GirlBrand Guitar BugGuitarU 詳細レビュー(2003/01/12)


「水彩画アーティストのChrisがアートの世界をギターで表現する」というGirlBrand Guitarです。更にリバースグラスアーティストのJanetの描いたTopになっています。単なる楽器ではなく、まさに「アートと機能の融合」という言葉がふさわしい、特別なオーラを放っているテレです。







購入までの経緯
98年頃、Meredith Brooksという女性シンガーが変わったテレを抱えてギター雑誌に登場(Meredithは曲はもちろん、手足が長く、テレを抱えた姿が最高にカッコいいので是非CDも聴いてみてください)したのを見たのがきっかけでした。そのテレはMeredithの友人が作ったもので、50年代のテーブルの天板から取った材をトップに使っているとか・・・その時は「変わったテレがあるんだな・・」と思っただけでまさか日本にいながら入手できるなんて全く考えてもいませんでした。

ところが、リンク先でもある「CompleteTelecaster」GirlBrand紹介され、更に管理人の方がのディストリをとったとのこと。
早速GirlBrandのHPをチェックしてみるとそこはまさに
「アートの世界」

じっくり見ながら欲しい物を物色し、「体育館の床材で作ったHoopsGirl」
に目を付けましたが、残念ながら家族会議で落選・・・
結局こどもが目を付けたBugGuitarで作ってもらえるかどうかChrisに問い合わせてもらいました。

BugGuitarはJanetというリバースグラスアーティストがトップ描いているというChrisとJanetのコラボレーション作品なので、Chrisはもちろん、
トップの絵を描くJanetがやる気になってくれるかどうか心配でしたが
「是非今度は全く違ったBugGuitarをやりたいわ」ということで何とか製作してもらえることになりました。


このギターのコンセプトは
「木・森・土・等の自然がイメージでき、こどもが持っても似合うポップなギター」です。



詳細レビュー

このアート作品に関して自分が感じることを全て書くと非常に長くなってしまいそうなので、ここはサラッと客観的に紹介したいと思います。

ヘッドにはHomeGirlが描かれています。服装はコンサバ系かな。
指板には幼虫から成虫までの虫各種がインレイされています。インレイのアップです。本当に手作業なんだという生々しさが残っています。これはセミの幼虫ですね。
ネックジョイント部はアルミリムと木の融合がなんとも不思議な感じです。ネックエンドの穴は弦を張ったままトラスロッドを調整することができるようになっているそうです。




ピックアップセレクターの各ポジションの名前はギターのコンセプトによって1本1本全て異なり、BugGuitarUはCreepy&Crawlyです。
ボディートップには現実にいるものとJanetの想像した虫が描かれています。画像ではこの絵の芸術的な美しさはあまり伝わらないでしょうけど。
ちなみにアルミリムの青は空の青さを表現しているものと思われます。
コントロールは1ボリューム、1トーンとフロント・リアそれぞれに3段階のトーンの切り替えスイッチがついています。つまりミックスポジションでは3×3の9種類のトーンの組み合わせが楽しめます。ボリュームノブは9〜10でブーストって言う感じで音量が上がるのでボリューム調整がやり易いです。







ピックアップはシェクターがデザインしたものが搭載されていて、VOLCANICと刻印があります。シリアルはNo.77でラッキー。それにしても恐ろしいまでの遅い製作ペースです。
ボディーバックにChrisとJanetのサイン付き。







付属のネームカードやタグです。





このギターから放たれるオーラは半端じゃないです!
個人的な印象としては、「アート作品としての存在価値、ギターとしての音色、アルミリムのアイデア」等、どれをとってもゼマティスよりも上だと思います。

もっと詳しく知りたい人や興味を持った人はここをチェックした上で、Katsumiさんに相談してみると良いでしょう。