2.6 言葉のこと
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 写真:サクレ・クール聖堂
  パリ: モンマルトルの丘に立つ
       サクレ・クール聖堂












 写真:モンマルトルの丘
  パリ: サクレ・クール聖堂近くの広場







 写真:凱旋門の下
  パリ: 凱旋門の下から、
      シャンゼリゼ通りを写したのだけど

 フランスという国はアイデンティティが強くて、パリなんかでも英語が忌避されて通じない、あるいは分かっていても分からない振りをされる、というようなことをよく聞いてました。しかし、今回そんなことは全然感じなかった。大概、英語でにこやかに応対してくれるではないか、ホテル、レストラン、その他。

 ヨーロッパ旅行、だいたいどこでも英語が通じる。国々が身近に接しているせいかマルチリンガルの人が多いような気がするし、やっぱり英語が共通語なんだろう。もちろん現地の挨拶言葉の類はすぐに覚えて必ず使うようにした。あと生活上すぐに覚えてしまう単語、数字の1,2,3くらい、水、ビールやワイン。

 言葉が通じなければボディランゲージ、ジェスチャーですよね、やっぱり。下記のエピソードのようにそれが困る時もありますが。
 英語なんか出来なくてもなんのその、日本語一点張りで押し通すたくましい人もいます。同じく下記のエピソードをどうぞ。


エピソード:ボディランゲージも場合によりけり
 パリ東駅構内のトイレに小用をしたくて入った。よくあるように入り口におばさんが座っている。私はその机に料金を置いた。そしたらおばさん、フランス語で何か繰り返し言うのです。すぐに察しがついた、小か大かということを聞いてるらしいこと。困った、身振りをすればすぐに通じるだろうけれど。
 困った困った、仕方無い、手を持っていこうかとした時、そのおばさんも仕方無いねえと思ったのでしょう、ガタンと椅子から立ち上がった。奥へ歩いていって「こっちか」と指差すのでした。私、大きくうなずいて「ウイ!」

 どうやら、小と大で料金が違うのか、あるいは小用なら入り口のマシン(3本バーの回転式)に自分でコインを入れろ、ということだったようだ。


エピソード:日本人のおばさん
 パリ・シャンゼリゼにあるストアーMonoprix(モノプリ)でのことです。1階が洋品、地階は食品日用品売り場。私は地階で買い物をしレジで支払いをしていた。するとレジ係の女性が私の後ろの方を指差しながら何か言うのです。そちらの方を見やりました。

 すごい人がいるなあ。日本人のご婦人が日本語で畳み掛けるように話しているのです、「ほんとに話が通じない困った店員ねえ」という感じで。マネージャーらしき男性、オロオロ気味。おばさん、文句言いながら階段を上がっていく。マネージャーは困った様子で後に続く。察するに、ウインドウに入ってる品物が欲しいか手にとって見たいかの様子らしい。日本語で押し通す、たくましきかな日本のおばさん、です。

 店では日本人の団体さんが買い物をしていた。そのレジ係の女性、私を添乗員か一員と思ったのでしょう、「あの困ったおばさんを何とかしてよ」と私に言いたかったらしい。


日本の存在感
 ホテルの部屋にテレビがある時は英語チャンネルを探して、見つかれば見ていた、CNNとかBBC。ニュースなどで日本が出ることはめったになかった。見たのは田中・田中の話題2件だけだった。前者は辞職して再選した長野県知事、後者は国会を辞職した衆議院議員。この時期日本は平穏無事で大きな話題がなかった?

 それに対してテレビ漫画はすごいね、どこの国でも日本アニメをよくやっていた。もちろん現地語への吹き替えだが日本語文字が出てきたりして、あぁやっぱり日本漫画かと分かる。サッカーの本場スペイン・マドリッドで日本製のサッカー漫画が見られているなんて。あるいは、ウイーンの街中にはクレヨンしんちゃんの大きな宣伝看板(2メートル・3メートルくらい)にびっくり。


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