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ところざわ犬猫支援の会
子猫の保護について 〜マメ知識
猫の繁殖能力は驚く程で、メス猫は着実にその子孫を増やし続けます。
正常に発育しているメス猫が発情して、その猫の周りにお気に入りのオス猫がいた場合、ほとんど100%に近い確率で子猫
が産まれ、一度に3〜8匹を産む、と言われています。
飼い猫であれば、その発育状態をみながら手助けできますが、野良猫の場合にはそれができません。
野良で産まれた子猫のうち、体力の弱い子は栄養も摂取できずに息絶えてしまうことがあります。
子猫を保護した場合、弱っている可能性もありますので、もし見つけた場合には、慎重な対処をお願いしたく、ここにマメ知識
としてご紹介します。
■まずしてあげること
子猫を保護したら、動物病院に連れて行ってあげるのがベストです。弱ってぐったりしているようなら、一刻も早く
獣医さんに診てもらいましょう。
そこまで弱っていない状態であれば、とにかく保温してあげましょう。子猫にとっては、保温が肝要です。
子猫に必要な温度は、30度程度です。段ボールにタオル等を敷いて、その下にホカロンや湯たんぽ(ペットボトルに
お湯を入れてもよい)を入れてあげ、寝かせた子猫の上にさらにタオルを掛けてあげましょう。
ホカロンや湯たんぽは直接体に触れないようにして、湯たんぽの場合はあまり熱すぎない温度で中身が冷めたら
交換するようにして温度管理に注意が必要です。
また暖房の温風が直接かからないようにしましょう。
■授乳(生後1ヶ月以内)
目が開いていない、生まれたばかりもしくはそれに近い場合は授乳の必要があります。
牛乳を与えることは、極力避けましょう。
猫は完全肉食動物です。脂肪分の多いお乳は下痢の原因になり、酷い時は死に至る事もある程と言われます。
ただし、飲ませるものが何もない場合には、応急的に水で薄めるなどして少量与えてもよいと思います。
脱水症状が長く続くと危険なため、何も飲ませないよりは遥かによいでしょう。
子猫専用のミルクを飲ませてあげて下さい。市販の粉ミルクの容器で定められた分量を、人肌より少し温かめ
のお湯で溶いて与えてください。
スポイトのようなもので慎重に飲ませて下さい。この時、誤って気道に入らないようにするために、仰向けは避け
体が立った状態で与えるのがよいとされています。
注意しながら、飲む量をみながら少量づつ与えるようにしましょう。授乳後は嘔吐しないように肩に乗せるように
抱き上げ背中を下から上にさすってあげましょう。これは、ミルクと一緒にお腹に入った空気を出すためです。
授乳の頻度は、3時間置きに与えるのが目安とされています。
■排泄
生後しばらくは、排尿・排泄が自力でできない場合がほとんどです。
通常、親猫が肛門等を舐めて排泄を促しますが、これを人為的に行います。
ウェットティッシュのようなもので、陰部や肛門を優しくさすって刺激してあげましょう。
排泄は、その都度出るとは限りません。ミルクの摂取状況にもよりますが、2日程度出なくても心配ないようです。
ただし、飲ませるものが何もない場合には、応急的に水で薄めるなどして少量与えてもよいと思います。
脱水症状が長く続くと危険なため、何も飲ませないよりは遥かによいでしょう。
なお、ティッシュパーパーを使う場合には、湿らすかベビーオイルなどを含ませて、刺激が少なくなるように
しましょう。
生後1ヶ月までは、排泄する便も軟らかめなのが通常です。ただし、酷く水っぽかったり出血が見られる場合は
治療が必要です。
生後1ヶ月以上の離乳後でも、食餌量が多過ぎると便が比較的軟らかくなります。離乳をしている子猫であれば
一回分食餌を抜いてお腹を休めて様子をみてあげましょう。
■目・鼻・耳の症状
栄養摂取が不十分だったり、風邪気味だと、目ヤニが出たり涙目になったりします。
鼻水が出ていたりくしゃみも併発している場合には、猫の伝染病,鼻気管炎などの可能性もあります。
耳の中の汚れ、痒みがあるような場合には、耳疥癬(かいせん)の可能性が高いです。
風邪,疥癬は、他の猫に移るため、他の猫と一緒にせずに隔離しておく方が安心です。既にワクチンを接種済の
猫でも感染する可能性もあります。
駆虫は、シャンプーしただけでは不十分です。
体が汚れている、虫がいるからといって、シャンプーするのは避けた方が無難です。
体力低下していると、負担になります。
動物病院へ行くと、目・鼻・耳の症状も合わせて診察してくれますし、必要であれば専用の薬を処方してくれます。
動物病院でしか扱っていない薬もあり、同じ名称の薬でも市販薬とは成分も異なる場合があります。
市販薬を安易に使うのも避けましょう。
*くれぐれも慎重に〜応急処置を自宅で行うのは可能ですが、離乳前後の子猫は体力も弱く、
衰弱していればなおさらですが、一見元気なようでも急変して最悪の事態となることも稀では
ありません。
なるべく早く動物病院で獣医さんに診てもらうのが大事です。
小さいな命を大切にしましょう。
■離乳食(生後1ヶ月以上)
子猫用ミルク少量をお湯で溶き、子猫用フードに混ぜて、ペースト状にして与えましょう。
食べない場合には、少量を鼻につけて味を覚えさせるようにすると、食べるようになります。
なお、栄養価の高い子猫フードであれば、ドライ/ウェットタイプどちらでもよいでしょう。
(ドライでも、お湯にふやけるため。)
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