苦痛を最小限に抑えて治療効果を引き出すには?

「痛いのを我慢しなくてもいいような治療でも効くの?」

という疑問を抱かれる方もいるでしょう。

確かに、

痛みなどの原因によっては深い筋肉の状態を改善させることが必要なこともあります。

「深い筋肉を改善させる⇒針を深く刺す⇒痛そう」

という理屈は当然の発想かもしれません。

しかし、

私はこれまでに、数ミリ程度の浅い針の治療で深い筋肉の状態を改善させ、

頑固で慢性的な痛みが治ってしまう例を数多く経験しています。


その理由は「ツボ」の作用を最大限に利用して治療を行っているからです。


「ツボ」とは一言で言いますと皮膚上に出現した「反応点」です。

同時に、

その「ツボ」に関連する部位を治す「治療点」でもあります。



ツボの反応とは身体の内側の状態が皮膚上に現れたものです。

内臓、神経、筋肉などの状態が反映されています。

そして筋肉や内臓など、どんなに深い場所の状態であっても

必ず体表の皮膚上にツボの反応が出現します。

従って、

深い部位の筋肉であっても、異常があれば必ず体表の皮膚上に反応が出現します。

ツボは反応点であると同時に治療点ですから、

針治療は基本的にその体表上のツボを利用して治療を行います。


ですので、深い部位の筋肉であっても、体表上のツボ反応を利用して治療を行えば、

深い針をしなくても十分な治療を行うことができます。


そこで、

針治療を行う際に、もっとも重要な要素の一つは

「悪い部位につながるツボを正確に探す」

ということです。

その正確さは時に、1ミリの誤差すらも許されない場合もあります。

指先の一点に神経を集中させるようなイメージで、

一ミリの誤差にも十分対応できるよう訓練と経験を積む必要があります。


→トップページへ戻る