1998 5th Aniversary Model(40Limited)


のびをさん所有機 Comming Soon!(2002/05/12)

黒い音楽を愛する本業はベーシスト のびをさん の所有するレアVanzandt STV‐2。
プレーヤー志向の改造、工房によるリセッティングが施されているという。

近々に最近のインプレッション・画像を送っていただけるとのことなので、今から楽しみです!


予告からかなり時間が経ちましたが、のびをさんからレポートが到着です(2003/11/23)
気合いの入ったレポートをゆっくりご覧下さい。

Vanzandt ASTV-60T #01265

'98 年12月に池袋の某楽器店で購入しました。あたしは元々Bass弾きなんですが,宅録やヘルプでGuitarを弾く機会がそこそこ増えてきたので&この時期,SRV氏にはまっていたのも手伝って無性にストラトが欲しくなり,都内方々の楽器屋を巡り20本弱程(記憶が曖昧ですが・・・)試奏して選んだ固体です。当然某社の高名な制作家の手による固体も散々弾きましたが,どれもあたしにゃイマイチでした。
 で,試奏を繰返しつつ気長に出会いを待っていたら・・・。現れたのがこの固体。音を出した瞬間に欲していた音像とシンクロ。。。お持ち帰りと相成りました。


 店員さんが,「Vanzandt の5周年記念モデルで宣伝用に作られた試作品です。まだ売るつもりじゃなかったので保証書等の書類が届いて無いので後日送付します。PUは・・・・(あたしには分からない単語でした)なワイヤーで出来ているレギュラー品とは違う物です・・・・」等々説明してくれました。なんだかあまりにも有り難そうな楽器なんであたしにゃぁ勿体無いなぁと思いつつも,Vanzandt とロゴの入った小さいシルバーのプレートが付いた真っ黒で奇麗なハードケースに収めて,出会いに大満足して帰途についた記憶があります。ちなみに,保証書等の書類があたしの手元に届いたのは購入後1年ちょっと過ぎてからでした。。店員さんもメーカーさんもすっかり忘れていたようです。シリアル番号(#01265)を後から伝えたぐらいですから(笑)

このあたりで,この固体の詳細を。ボディーは1ピースのアッシュやや重め (3.8kg) ,指板はお約束のハカランダでフラット貼り21フレット。塗装は極薄のブロンド。ピックアップは上記の通りです。ネックはUシェイプ (Vanzandt カタログ Type-3 かな?) で厚すぎず薄すぎずいい塩梅です。指板のRは多分305Rだと思います。Fenderの物より若干フラットに感じます。サテン塗装だったんですが,使っているうちにすっかりテカテカになりました。弦はghsのBOOMRS SET GB-LOW 011〜053 をレギュラーチューニングで使っています。ピックは弦のテンションに負けないような物を散々物色して現在は,JimDunlop Stubby Tryangle 2.0mm に落ち着いています。

アルダーのストラトとは一味違う,アッシュらしいパキっとした音です。PUのパワーはかなり大人しめ。当りのアルダーストラトには負けますがアッシュの割には音の立上りが早いと思います。ベルトーンにハイミッドとローレンジのエッジをプラスした音って言えばいいのかな?語彙が少ないので音をこれ以上言葉に出来ません。。ごめんなさい。気が向いたらあたしのライブでも見に来てやって下さい。



 我家に来て早くも5年が過ぎようとしています。この間に色々ありました。ブロンドだった塗装はすっかり日焼けして黄色く。ネック裏も飴色に。使っているうちにぶつけた個所の塗装が剥がれたり。楽器に貫禄がついてきました。
 付き合いが深くなるとともにあたしの要求も変化しました。まずはペグ。弦をグルグル巻くのが面倒。(じゃぁGuitar弾くなって怒られそうですが・・) 激しくアーミングするとチューニングが狂う。。リアPUの音にもう一捻り欲しい。


 で,まずペグをシュパーゼルに。チューニング安定のためにナットをフェンダーローラーナットに。アームが折れないようにステンレス製に。音に変化をつけられるようソニックのターボブレンダーを装着。一瞬でブレンダーを on/off 出来るようプッシュ・プッシュスイッチに。大人し目のPUなのでターボブレンダーが活躍してくれます。P−90の音を狙ってブレンド具合をセットしてます。この仕様で1年程稼動していました。

 問題はほぼ解決したのですが,深いアーミングを繰り返すとどうしてもチューニングが狂う。ロックペグにローラーナットでも。。問題はトレモロのサドルでした。2点支持のトレモロへ交換しようかとも思ったのですが,無加工で装着でき安定度も2点支持以上かもっていうユニットに変更。Wilkinson by GOTOH の型番・・・・何だっけ。。説明書にはVSVGと書いてありますが違ったような・・・,,に交換しました。サドルをベースプレートにしっかり固定する構造のユニットです。ユニット重量も純正と比べてあまり変わらないそうです。これでパーフェクト。激しくアームを動かしてもビクともしないチューニングに。良かったぁ。これで安心してバリバリアームを使えます。トレモロブロックの弦を差込む穴がジグザグなので裏蓋は着けてません。蓋の穴を広げればよいのですが,SRV氏も着けていなかったらしいのであやかりました。入院ついでにヴォリュームにハイパスコンデンサーを装着。Volを絞っても音がこもらないようにしました。

 これらの問題点を解決してくださったのは,FreedomCGRさんです。アマチュアであるあたしの稚拙で抽象的な疑問質問注文をきちんと聞いて下さり,しっかり解決策を打ち出してくれました。感謝感激です。いつもお世話になっております。本当に同じ楽器??ってぐらいセットアップで音が変るということを教えて頂きました。興味のあるかたはこちらへ→( http://www.freedomcgr.com/index.html )


 なんでここまで改造するの??せっかくのヴィンテージモデルが・・・・と思われる方もいらっしゃると思います。メーカーさんでも一生懸命ヴィンテージの楽器を研究してこのモデルを作られたと思います。あたしも悩みました。この固体を売って最初から今風なストラトを買うか・・とも。しかし,この固体が今のところ(今のところがすでに5年)一番好みに合ったストラトだという結果に落ち着き,手を加えて行くことにしました。出ている音が今現在も自分の好みにしっかりはまっているので良しとして下さい。

 トレモロユニット交換以前は,倍音重視セットアップにしてもらっていたのですが,今回からはサスティーン重視のシャキっとセットアップに変更しました。どっちもオイシかったのですが,自分のバンドでの用途を考えて迷った末に決定。アンサンブル内でも埋もれず飛び出し過ぎず且つストラトらしい音(抽象的過ぎる表現ですが・・・)。実にいい塩梅です。改造で失ったモノは無いと思います。セットアップ次第でかなりヴィンテージ系にも近づけるし。自分の使い方を考えると現在満足度100%です。が,さらに嗜好が変りどこかを弄ることがあるかもしれません。その際はまたレポートさせて頂きます〜。






のびをさんから追加画像が届きました(2003/12/14)

  




如何でしたでしょうか?Player好みの改造も去年より更に進化していましたね。
ブロンド、アッシュ、ローズの組み合わせを好む人は多いようですが、更に5THAnv.だと完成度が高そうです。
ハードケースも羨ましいですね。

非常に個性的なご本人のHPに他の所有機も載っています。興味のある人はここをCheck it!