋月野宿

ぐるりと回って宿泊の地を探す。本当の野宿であった...

キャンプ場でもなく、駐車場でもない道端。つくづく一人は寂しい、されど一人でも宴会。

目覚めると...そこは幕末で名高い秋月であった。よろしくないので早速撤去して退散としよう...

いや、せっかくなので...飽きる程散策した。

幕末に栄えた街、古きと新しきの混在。

落ち着いた雰囲気の街並みしか感じないが、ライダーと似つかないのは確かだ。

九州カルスト

旅の終わりが近づいていた、いつもそうなのだが終わりは何となくさびしいものである。

九州にもカルスト地帯があるというので行ってみた。その名も平尾台

カルストと言えば...大地の神秘、もちろん大好きな地底探検、鍾乳洞もあった。

千仏鍾乳洞といって中が川になっており、入り口でビーチサンダルに履き替える、いや貸してくれたのだ。

大したことない、と言うなかれ。

ザブンザブン、おー冷たいなんてもんじゃない。水の冷たさ、神秘さはなかなかないものがある。

切れるような冷たさ、ビール冷やしたい?よく冷えそうである。

カップル、黄色い悲鳴が響いていた。彼女が彼氏に抱きついているのだろう...

くそ!孤独なライダーは...

興奮と感動のミステリーだったが、やはり一人は寂しくなってきた。

帰路へ

さらば九州の地よ、新門司からフェリーでまた和歌山まで帰るのだ。

コンテナの乗ったトレーラーの妙技に感動するのも飽きた、港でぼーっとする時間が長すぎて...辛い。

九州の旅を振り返って、欲張りな管理人にとってもう少しゆっくり走る時間が欲しかった。

天気がもう少しでも良ければ...こればかりは運次第だな。

やはり自分が雨男である...という確信がまたひとつ強くなった旅であった。

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