林道観光開発協会
木曽三昧(二)
恵那・神坂
2003.5
「いい汗をかいたしナア...」
下山して温泉に入ろうということになって休憩所まで降りた。
そこで、まず腹ごしらえということで迷わず山菜蕎麦を食べたおじさん二人。
それが悲劇の前兆だったとは...
「山菜蕎麦!」
「はい500万円」
「ん...」
御愛想に一瞬のためらいもなく1000円札を出したが、ちゃんと500円返ってきた。
ごっついおっさんだった。ジョークか間違えか、どちらでもいいんだが後で考えると笑ってしまう。
いやア、本当にまじめな顔で言っていたのだが。
親父たちの本当の悲劇はその後起こった。
楽しみにしていた露天風呂、思っていた場所にそれがなかったのだ。あとでわかったんだが、宿を間違えていた。
嗚呼、無情だ、事前に確認ぐらいはしておかないといけないということだナ。
腹をふくらませ帰りの途に、煮え切らない親父2であった。どうせ中津川インタ−から帰るんだから...
神坂峠へ
行ってみるか、ふとその時、帰り道から恵那山が雄大に見えた。「行ったことある?」
「...ない」
「じゃ−行きますか?」
「そ−しましょう」ということになった。
しかし、道順は...大分前のいい加減な記憶...
「確か霧が原方面へ行けばいいと思うけど...」
バイク乗りの行き当たりばったりの記憶はすごいものがある。
ぐんぐんワインディングから標高を上げる。神坂の標識が見えた、間違いない。
強清水
こわしみず、そういう名のわき水がある。休憩していこう。
「飲料にしないで...」という保健所の看板があった。昔は自分も飲んだ筈...あたった人がいるのか?水質が落ちたのか。
そしてさらに上へ、まだ残雪があった。寒いはずだ。
富士見台高原
恵那山が間近の神坂峠で、今は山小屋もある。
隣は園原のスキー場もあり、オフシーズンにはリフトで登山できるようになっている。
「子供とキャンプに...」とつぶやくおっさんが隣にいた。
山小屋でコーヒーをいただいたが、ベランダで飲むその味は格別だった。
また、もう一度訪れたいスポットが一つ増えたようだ。