Selected TLV-1R(2003/04/16)
これは、レギュラーTLV数本の中から選んだ「音が良いからレアなVanzandt」です。
選定時の様子は「レアVanzandtコーナー」をご覧下さい。スペック的には下記の通り当然レギュラーなのですが出音は一級品です。
私のオーダーTLV(55年レプリカのホワイトブロンド)と比べるとネックが52年頃の細めのグリップ、ブリッジがブラス、ボディーのエッジの面取りがより鋭角的になっている等、97年当時と比べると進化していることがわかります。
重さは驚愕の2.7Kgです。軽いと出音も軽くなりがちですが、このギターに関しては程よい軽さというか正にテキサスって感じの出音です。Vintageによくあるレスポールのような太い音のタイプではないです。(それでも普通イメージするF社テレよりは太いですが・・・)できたての状態でかなりきていますので今後が本当に楽しみです。
ブリッジはブラス製 ボディーエッジはかなり鋭角でVintageに迫っています。
ただVanzandtFreak管理人としては何か手を入れなければならない気がしたので、リペアマンの方にお願いをして早速ピックガード(ベークライト製)にクリアラッカーを噴き、フロントのピックアップカバーもオールドタイプの角張ったやつに交換等、音には直接関係の無いと思われる拘りを見せてみました。(やりすぎかな?)

エッジの角張ったピックアップカバー Selectされたこの年輪の太さ!
PickUps:Front tele N/Rear B-55
Body:Selected Light Ash 2P
Neck:Maple 1Pieace/305R/21F
Paint:Body/All Nitro Lacquer Neck/All Nitro Lacquer
Bridge:3way
Weight:2.7kg
(2005/06/08)
「音が良いからレアなVanzandt」でテリーはこれで!と使用頻度も高かったのですが、不慮の事故によりボディーが割れてしまいました・・・
外科手術で再生を試みましたがやはり完治せず、逝ってしまいました。
現在、新しいテリーをカスタムオーダー中です。楽器の場合逝ってしまうと同じ個体がいくらお金を出しても探せないところが辛いところです。
カスタムオーダーした個体は拘った物にしたいと思います。完成次第レビューを実施予定です。
Custom TLV-1R(2005/12/28)
遂に完成しました!上記テリーが逝ってしまってから、概ね7ヶ月。見た目もかなり変わりましたがボディー・ネック材で気に入った
木取り、重さの物の入荷を待ってオーダーで仕上げました。ボディーは大きな木から採れた1Pで、ネックはType4ネックです。
ペグやアッセン等は基本的に上記テリーのものを流用していますが、今回はディテールに拘った結果、ネックに関しては
Vintageの63テリーとヘッドの形状を全く同じにリシェイプし、アッセンもVintageスタイルのブリッジに交換しています。
ボディーカラーに関しては、ノーマンのVintage本に掲載されていた53エスクワイアとそっくりに、あまり日焼けしていない
シースルーブロンドで仕上げてもらいました。(上記1枚目の画像が実物に一番近いです)
ヘッドシェイプ、裏面の丸みを帯びた形状もかなり良い雰囲気が出せました。
本当はメイプル1Pネックが良かったのですが、気に入った材がセレクトできなかったので、Type4ネックにしました。
ポイントはフレックが所々出ていて年輪も大きな材にしました。今回はオーダーなので塗装前の状態で材をセレクトして、
自分で本物と見比べながらヘッド形状を手作業で削ってから塗装をしてもらうことにしました。
かなり苦労しましたが、ヘッド先端部のプクッとした雰囲気や裏面のなだらかな曲線等かなり本物に近づきました。

かなり大きな材なのがわかりますか?
ボディー材も何枚か塗装前の状態のものからセレクトして、大きな木から心材部分が木取りされている1Pアッシュにしました。
別に重さに拘ったわけでは有りませんが、結果として3Kgの軽量なギターに仕上がりました。
気のせいかもしれませんが、やはり1Pの材はレンジの広さというか独特の響きがあるように思います。
シェイプに関しては、ストックのままで特に気になる部分はなかったので、リシェイプはしていません。
細かい部分ですが、Vintageライクなトーンに拘って、導電塗料は無しにしています。

左がレギュラーのブリッジ駒、右側が今回拘ったVintageスタイルの物です。
ブリッジも色々な物を自分で探し、こだわりを見せてみました。駒の大きさは普通のサイズですが、オクターブ調整のネジの太さや駒の
面取りが違うVinatgeスタイルの物にしてみました。後細かい部分ではブリッジプレートの厚みも違います。
(これは意外なほど出音に影響しています!)あと他にも何点か拘っているポイントはあるのですが、些細なことなので省略します。
上記の通り、今回はとりつかれたように、スペックに拘りまくった(結果は50'sと60'sのミックス)わけですが、逝ってしまったTLVが
リボーンして更にVintage臭くなった状態とでも言いたくなるような好みの音色に仕上がりました。(本当にラッキーでした!)
この場を借りて、材のセレクト、その他諸々の相談に丁寧に対応していただいた「VanZandtの聖地」のスタッフの皆様に感謝いたします。
PickUps:Front tele N/Rear B-55
Body:Selected Light Ash 1P
Neck:Maple on Jacaranda roundboad/210R/21F
Paint:Body/All Nitro Lacquer Neck/All Nitro Lacquer
Bridge:3way
Weight:3.0kg