次回は、煮る、焼く、蒸す・・・料理動詞10段活用の巻、(あるいは、フランス人の理屈っぽさにありがとう、の巻)
●朱雀正道プロフィール SUJAKU seodoh 1959年11月4日生まれ。写真家。2001年、INAXギャラリーで個展。そのほか商業写真家として、文庫表紙、ストア店内祭事、PR誌、雑誌などで、ポートレート撮影そのほかの仕事をする。
料理的なプロフィール。小学5年生、習字の塾の帰りバス代を浮かしてたカネではじめてクロワッサンを食べ、膝が震えるほど感動。この時期、叔母に連れていってもらったロイヤルでハンバーグを食べ、こんなにうまいものがこの世にあったのか、と、おもう。中学2年生、じぶんが食べているカレーに疑問をもつ。ホルトハウス房子さんの本を買いこみ、タマネギを徹底的に炒めることを知る。料理はうまかったが、母親に嫌がられる。
18歳、はじめての一人暮らし。直径15センチのアルミの片手鍋と、22センチの鉄のフライパン、包丁2本、18センチ3リットルのずんどう両手鍋を買い込む。スープ〜シチュー系、サラダ・ドレシング、ステーキなどをつくるようになる。ガスレンジが一穴であることに泣く。銀座ナイル・レストランを訪れ、聖地のようにおもう。2年後にひっこしする(2穴レンジの台所へ。)ジューサーを買い、裏ごしをおぼえる。30代、たまたま見ていた村上信夫さんのテレビでオムレツの作り方を教わり、うまくできたことに驚く。その後、村上信夫さんの本を集める。また、この時期まだ『料理の鉄人』に出ていなかったフィリップ・バットンさんの、仔牛の頬肉の赤ワイン煮を食べる。すごい人がいるものだ、と、舌がつりそうになる。(当時のバットンさんはほんとうに凄かった!)
その後人生上の理由で、しばらく料理から遠ざかり、すさんだ生活を送り、王将のシソ餃子ととんこつラーメンとC&Cのカレーと酒で、すっかりデブになる。
数年後反省し、料理に復帰する。復帰最初につくった料理は、ロビュション・レシピによる春野菜のスープだった。その後ル・クルーゼおよび野田ほうろう(BRICO)のほうろう鍋と出会う。煮込みにはずっしり重さのある鍋が必要であることを知る。他方、テフロンのフライパンもまんざら悪くないことも知る。早く買っておけば良かった、と悔やむ。最近までのはやりは、ジェイミー・オリヴァーの料理番組。最近、オーブン・レンジをつかいはじめ、ハーブも育てはじめた。影響を受けやすい性格のようだ。
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