1.Q熱

病原体;Coxiella burnetii

感染宿主;ヒト、イヌ、ネコ、羊、やぎ、牛、鳥類など

ヒトの症状;

急性例:14-26日の潜伏期の後、頭痛、発熱、発汗、悪寒、倦怠感、筋肉痛、胸痛、関節痛、嘔吐、咳、気管支炎、肺炎、肝炎、髄膜炎、皮膚発疹、髄膜脳炎、眼神経炎、腎臓障害。一般に、2週間で回復。

慢性例:肝炎、心内膜炎、心筋炎、心外膜炎、壊死性気管支炎、血管炎、骨髄炎、治療が遅れると死亡することも有る。

感染経路;ヒトへの感染経路-感染動物から排泄された病原体を含むエアロゾルによる気道感染。また、汚染家畜の生産物(乳製品、肉製品)を食べることによる経口感染。

疫学; 犬猫の10-15%で感染が確認。

     牛で15-40%が感染確認。

     一般のヒトで3-5%、呼吸器疾患や異型性肺炎を示すヒトの患者において15-45%に感染が確認された。

 

こんなときに検査(血液)をしましょう

*年に1回の健康チェックといっしょに

愛犬の場合;毎年1-2回行うフィラリア症や内蔵諸機能検査といっしょににQ熱の検査も行う。

愛猫の場合;毎年1-2回行う猫エイズ・猫白血病ウイルス検査や内蔵諸機能検査実施といっしょににQ熱の検査も行う。

*動物に不妊症、流産、子宮炎が見られるとき

*飼主のご家庭に妊婦・乳幼児・子供・基礎疾患や免疫低下の方がいる場合

*飼主に重篤な風邪症状、長引く発熱・倦怠感・部分的発疹・肝炎が見られる場合-もちろん飼主も内科医に診察を受け、Q熱の可能性についてよく相談すること:専門医所属病院(埼玉県川越市笠幡3724-6 池袋病院 日高医師 電話0492-31-1552)

わが国におけるQ熱の状況

鹿児島大学細菌学講座

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2.狂犬病

病原体:狂犬病ウイルス(ラブドウイルス科リッサウイルス属)

媒介動物:犬、猫

自然宿主:こうもり、きつね、スカンク、アライグマ

疫学:日本、イギリス、オーストラリアなど一部の島国を除いた全世界で発生

感染経路:狂犬病ウイルス保有動物による噛み傷による感染。その他移植、唾液、エアロゾルなど。

ヒトの潜伏期:1ヶ月から1年以上

ヒトの主要症状:恐水症、痙攣など。

治療法:対症療法。100パーセントちかくが死亡。

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