| テレビの連ドラを見ていたら、催眠術で人を殺そうとしていました。催眠術ってそんなこともできるんだな~と思いつつ、興味と恐さを感じている私です。ネットを検索していると、「そんなことはできない」といっている方と「簡単にできる」といっている方といます。どっちがホントなのでしょうか・・・ |
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| 催眠術にかかっている人に「あなたの手は曲がらない」というと、本当に曲がらなくなります。被験者に感想を聞いてみると「先生に言われると曲がらないのが当たり前になってしまう」と言います。 ここまでの話を聞くと、「やはり催眠は洗脳と同じで、相手の心を支配してしまうのだ」と思ってしまいます。 しかし、実際には心など支配しておらず、“術者の言うことを無批判に受け入れる”という単純なパターンを作っているだけなんです。 催眠は習慣性をコントロールすることには長(た)けているのですが、心を支配することにはまったく力を持っていません。 催眠術のショーなんかで、催眠術師の言うことを無批判に受け入れるパターンができてしまうと、「サルになる」とか「音楽に合わせて踊り出す」といったような暗示に何の抵抗もせず従うようになります。 しかし、人が生きるか死ぬかは習慣性とは別次元の話であって、自分の身に危険が生じるような暗示を与えられると、たちまち催眠から覚めてしまいます。 殺人とか自殺などの極めて本能的な行為は脳の編桃核(へんとうかく)が司っています。 編桃核は原始的な脳の部位で、不安や恐怖などマイナスの情動と繋がっていて、ここが損傷すると危険を回避する能力が著しく低下します。 そして、編桃核は催眠の影響をうけないことが科学的に証明されているのです。 |
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| 催眠術に関する書籍を数冊読みました。その中に他人を自殺に追い込む方法が書いている本があります。その本によると、他人を催眠状態にしたら幻覚を見せることができるので、誰かをビルの屋上につれて行って、「ここはプールだから飛び込むと気持ちいいよ」といえば、みんなためらいなどなく飛び込むと書いているのですが・・・ |
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| 催眠状態には、軽い状態から深い状態まで色々あります。 催眠をかける側からすると、『筋肉支配の時期=軽催眠』『感覚支配の時期=中程度』『記憶支配の時期=深催眠』と、だいたい3段階ぐらいに分けて判断するものですが、記憶支配よりさらに深くなると幻覚を見せることも幻覚を見せることも可能です。 被験者を深い催眠状態まで誘導して「あなたは私を見ることが出来ません。私の姿かたち、身につけているものすべて、あなたからは見えません。あなたにとって私は透明人間です」と暗示をすると、被験者は暗示の通り、術者の姿を見ることが出来ません。 ここで、私が被験者の目の前にあるコップをゆっくりと持ち上げます。すると被験者は目を大きく広げて「コップが宙に浮いてる!」と言って驚きます。 そして、コップの上や下に手をもって行き、糸で釣っているのではないか?何かのトリックがあるのではないか?といった疑いの行為をします。 ところが、私の手に触れた人は未だかつて一人もいません。 私のほうからわざと被験者の手に触れると、一瞬だけ驚いて体の動きが止まりますが、すぐにまた不思議がっている行為をつづけます。 つまり、私は見えていないけど、私の存在は認識しているのです。 映画館でホラー映画を観て恐怖におののきながらも、自分が映画館にいることを認識しているのと同じです。 これが催眠状態です。 「催眠状態が複雑で解かりにくい」という人もいるでしょう。 しかし、心理学者ユングの集合無意識を用いれば用意に理解でします。 ユングは、習慣性を作り出す日常的な無意識から、自分という固体を守るための生命無意識まで、その断層はいくつにも分かれていると言います。 習慣性を司る部分にはアクセスできても、深い部分にある生命レベルの防衛本能までは催眠を用いてもアクセスできません。 「ここはプールだ」と言って屋上から飛び込ますことが可能かどうか言うまでもない。そんなことは決して催眠なんかで出来ることではないのです。 |
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| 催眠療法を受けたいのですが、もし悪い人に当たって変な暗示とか入れられたらどうしょう、とか考えすぎかもしれませんが、お年寄りの先生で、催眠の途中で倒れちゃったりしたら、私はどうなるのかな?って心配なんです・・・ |
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| 日常生活の中で受けた暗示が人生に影響を与えることはあっても、催眠の中で与えられた暗示が人生を変えることはありません。 なぜなら、自分が催眠を受けていることは常に認識しているからです。 どんな暗示を与えられても、その言葉を明確に理解しているからです。だからこそ術者の暗示に忠実に従うことが出来るのです。 では術者の立場から説明しましょう。 たとえば、男性の術者が女性を催眠状態にして、「あなたは服を脱ぎたくなる」と暗示したとします。結果は、脱ぐ女性は脱ぐし、脱がない女性は脱がない。これが答えです。 ただ、「あなたは服を脱ぎたくなる」という暗示を、催眠状態の相手には言えても、普通の状態の相手には言える。だから催眠術を覚えたいという男性も少なからずいます。 しかし、相手からすれば、催眠状態のときに言われても、普段のときに言われても同じなのです。 言うほうが言いやすいか、言いにくいかの違いです。 その下心に腹を立て、相手は必ず催眠から目を覚まします。 催眠状態とは言え、その上心から下心まですべて相手に伝わるのです。 つまり、かけられているほうは、暗示をきちんと理解できます。 また、暗示がリアルタイムで入っていると思っている人は、催眠に不安を感じたりするものです。 暗示は被験者が、被験者なりにフレーズを区切って解釈します。 たとえば、「あなたは台所へ行って黄色いコップに水を入れて、ここへ帰ってきます。そして、私の目の前でその水を飲み干します」と暗示したとします。 もし、「あなたは台所へ行って黄色いコップに水を入れて、ここへ帰ってきます・・・」のところで行動を起す準備をしていてい、あとの「・・・私の目の前でその水を飲み干します」と言う部分を聞き逃していたら、被験者は、水を汲んで帰ってきたら、術者に差し出すだけでしょう。 もし、被験者の中になにやらコップに対する強いこだわりがあり、「コップは赤」といったとらわれがあったとしたら、黄色いコップではなく、赤いコップに水を汲んでくる可能性があります。 はそれを自分なりに理解する時間があり、リアルタイムではないということです。 当然、自分の価値観と照らし合わせて、理に叶っていないものは受け入れませんし、身に危険が生じるようなことも受け入れたりしないのです。 それから、催眠の途中で行為が中断されても、かかりっぱなしということはありません。 催眠には『一転集中の法則』というのがあり、この概念から外れたときは、もう催眠状態ではないのです。 映画館で悲しい映画を観ている最中に機械が故障して映画が途中で中断されても、一生悲しい気持ちのままか?と言われたら、そうでないことは理解できるできますよね。 催眠の途中でお年寄りの催眠療法士に何かあったら、もちろんあなたは様子がおかしいことに気がつくし、いつでも意識の集中状態をやめることができるのです。 |
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| 最近は催眠術をセックスに応用する話が頻繁に聞かれますが、いったい催眠術はどこまで性に悩む人の役に立つのでしょうか?催眠術が悪用されるとするならば、いったいどんなパターンで利用させるのでしょうか?もし、私が性にしか興味がないとしたら、催眠術を覚えてどのように役立てればいいのでしょうか?・・・ |
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| その昔、私が催眠術のかけ方を教え始めた頃、少々お年を召した男性から相談を受けたことがあります。 それはセックスについての相談で、「女の子とセックスできる催眠を教えてください」というものでした。 「相手の女の子の中に、セックスしてもいい、という気持ちがあれば、催眠で引き出すことはできるけど、そういった気持ちがない女の子とセックスするのは催眠を使っても無理ですね・・・」 「やっぱり教えてもらえませんか・・・」 「いえ、本当に相手の中に無いものは催眠を用いても引き出せないんです」 「服を脱がすのも無理ですか?」 「脱いでもいいという気持ちが相手の中にあれば可能です。でも、無ければどうやっても無理です」 「何年も前のことですが、テレビで引田天功さんがやってましたけどね・・・」 「街中にあるガラスウインドーの中で催眠にかかった女性が服を脱いでいくやつですか?」 「あぁーそれです!下着姿になって催眠を解いたら女性が驚いて・・・」 「それ、私も見ましたよ。かなり昔ですよね・・・」 「はい・・・あの催眠も無理ですか・・・?」 「よく考えて欲しいのですが、本当にテレビ局があんな犯罪のようなことをすると思いますか?」 「じゃー、ヤラセなんですか?」 「催眠にかかっていたかどうかは別として、少なくてもテレビ局のほうから「今日はこんな催眠をしますよ」ぐいらいのことは言われてるんじゃないですか?つまり、あの女性はテレビの前で下着姿まではなってもいいと思っていた女性なんですよ」 「それもそうですね・・・じゃー、催眠はセックスにはぜんぜん役に立たないというわけですか?」 「そんなことはないですよ。セックスで女性がオーガズムを体験できるかどうかは、トランス状態になれるかどうかです。つまり、理性が静まって、本能が活発になった状態ですよ」 「プッツンしたような状態ですか?」 「まあ、そう言えばそうですが、このトランス状態に導くノウハウは、催眠術をかけるときのそれとまったく同じなんです。○○さんはかけ方の基本が身に着いているので、あとはどんな風に応用するかだけですよ・・・」 「なるほど・・・ちなみに、相手の女性が、私とセックスをしてもいいと思っているかどうかを聞き出すこともできないんですよね?」 「いえ、そのくらいだったら簡単にできますよ」 「それを教えてもらえませんか・・・」 「いいですよ。とりあえず、相手の女の子に催眠をかけてください。できるだけ深い催眠へ誘導するにこしたことはないのですが、相手が少しでもかかったらもうOKです」 「筋肉支配のような浅い段階でもいいんですか?」 「充分です。催眠を解いたら「催眠にかかった人からアンケートを取ってるんだけど、正直に答えてくれる?もし催眠にかかって、あなたは私とセックスがしたくなるって暗示されたらしたくなると思う?」と聞いてください。そこで返ってきた答えが○○さんの求めている答えです」 「そういうことですか!?」 「はい、そこで「絶対にしたくならないと思います」と返ってきても「たぶんしちゃいます」と返ってきても、それは○○さんに対しての気持ちなんです・・・」 催眠にかかっている姿を見ていると、まるで意識を失っているように見えるのと、何でもいうことを聞くように見えるので、みんな秘めたる欲望を実現させようと思う傾向があるようですが、実際には、一つのことに集中しているだけで、意識はちゃんとあるんです。 普段は散乱している意識が一つになっただけなんです。 姿勢を保つための意識、相手と受け応えするための意識、そういったたくさんの意識から力が抜けて、術者の行為に集中しているだけなんです。 だからぐったりしているように見える。そして、自分の催眠を深めてくれる行為に意識が着いていくので、その部分が何でも言うことを聞いているように見えるだけなんです。 それは、「催眠をしている」という作業にお互いの気持ちが添ってないと成り立たない。 道筋をはずれた、術者本意の暗示は、一つにまとまっている意識を分散させてしまいます。つまり、催眠から覚めてしまうのです。 ちなみに、催眠術のノウハウをセックスに応用する方法は、書籍『催眠恋愛術』『催眠術のかけ方』(現代書林)『催眠術入門』(三笠書房)などに書いてありますので、宜しかったら読んでみてください。 |
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| ショーを仕事にしているいわゆるステージ催眠術師は、催眠術でマインドコントロールができるといいます。アダルトビデオなどに登場する催眠術師も、催眠で服を脱がすことができると豪語したり、催眠にさえかかればセックスですら強制的に要望でき、被験者はそれに従うといいます。ですが、その反対に学者や研究家、専門家などは被験者の意思にそむいた暗示は無効になるといいます。どちらが本当なのでしょうか・・・ |
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| 1992年、オーストラリアから史上最強の催眠演出家が来日しました。 その名をマーチン・ST・ジェームスといいます。催眠パフォーマーとしては誰もが史上最強と認める実力者です。 氏は、TBSテレビのバックアップにより、数回にわたるスベシャル番組を企画し、日本に空前の催眠術ブームを巻き起こしました。 日本では、明治時代に超能力とコラボされた催眠術がブームになりましたが、ステージ催眠では昭和30年代、大々的にステージ催眠を行ったアメリカのアーサー・ヘレン以来です。 アーサー・ヘレンの頃と比べると、メディアの機器の進化も関係してか、顔の表情ひとつをとっても、ヤラセではないことが一般の視聴者にも感じ取れたのではないかと私は思います。 マーチンは、当時ブレイク中のタレントたち数百名に催眠を施すといった、凄まじい勢いでした。 話題性を盛り上げたのは、山口美恵さん、小林亜星さんなどを先頭に、知的キャラクターを売りにするタレントや知名度の高い人たちが次々に催眠へと導かれ、信じられないようなパフォーマンスを実行するところにあり、その一部は新聞の一面にも掲載されるほどでした。 それほどまでに、マーチンのステージ催眠はインパクトが強く、視聴者の心を引き付けたのです。 当然のことながら、催眠術を取り上げたテレビ番組は著しく増え、多くの催眠家、催眠術師、催眠を身につけたマジシャンたちがマーチンのブームに便乗して催眠パフォーマンスを頻繁に行うようになりました。 そのブームはとどまるところを知らず、ウッチャンナンチャン率いるテレビ番組『やるならやらねば』でもマーチンの催眠術ショーを取り上げ、南原清隆さんが本格的に催眠術を身につけて、マーチンならぬナーチン・ST・ジェームスと称し、多くのタレントさんたちに催眠術をかけていました。 中でも、現在は貴乃花親方の妻である、河野景子アナウンサーのかかりっぷりは見事だったと思います。南原さんの、音楽を聴いたら踊り出すという後催眠は強烈で、ピンクレディーの『ペッパー警部』という音楽に乗って踊り出す河野さんは、完全にマインド・コントロールされているかのように映っていました。 音楽が終わるたびに、南原さんに向って「もうやめて!もう音楽かけないで!」と言いながら、またペッパー警部がかかると、顔の表情が変わり、取りつかれたように踊り出すのです。 このとき私は、たまたま複数の人たちと一緒に見ていたのですが、ひとりの男性がボソッと「ナンチャンて、普通の人間じゃん・・・」とつぶやいたのです。そして、すぐに私に向って質問を始めました。 「催眠術って誰でもできるんですか?」 「はい、勘のいい人なら1時間で出来るようになりますよ」 「こんなものが誰でもできるなんて危険すぎませんか?」 「暗示は悪用できますが、催眠は悪用できないんですよ」 「でも、嫌だいやだといいながら体が勝手に動いてるじゃないですか?」 「あなたは嫌なことを我慢することってないですか?」 「そりゃーありますよ」 「人と話をしていて、言いたいことを我慢したり、上司に命令されて、嫌なことでもやることってありますよね?」 「ありますよ」 「催眠は、それを引き出しているだけなんです。だから、嫌なことは嫌だとハッキリ言う人は、どんなに深く催眠に入っても、自分が嫌な暗示をされたら、「それは嫌です」とハッキリ断りますよ」 「へー、そうなんですか・・・」 「相手に気分の悪い思いをさせないように、その人とのコミュニケーションを壊さないようにと、だいたいの人が少々嫌なことでも我慢します」 「それは確かにありますね・・・」 「しかし、いくら嫌なことを我慢するといっても限度があるでしょう?」 「そうですね」 「その人にとって、どうしても嫌なことを要求されると、やっぱり出来ませんし、その人との付き合い(コミュニケーション)を壊してでも自分を守りますよね?」 「はい・・・」 「催眠も同じなんです。嫌なことをさせるにしても限度があるんですよ」 「だから悪用できないんですか?」 「はい、催眠はその人の中にあるものを引き出す技術であり、その人の中にないものはどうやっても出てこないんです」 私は今までに、「林さん、催眠術で女なん人やりました?」などというセリフを何度聞いたかわからない。 でも、催眠で女性の服を脱がしたり、その気も無い女性とセックスするなんてことは出来るわけも無く、たとえ催眠にかかっていても、一度嫌な思いをさせてしまうと、今度は本人が納得するような条件でもない限り、二度と催眠などかけさせてもらえないでしょう。 その条件とは、アダルトビデオに出演するなら、それなりのギャラだったりするわけです。 やはり、アダルトビデオはアダルトビデオとして楽しむべきもので、そこから催眠の本質を学ぼうとすること自体が間違いなのかもしれませんね。 |
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| 自己催眠術に魅力を感じ、有名催眠療法士の門を叩きました。自己催眠術を身に付け、成功者に成りたいという願いを叶えるべく施術していただきましたが、指一本動きません。「なんで掛からないのですか?」と尋ねたら「君が僕を信じないからだよ。自分から進んで掛かろうとしないと何時までたっても掛からないよ」と言われました。自分では掛かりたくて仕方ありません。掛からない理由は他にあるのではないかと・・・ |
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| 催眠にかからない理由は3つ。 『恐怖』『怠慢』『ホメオスタシス』です。 暗示は恐がっている相手には強烈に入りますが、恐がっている相手を催眠に導くのは無理です。なぜなら、催眠状態は心が安定した状態であり、心を安定させるのが催眠術だからです。 それでも、カウンセラーの説明次第で恐怖はある程度なくしていけます。よほど強烈な観念を持っていない限り、催眠へ導入する程度ぐらいには恐怖を取り除けるものです。 次に怠慢ですが、催眠のセミナーや受講会を行っているような場所で、「それ僕にもかかるんですかね?」などと、どっちでもいいような、なかば冷めた感じの言い方をする人は興味半分ですから、かかり辛い相手といえます。催眠の初心者にはまず無理な相手でしょう。 この場合は、なんとしても相手に興味を持たせるか、あるいは興味がないのならかける必要がないとみなすかのどちらかだと思います。 そしてホメオスタシスです。これは恒常性維持機能といって、普段の自分でいようとする能力のことです。 体が熱くなれば汗をかいて普段の平熱まで下げようとしたり、体が冷えれば身体を震わせて熱を上げようとするオートマチックな機能です。 催眠を深めていくときは、このホメオスタシスに柔軟性を持たせる作業をしていきます。 しかし、ホメオスタシスに柔軟性がない人は、少しでも意識が変性すると、元の意識状態に戻そうとするので、なかなか深い催眠へは導けません。 ホメオスタシスは完全に無意識の領域ですから、本人がいくらかかりたいと思っていても、柔軟性が弱いと、いくら頑張っても催眠には入れないのです。 「催眠を信じているからかかる」とか「信じていないからかからない」といった問題ではないですよね。 ちなみに、ホメオスタシスに柔軟性を持たせる方法は、書籍『催眠術入門』(三笠書房)と『催眠術の極め方』(現代書林)に別々の方法を書いてありますので、習得したい方はご覧になってください。 そして願望達成についてですが、日本では1994年ごろから潜在意識に焦点を当てた願望達成法が注目されるようになり、イメージの活用が画期的な方法として日の目を浴びるようになりました。 「人が変わろうとするとき、意識の力で変わろうとしても無駄。本当に変わりたいのなら潜在意識を変えること」・・・ 私もそう思います。 しかし、イメージで人は変われません。 「潜在意識に浮かべたイメージは現実化する」これは催眠の基本でもあります。 五円玉に糸を結びつけて振り子を作り、目の前へもってきます。 そして振り子が左右に揺れているイメージをします。 ここで少しでも振り子が揺れると、イメージがリアルになり、さらに振り子は大きく揺れ出します。 イメージは現実になり、現実化されたイメージはさらにイメージをリアルにします。 だからといって、自分が成功しているイメージを浮かべたら本当に成功者に成ると思ったら大間違いです。 人間には、このイメージと現実化の相互関係を邪魔する強い力が備わっているのです。 それが、『恐怖』と『怠慢』そして『ホメオスタシス』です。 振り子の揺れがどんどん大きくなる人は、すんなり深い催眠へ入っていける人です。 しかし、振り子の揺れが一定のまま進歩しなかったり、逆に揺れが小さくなっていく人は、イメージと現実化の相互関係を邪魔する機能が働き始めているので、「もっと揺れます!どんどん揺れる!・・・」と声をかけて援護していきます。こうすることで催眠誘導が可能になります。 しかし、この援護がないと、潜在意識はすぐに怠けてしまう。 「頑張らなければ成功は手に入らないよ」 「頑張るから成功しないんだよ」 前者は正論です。しかし、前者を口に出す人には誰も振り向きません。怠慢から見ると何も魅力が無いからです。 『努力しないで○○できる』 『何もしないで○○できる』 『寝ているだけで○○できる』 こんなフレーズを聞くと怠慢は大喜びです。 しかし、何もしなければ、やっぱり何も起こりません。 私はいろんな書籍の中で「イメージはその人に合っていないと意味がない」といってきましたが、イメージを浮かべて目標を達成する人は、イメージと行動が結びついている人です。いわゆる行動力のある人なんです。 イメージを浮かべて成功したいのなら、イメージと行動を結びつけるニューロンをインプルーブする(育てる)ことです。 人間は難しいことからは逃げてしまう。かといって簡単なことにはつまらなさを感じ、モチベーションの持続ができません。 でも、少しだけ難しいことならやる気を出せます。少し頑張れば自分にもできそうなことならモチベーションも持続できます。 この“少しずつ”“一歩ずつ”がニューロン・インプルーブ・コントロールの概念です。 どうか怠慢に負けないでください。 怠慢に負けている成功者はこの世に一人もいないのです。 |
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| 色々とあるホームページに催眠のかかりやすい人とかかりにくい人を記していることがよくあります。施術する前にかかりやすい人とかかりにくい人が分るのは、催眠の初心者の僕にとってはなによりありがたいことです。ある日、催眠のキャリアうん十年の催眠家が明かした「催眠のかかりやすさが分る」情報商材を購入しました。が、霊を信じている人はかかりやすい、上目遣いで人を見る女の子はかかりやすいなど、これといってパッとする情報ではありませんでした。全体的に信憑性もなく・・・ |
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| 明治や大正の書物には、人相やしゃべり方、仕草などから、催眠のかかりやすさを見極めるようなことがたくさん書いてあります。 確かにかかりやすい人とかかりにくい人は居ると思います。 しかし、前にも書きましたように、催眠のかかりやすさを決めるのは、その人の中にある『恐怖』『怠慢』『ホメオスタシス』です。 この中に外見で判断できるものはないです。ましてや、マニュアルで教えられるような情報など、どこにもありません。 とても単純な説明をすると、ある被験者に対し、男性の催眠者が施術したらかかるのに、女性の催眠術師がかけたときにはまったくかからないことがあります。 つまり、施術者によってかかるときと、かからないときがあるということは、「この人はかかる」「この人はかからない」などと決めてしまうことはできないということになります。 さらに説明を続けると、私のセミナーの受講生で、会社の重役をしている人がいます。氏は社内でも有名な催眠愛好家で、新入社員が入社して来るたびに催眠を施していました。 当然、被験性の高い社員もたくさんいて、その中のすこぶるかかりのいい青年がとてもお気に入りだったそうです。 ある日、青年は仕事でミスをしてしまい、会社にかなりの損害を与えてしまいました。 立場上、重役は青年を注意しなければなりません。 いわく、「強く叱りすぎた」というぐらい、重役はすでに落ち込んでいる青年に追い討ちをかけてしまったのです。 信頼していた上司に強く叱られ、深く傷ついてしまった青年は、それから数ヶ月のちには立ち直り、あの出来事も過去の話になっていました。 重役とも仲良く話すようになり、突然、上司の機嫌をとるかのように「部長、催眠術かけてください」といってきたそうです。 しかし、あの強烈なかかり方をしていた青年が、まったくかからなくなっていたのです。青年自身も、首をひねるばかりで、一向にかからなかったといいます。 つまり、心というのは変わるのです。ときには瞬時に変わることだってある。 疲労しているときと、そうでないときでは全然かかり具合が違いますし、ストレスで頭がいっぱいのときは、どんな催眠体質の人でもまったくかからないのです。 恋愛で説明すれば、もっと分りやすいかもしれません。 催眠にかかりやすい人を催眠体質というのなら、恋愛にハマりやすい人を恋愛体質といいますよね。 それなら、恋愛体質の人は、相手が誰でも口説けばすぐに落ちるのか?といえば、そうではないことが容易に理解できるでしょう。 催眠も恋愛も心が相手です。 また、これは聞いた話なんですが、ネットの情報販売サイトで、「すぐやれる女の子の見分け方」などというマニュアルを数万円で買ってみたら、中身は催眠のかかりやすさとリンクさせた内容で、ペンダントを目の前でゆらゆらと揺らして、そのペンダントから目を離さない女の子はすぐにエッチができるなどと書いてあったそうです。 こんな情報が真実か、そうでないのか、もう皆さんにはお解かりですよね。 |
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催眠は超常現象でも超能力でもありません。心理学の一分野です。このメルマガは深層心理を基にした恋愛コミュニケーション女性版です。無料ですのでお気軽にご登録くださいませ。
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