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GIFについてのスタンス2
Apr. 4, 2001
Photonickは,1.9.8.2で,GIFファイルへの書き出しをサポートしました.
「『GIFについてのスタンス』で特許に引っかかるからサポートしないと言っていたのは嘘だったのかぁ!」と言われそうですが,もちろん,特許があるのに知らん顔してサポートするという,地雷原を歩くような真似はしません.GIFといっても,UNISYSが持つLZW圧縮アルゴリズムに関する特許を使用しない,ぶっちゃけて言えば圧縮をしないGIFです.
「そんなGIFなんて大丈夫なのだろうか」と心配される向きもあるでしょうが,とりあえず代表的なアプリケーションでは開けました.現在どうしてもGIFを使用しなくてはならないという用途といえばi-modeですが,P209isでは大丈夫でした.しかし私が使用しているNOKIA NM502iだと全滅.しくしく.
考えてみれば,あれだけi-mode端末が売れている分UNISYSには上納金もとい特許使用料がガバガバ入ってウハウハなんだろうなぁ.
そういうわけで,「折角待ち受け画面を作ったのに手持ちのi-mode端末で表示できないぞぉ」という苦情は勘弁してください.
スライドショーの警告
Mar. 18, 2001
Photonickは,1.9.8で,スライドショーにて画像表示ができなかった時に警告する機能をつけたのですが,それがバグっていて,二回連続ですぐさま入れ替えという大失態でした.
この警告機能,具体的にどういう状況で出るかというと,何らかの理由で,スライドショー表示しようとしたが開けない画像ファイルがあった時,スライドショー終了後に警告が出ます.他の機能と違って,エラーがあってもその場では警告を出すような不粋なことはせず,そのまま続行するという形にしています.
こういった現象が出る理由としては「CD-ROMの画像を一覧表示していたが,スライドショーを開始した時にそのCD-ROMが入っていなかった」といったことが考えられますが,Photonickの割り当てメモリによっては,たまたまメモリ不足に陥って開けないことがあります.具体的に言うと,スライドショーで使用する画像を開くときに,割り当てメモリでは足りないときはシステムの未使用ブロックを一時借用して開くのですが,半端に割り当てメモリがあって,割り当てメモリで辛うじて画像を開くだけの領域を確保したものの,それ以上の処理ができずに開くことができなくなることがあります.その場合は強制的に次の画像へ行きます.
特にデジタルカメラの画像は,同じサイズの画像が連続することが多くて,上記の現象が発生するとスライドショーに一枚も画像が表示されないことがごく希に発生するので,今まではそんな時でも何事もなかったように終了していたのですが,このバージョンで,エラーがあったことを表示するようにしました.
で,今回のバグは,全ての画像でスライドショーをして,それをループさせると,エラーがなくても必ずエラー警告が出てしまったというものでした.致命的ではないものの気分的によろしくなかろうと,スライドショーの使用頻度を考えて急ぎバージョンアップしました.
初期のArtemisと云っていた頃は,知名度も全くなかったから気軽に直して気軽にアップしていたのだけど,最近はそうもいかんなぁ.
Q&A(Type2エラー)
Feb. 15, 2001
Photonickについて,下記のようなメール(抜粋)が届きました.どちらかと言えばFAQに近い内容だと思われるので,このページに掲載しました.
> 実は、画像をWebページ用で保存すると、Type2のエラーで強制終了してしまいます。
>
>ただ、画像は保存されておりますので、また立ち上げて、また終了して、また立ち上
>げてと、画像1枚1枚ごとに新たに起動させている状態です。
>何か原因があると思うのですが....
Type2エラーというのを,清水 友彦氏作の「MacProby」から抜粋引用すると;
「deAddressErr:68000プロセッサで,メモリ内の奇数アドレスを参照した」
となります.「何のこっちゃい」というような内容ですが,68000プロセッサでは2バイト単位でメモリ参照を行うので,このエラーはCPUが誤動作してしまっているということです.
PowerPCでは出るはずもないエラーなのですが,それでも出るということは,少ないながらもMacOS内にまだまだ残っている68Kコードをエミュレーションで動かす時に,ドライバや機能拡張といったレベルで何らかの不具合が出ているという理由が有力です.そういうハードウェアに近いレベルで起きるエラーなので,アプリケーションでは故意にバグを仕込んで出そうと思っても出せないエラーです.
「Photonickが原因で出た」エラーと言うよりは「潜在的にエラーが出やすい状況だったのがPhotonickで顕在化した」エラーとも言えます.
解決策としては「機能拡張マネージャーを使用して機能拡張をOS標準のものに戻す」「ハードディスクのドライバを最新のものにする」「読み込まれた機能拡張が破損していないか調べる」「Disk First Aidでハードディスクをチェックする」「MacOS8.5以降なら,CDで起動し,ハードディスク上のシステムフォルダ内の『初期設定』フォルダから『システム初期設定』『MacOS初期設定』を捨てる」といった手段で動作確認して,それでも駄目だったらMacOSそのものが破損していると見て間違いないので,MacOSを再インストール(上書きでなく必ず新規で)するしか方法はないでしょう.
さらに言うと,『何か原因があると思うのですが』と書いてある割には,Macの機種名も内蔵メモリ量もMacOSのバージョンも書いていない,あまりに資料不足で回答しようがないメールなので,これでは具体的な指針を出せないです.また,Photonickを公開するに当たってはSystem7〜MacOS9.1で全機能を試して動作チェックを行っているので,これほど簡単に発生するエラーなら当然チェックに引っかかっていて,その場合は対策を完了しないうちに公開するということは,ありません.
理想と現実の間
Feb. 13, 2001
Photonick1.9.7では,「現在開かれている画像と似た画像のファイルを指定フォルダから検索する」という機能をサポートしました.まだまだ完璧とは言えないけど,そこそこの確率で動作するようになって,無いよりはあったほうが良かろうと判断して,このバージョンより追加しました.
この機能で使用されている画像解析エンジンについては,以前からサポートしていた構図順ソートに用いているものをベースにしています.この構図順ソートについても,初めて装備された頃に較べれば,かなりグレードアップしています.
そうはいっても,「思ったより使える」と評価されるか「使い物にならないのでなくても同じ」と酷評されるかは未知数ですが,それでもこの機能の開発を進めていたのは,画像ファイルが増えすぎて,目的の画像を探すのも大変という状況の解決にならないかと試行錯誤しているアプローチの一つです.
こういった問題を解決するためのものとして,画像データベースというソフトウェアがあって,Cumulousというソフトが有名ですが,それは基本的に「画像を登録し,同時にそのキーワードを登録する」というもので,画像と言うよりはキーワードを検索し,それに関連づけられた画像を表示するアプリケーションです.
私がそういうアプローチを採らなかったのは,誰でも思いつきそうだという点もあるけど,いちいちデータベース化してキーワードを入力していくのが面倒くさいというのが最大の理由です.Photonickでは「参照ファイル」という機能で,疑似データベース的に扱えるようにもしているけど,あまり使われているとは言えないです.
それで実際,検索を行ってみると,「なんでこんな画像が引っかかってくるんだろう」と理解に苦しむ場合も多々あります.構図を照合するレベルを4段階で変えられるようにしていますが,照合をきつくすると,ちょっと違うだけでハネられてしまったりと,思ったようにいかないことが多い(思ったようにいくことが少ないと言った方が正確か)です.テストチャートのような単純で極端な画像に対してはヒット率は高いですが.
「こんな感じの画像が欲しい」で,画像ファイルがズラズラと出てくるのが理想なのだけど,現実は厳しいです.
PhotonickのExifサポートについて
Jan. 30, 2001
Photonickでは,Exifで画像ファイルを保存する方法として「初期設定(ファイル)の『JPEG保存オプション』で,『元ファイルのコメントを引き継ぐ』を指定した状態で,Exifのファイルを開いてレタッチ後保存する」「画像ファイルを開いて『出力』『Exif』で保存する」の二通りがありますが,同じように見えて全く動作は異なります.
前者は,ファイルを開いた時に,ファイル内のExifデータをバックアップしておき,保存時にそのデータをそのまま書き出すという動作を行います.そのため,ファイルのExif情報は完全に引き継がれます.サムネール画像なども一切変更されないまま引き継がれるので,後でサムネールと主画像が一致しなくなる可能性もありますが,Exif情報が欠落する心配はありません.今や少数派となったExif1.xの情報もそのまま引き継がれます.そんな需要がどれだけあるかわからないけど.
後者は,元ファイルがExifファイルの場合はできるだけ情報を引き継ぐようにするけど,基本的にPhotonickでExif情報を構成して書き出すという動作を行います.サムネールは当然きちんと作り直されるし,Exifでない画像からもExifファイルを作れるメリットはありますが,元ファイルとのExif情報の互換性は必ずしも保証されていません.現行機種ではほとんどないけど,その機種で撮影した時に生成されたExif画像以外は再生しないというデジカメがあって,そういう機種では再生できない可能性が高いです.DCF対応と表記している機種ならそんな心配はありませんが.
Photonickの更新履歴を見ると,Exif対応は3年くらい前から,サムネールの高速読込から始まって,出力,撮影情報の表示と少しずつサポートを強化していたのですが,未だに雑誌などで「画像処理アプリはExifの情報をもっと活用して欲しい」という意見というか論評を見ます.単にAdobeがサポートしていない(どころか,Exifで使われているYCbYr-TIFFはPhotoshopで開くこともできない)から言っているだけで,拙作のソフトなど数のうちに入っていないのかもしれないですがね.
FIVA覚え書き
Dec. 12, 2000
ヨドバシカメラにて,CASSIOPEIA FIVA MPC-102M62Sが投げ売り(79,800円で,13%ポイントつき送料無料だった)していたのをWebで見つけて思わず衝動買いし,ただでさえ予定が立て込んでいて忙しい師走に,色々セットアップしていて目が回りそうに忙しいが自業自得.
一応USB機器は色々揃っているので,Adaptec USBXchange(USB-SCSI変換アダプタ),SUNATC U-Cable DS96L(携帯電話接続ケーブル),NEC PetiScan PC-IN800U(スキャナ),HP DeskJet955C(プリンタ)といったところはOK.USBXchangeで手持ちのSCSI機器も全て使えるのは驚き.
もう一つの拡張方法であるPCカードも,CompactFlashとSmartMediaの各アダプタはいずれも問題なし.ARGOSYの外付けHDDケースも一応動作した(但し当初目論んでいた起動ディスクにはできなかった).
一番手こずったのは,ジャンク品で手に入れたCONTECのC-NET(PC)C(PCMCIAネットワークカード).差し込んで一発で認識してドライバもインストールされたまではよかったが,PCカードのプロパティからカードを停止するとそのままシステムが止まってしまう.Ctrl-Alt-Delで強制停止させると「Msgsrv32.exe」が応答なしで止まっているが,それを強制終了させても復帰はできず,強制再起動する羽目になる.
一旦REGEDITで該当するレジストリを削除してから再インストールしたり,Win98SEのアップデートモジュールをダウンロードしてきてパッチ当てたりしても駄目.
幾度も試行錯誤した結果,CONTECのサイトでダウンロードしてきたドライバと,Win98SEで標準インストールされるドライバを照合して,標準のドライバは「ダウンロードしたドライバよりタイムスタンプは新しいが実際は最新版の一つ前のバージョン」ということを発見して入れ替えたところ,問題なく動作するようになった.ちなみにプロパティのバージョン情報はどちらも空欄だった.
最悪の場合ファイルの新旧はタイムスタンプで判断するしかないから,OSに添付するドライバも全てタイムスタンプを同じにしてしまうというのは止めて欲しいものだ.新品でなくジャンク品で間に合わせようと言う根性にも問題がなくはないけど.
MultiCalendarのCarbon対応
Nov. 22, 2000
元々このページは「それほど手間をかけずに更新できる」ようにと用意したはずなのに,忙しさにかまけてうっかりしてこの体たらく.
Photonickの改良が一段落した後は,Carbonアプリケーションの勉強を兼ねてMultiCalendarのCarbon化をしていました.
Carbon化といっても,以前から制作を行っていて,2.0として公開する予定だったMultiCalendarの全面改良版をベースにしているので,1.xとは全くと言っていいほど中身が違います.
1.xは,ターゲットCPUを68030としていたため拡張性に余裕がなく,C言語につきものの「2038年問題」という難点も抱えていたりしたので,日付管理のレベルから全面変更し,ダイアログやボタン等も独自描画からアピアランス・マネージャーを使用したものに変更して,そして今やあまり意味がなくなった白黒表示機能(何せ1.0開発の当時はPowerBook 180を使っていたのだ)を廃止したりと,思ったより大規模な変更になりました.
それでも年内リリースにはスケジュール機能が間に合わず,Preview Releaseとして公開しました.そうまでして年内リリースにこだわったのは,2001年のカレンダーデータを作るのに便利であろうと判断したためです.
そして次はPhotonick...と行きたいところだけど,画像処理ソフトという関係上大量のメモリを必要とするので,従来(Classic)OSでは色々工夫をして割り当てメモリ内でやりくりする必要があるのですが,OS Xではその工夫は不要どころかスピードを遅くする原因となるので,Carbonと言っても両方のバージョンを用意しなくてはならないので,それならOS X専用にした方が能率がいいし,OS Xでしか動かないなら別にCarbonでなくてもCocoaでいいやということにもなるので,現在のPhotonickをそのままCarbon化するということは,ありません.
Classic OS用のCarbonには色々と困った点もあるので,単純にCarbon化するのは困難という理由もあります.
PL法
Oct. 4, 2000
「猫を電子レンジで乾かして死んでしまったのは説明書に明記しなかったメーカーの責任という判決が出た」という話(これはどうも都市伝説の一つらしい)で有名になったPL法が登場してだいぶ経ちましたが,それ以来,説明書やマニュアルは一番見やすいところを「警告」や「注意」のアイコンと警告文が占拠しているという風潮になってます.はっきり言って,このために必要な説明を探しづらくなったような気がします.
ここは「そんなPL法はやめちまえ」と糾弾するのが趣旨ではなくて,これは仕方のないことかなと思うことを挙げることが主眼です.実際トップページやソフトウェア・ライブラリがそんな状況でして,「あれはだめこれもだめ」のオンパレード.ソフトウェア・ライブラリからダウンロードできるソフトウェアの説明書も似たようなものです.これらは今までの経験と苦心の結果であります.
それというのも,「くどくどと言わなくてもわかるだろう」という考えが甘かったということですな.「MacBinaryでのダウンロード方法をわざわざ説明する必要はないだろう」「手間と時間をかけて説明書を用意したのだから,読めばわかるだろう」「このサイトはパソコントラブル相談室じゃないのは見ればわかるだろう」と思っていたのですが,世の中は私の想像を超えていて,割合としては少数なのですが「こんなこと私に訊かれてもなぁ」と言いたくなるようなメールも来るわけです.中には答えようもない質問メールという旨を返信すると罵詈雑言を浴びせるような返事をしてくる人もいて,「このサイトを開いていることで,なんでこんな目に遭わなくてはならんのだ」と,ここを畳んじまおうかと思うことも時々あります.
Lepton's Worldの闘わないプログラマには「なぜ私に訊く? 」という「ホントにこんなことってあるのかいな」と思ってしまうくらいの実例があるのですが,やはりそんなことはあるのでした.
そういうわけで自己防衛の手段が,PL対策マニュアルそこのけの警告と注意のオンパレードだったりするのです.しかし明らかにページの内容やソフトウェアの説明書を確認せずに訊いてきているなぁというメールも来るので,抑止力としてはあまり頼りにはならないですが,「既に警告してあります」という理由付けの意味の方が大きいかな.
HTMLの互換性(その2)
Sep. 21, 2000
HTMLの互換性(『互換性』より改題)に書いた,Netscape Communicator 4.xでのスタイルシート非対応の問題ですが,自宅のiMacに入っているNetscape Communicator 4.5だと問題なく表示できることが間もなくわかって,どこが原因なのやらとしばらく頭を抱えていたのですが,ひょんなことから判明しました.「初期設定」「詳細」の「JavaScriptを有効にする」をオフにすると,スタイルシートも無効になってしまうのでした.「スタイルシートを有効にする」オプションは別にあってそれはそれで有効無効を切り替えられるのですが,こういうのも困ってしまいます.セキュリティなどの関係でJavaScriptをオフにしている人もいるだろうし.
というわけで,しばらくは<CENTER>タグも併記した記述のHTMLになりそうです.
HTMLの互換性
Aug. 23, 2000
時々、HTMLを診断するページを使って自分のページをチェックし、見てくれは同じでも、実際には細かく修正していたりするのですが。はっと気がつけば、Netscape Communicator 4.xで見ると、それはそれはみすぼらしいページになっていました。
それというのも、現在標準としているブラウザは、安定性という点で難はあるものの、使い勝手とHTMLレンダリング性能でNetscape Communicator 4.xに大きく勝るInternet Explorer 5なのですが、それだと問題なく表示できるページが、Netscape Communicator 4.xではスタイルシートの一部しかサポートされていなくて、貧相なレイアウトになってしまうのですね。
そこで「正しいHTMLを記述する」ことを優先させるか「最終的な見え」を優先するかで考えた結果。背景や色指定の互換性は諦めて、レイアウトだけはNetscape Communicator 4.xでも一応問題なく表示できるようにしました。このページのソースを見ると露骨にわかります。
私の知り合いはまだまだNetscape Communicator 4.xのユーザーが多いから、それはそれで仕方がないんですけどね。
制限
Aug. 2, 2000
Photonickには「Webアルバム」という,画像ファイルを元に,それらを参照するためのアルバム形式のHTMLファイルを生成する機能が前々から用意されています.
ここで作ったWebアルバムは,ハードディスクやCD-Rに入れて見て楽しむのはもちろん,WWWサーバーにアップロードしてネットワーク上に公開することもできるのですが,当然その場合はインターネットおよびWWWのルールに従って作る必要があります.
一番気を付けるのは画像ファイルの名前で,JPEG形式の画像なら当然「photo.jpg」のように拡張子がついていなければなりません.「記念写真.jpg」なんていう日本語混じりの名前もまずいです.ましてや「 < image > .jpg」なんて名前をつけると,それで作ったHTMLファイルは最悪の場合表示すらできなくなります.結局の所,「0〜9までの数字」「a〜zまでの英文字」を組み合わせたファイル名にあらかじめ変更しておくのがよいです.
「そんな面倒なことを」という意見もあるでしょうが,実際にルールとして存在する以上どうしようもないことですね.
現在のPhotonickでは(1.9.3が最新),「名前に拡張子がないJPEGファイルは追加コピーしない」「日本語混じりのファイル名はチェックしないのでそのまま追加コピーしてしまう」という仕様なので,上記の点に気をつける必要があります.この点は今後「拡張子がないJPEGファイルは拡張子をつけたJPEGファイルに変換する」「日本語や問題が出る可能性がある名前のファイル名は問題がない名前のJPEGファイルに変換する」という仕様に変更する予定です.( Aug. 25, 2000 : 1.9.4で変更済み)
P.S. Jul. 21, 2000項目に追加して,話題の「CopyAgent」もインストールしてみました.
老婆心
Jul. 30, 2000
Photonick1.9.2までの仕様は,ビューシートの画像をまとめて直接印刷する場合,選択された画像しか印刷できないようになっていました.
これは,「選択した画像だけを印刷するつもりが,全部印刷してしまった」ということがないようにと気を回しすぎた老婆心あふれる仕様なのですが,こぉれがまた大不評.「印刷しようとしてもインデックス印刷しか選択できません.どうしてでしょうか」という質問がいくつ来たやら.それで1.9.2では警告ダイアログを出すようにしたのですが,それでも質問が来るのは相変わらずで,とうとうあきらめて1.9.3では「全画像」と「選択された画像」を切り換えられるようにしました.これで,「選択した画像だけを印刷するつもりが,全部印刷してしまった」となっても,知〜らないっと.( Aug. 2, 2000 : 修正)
謎のメニュー
Jul. 21, 2000
今日現在で2件だけ報告があり、その報告通りに動作テストしたものの再現しなかったので、原因が皆目見当もつかないという現象があります。
他のアプリケーションを起動すると、Photonickのメニューのショートカットが「shift」または「option」のマークがついたものに変わってしまい、通常のショートカット操作を受け付けなくなるというものです。
具体的にアプリケーション名を挙げると、Outlook Expressと、GraphicConverterです。しかしこれを私の環境(iMac Rev.B @OS8.5.1、PowerBook G3(Bronze)@OS8.6、PowerMac G3(B&W)@OS9.0.4)でテストしても、それらしい現象は発生せず、不具合すら発生しないという困ったことになっています。
一部のアプリケーションで見られる「shiftキーやoptionキーを併用したメニューのショートカット」は、本来OSには用意されていなくて、特別なMDEFなどを使って実現しているもので、メニューに関してはOS標準の機能しか使っていないPhotonickでは出てくることすらありえない話ですが、この特別なMDEFがシステムに入り込んでしまっているか、何らかのコンフリクトが発生して、Photonickに影響を与えているのではないかと想像しています。
申し遅れたけど、私の環境でOS標準以外の機能拡張類は「FinderPop」「ATM Deluxe」「StuffIt Deluxe 5.5」「USB Overdrive」くらいで、あとは味気ないほど標準的なものだけです。「FinderPop」は事実上標準機能として扱わないといかんなぁと思うけど、他の機能拡張類が入った環境での動作まではとても面倒見られないなぁと思います。
ごみ漁り
Jul. 3, 2000
Macが異常終了などで泣く泣く強制再起動という羽目になると、再起動前は空だったゴミ箱が、再起動後には「救出された項目」なるフォルダが居座っているなんてことがあります。これは広く知られている通り、アプリケーションなどで使っていて、終了時に消去される筈だった作業ファイルが、異常終了などの理由で残ってしまったものを再起動時にMacOSが気を利かせてゴミ箱の中に移動させてくれたものです...8.6までは。
OS9を入れたとき、強制再起動しても「救出された項目」フォルダが現れないなぁって思ってたら、MacOSがもっと気を利かせて削除してくれるわけではなく、移動をしてくれなくなったのです。そのため、作業ファイルがとめどもなく溜まっていくという状況になっていました。
特にPhotonickは作業ファイルを多用するので、異常終了したとき(他ソフトの巻き添えをくう方が圧倒的に多いが)残ったままになっている作業ファイルを掃除する機能を用意しました。
起動時に「shift」キーを押したままにして、そこで出てくるダイアログで「残っている作業ファイルを捨てる」を選択すると、Photonickは消しそびれた作業ファイルを探して、存在すればそれをゴミ箱に移動します。希な例で「既に別のPhotonickが起動していて、それが作業ファイルを使っている」場合にその作業ファイルを消してしまうと大変まずいので、残しておくこともできます。
この方法でゴミ箱へ移動した場合、PICTデータとして扱っているクリップボードの中身やプレビュー画像の作業ファイルはPICTファイルへ変換されます。
それ以外のデータは白紙のアイコンのままですが、それらの中には表示画像の作業ファイルもあります(A@WとかA@Tとかで始まる名前のファイル)ので、その場合縦横のサイズがわかっていれば、Photonickで開いて縦横のサイズを手動で設定して新規画像として復活させることができます。縦横のサイズを間違えると悲惨な画像になっちゃいますけどね。
※作業ファイル:アプリケーションが一時的にメモリの内容をファイルとして保存しておくもの。通常一般ユーザーから見えない場所に作成される。
「カードを初期化」のその前に
Jun. 18, 2000
ワタシも一度あったのだけど,デジタルカメラで撮った画像がしこたま入っているメモリーカードをセットして...と思ったら「画像がありません」.思わず血の気が引きますよね.
この原因は,「入っている画像についての情報が消えてしまっている」が一番多いです.カード全体が壊れてということは希です.
そぉは云っても,たいていの場合は,泣く泣く初期化するしか手段がなかったりしますが,そこはそれ諦めの悪いワタシ,何とか入っている画像を救出してやろうと四苦八苦して,成功しました.そのために急遽追加した機能が,Photonick1.9.2の「JPEGファイル抽出」です.
この機能を使ってJPEGファイルを救出するには,メモリーカードをMacで直接読めて,なおかつ「初期化しますか?」と聞かれることなくデスクトップにマウントできて,そしてそのメモリーカードの中身を保存できるだけのハードディスクの容量があるという条件が必要です.
こうしてデスクトップにマウントしたカードを,Apple製のディスクコピーツール「Disk Copy」(OS8.5以降なら「ユーティリティー」フォルダに入っている筈)で開きます.すると,どのような形で保存するか聞いてくるので「読み込み専用」(圧縮はしない)で,ハードディスクにカードの内容をまるまるイメージファイルとして保存できます.これで準備ができました.
ついでPhotonickの出番,「JPEGファイル抽出」で,このイメージファイルを指定します.次いで保存する場所とファイル名を指定します.標準は「F」となっていますが,この場合,「F001.JPG」「F002.JPG」「F003.JPG」〜というようにJPEGファイルが作られていきます.これでおしまい.
この方法は「カードの中にJPEGデータが整然と保存されている」状態だと成功率はかなり高いですが,「画像を消しては撮って消しては撮って」したカードだと成功率はガタ落ちします.なので「常にカードを初期化してから撮って,撮った画像をバックアップしたらまた初期化」という運用を普段からしていないと完全救出は難しいでしょう.
「この方法でもダメだったけど,私にとって大切な画像が入っているから何とかして下さい」といわれても,ダメなものはダメなのでワタシにはどうにもできませんので悪しからず.と,これも予防線.
Eメールで送る画像
Jun. 14, 2000
連休前から、そして連休の間も実家でこつこつと手直しを続けて、それに加えて仕様や機能が増えたりと、これじゃ公開が相当先に延びるんじゃないかと思っていたPhotonick1.9.2ですが、ようやく公開することができました。
元々は、今までのバージョンアップで継ぎ足し継ぎ足しして老舗温泉旅館みたいになってしまった内部構造を整理しようと着手したのが最初で、そのうちに欲も出てくれば改良要求も出てくると言った具合で、あれよあれよと機能が増えてしまいました。が、整理したおかげでアプリケーションの肥大化は少なくてすみましたです。(PowerPC用で24Kぐらい削減している)
思いつくまま雑多に機能追加したため、目玉になるほど強力な機能追加がなかったりしますが、初心者向け便利機能としては「全自動処理」を挙げることができると思います。
デジタルカメラ草創期の画素数がせいぜい640x480ドットくらいしかなかった頃は、撮った画像をEメールに添付する場合「JPEGになっていれば、そのまま送れる」のが常識だったわけですが、最近の200万画素や300万画素のでそれをやると大顰蹙もいいところなので、縮小作業を行うのが常識になってきました。
しかし、そういった作業でも初心者には敷居が高いようで、「Eメールで画像を送るにはどうしたらいいでしょう」という質問メールが私の所にまで来たりするのですが、いざその手順をメールで説明するとなると面倒なものです。「そんなことは私に聞くより初心者向け解説書を読みなさい」って突っぱねるのもなんだし。
そこで、縮小処理やトーン調整を全自動で一括して行って、Eメール用の画像を作る機能を今回追加しました。加工したい画像ウィンドウが正面に出ているときに「全自動処理」を選択して処理開始すれば、あとはJPEGファイルに名前をつけて保存するだけという(拡張子の追加まで面倒見るのだった)、かんたんこの上ない機能です。
さすがに「保存したこのファイルをどうやってメールに追加するか」と聞かれても困りますがね。これはPhotonickの機能でなくてメールソフトの機能だから。と、あらかじめ予防線を張っておきます。
システムのサポート
Jun. 10, 2000
Mac用ソフトウェアを作っていて,過去のどのバージョンのOSまでサポートすべきかというのは難しい問題です.
当サイトのソフトウェアは,そのほとんどがCでSystem 7ベースの構成で書かれているので,Photonickのようにナビゲーション・サービスやらアピアランス・マネージャーなどの機能をサポートしているソフトウェアであっても,かなり旧いバージョンのOSでも動作するようになっています.
とはいえ,それを実現するためには,OSのバージョンやこれらの機能の有無によってきめ細かく動作を切り換えるといった,涙ぐましい技を使っていたりするのですが,動くというだけならSystem 7がインストールされたSE/30でもOKです.
PowerPC用の場合は「System7.5.5もしくは漢字Talk 7.5.5以上」としていますが,これはそれ以前のOSでは動かないというわけではなくて,7.5.5以前の7.5.xではOS自体の不安定さによる不具合(濡れ衣とも言う)が報告されているので,動きはするけど動作保証はしないよというスタンスなわけです.
何でいまさらそんな話題を出してきたかというと,MacOS Xの登場が近づくにつれて話題になっているCarbon対応についてなわけです.ユーザーインターフェースを持たないICONickなら別にClassicアプリケーションのままでもいいだろうけど,PhotonickではCarbon対応とするために根本的作り直しを要する箇所があって,それを作り直してしまうとOS 8.1以前および68Kでは動かないアプリケーションになってしまうという問題が出てきています.
今やApple自体も見捨てている68Kをいつまでサポートし続けるのかという話もありますけどね.
GIFについてのスタンス
Jun. 7, 2000
当サイトのメインソフトウェアであるPhotonickおよびICONickではGIFを扱うことができません。のみならずQuickTimeの「グラフィック・インポート」機能を使った様々な画像ファイル読み込みでも、GIFファイルだけははねる仕様にしています。
これはなにも嫌がらせでやっているわけではなくて、GIFを扱える(または、扱えてしまう)ことによるライセンス料の問題を極力回避しようという方針のためです。
この問題に関しては「本サイトの GIF ファイルを PNG ファイルに置き換えた」で簡潔かつ要点を押さえてまとめてあるので、詳しい事情を知りたい方はこのページを参照してもらうこととして、一言で言えば「GIFファイルの肝の部分が特許となっているので、GIFファイルの展開保存をサポートするにはUNISYSからライセンスを受ける必要がある(当然有料)」というわけです。
このライセンス料支払いについては、サポートするソフトが有料か無料かを問わないので、ある時突然「貴殿作のソフトウェアは当社の特許を侵害しているので、今までの出荷量に応じてライセンス料を請求します」なぁんていう警告が来ないとも限らない(可能性は低いでしょうけど)から、まぁ今のうちに徹底して対策を取っておいたと、そんなところです。
その代わりと言ってはなんだけど、両ソフトとも1.9以降ではPNGの読み書きをサポートしました。さすがに0からPNGの圧縮伸張を作るのはしんどいので、libpngという大変優秀なフリーのPNGライブラリを使用しています。
結果的に、UNISYSへは充分嫌がらせになってたりして。
Webサーバー
Jun. 5, 2000
このコーナーをオープンしたとたんに書く羽目になるとは.
現在,メインコンテンツはVectorに置いてあるものの,CGIが使えなかったり残り容量に余裕がなかったりで談話室だけは私が契約しているプロバイダのPanasonic Hi-Hoに置いてあったりするのですが,これがまたよくコケるんだわさ.これを書いている今現在もHTTPサーバーが無反応なため談話室が使えない状態で,皆様にはご迷惑かけますが,こういう事態の時はしばらくお待ち下さい.
って,なんで私が謝らなくちゃならんのだととても納得がいかないのだけど,無料で貸してもらっているサーバーがノントラブルで速いのに,有料で借りているはずのサーバーがよくコケて遅いのは不思議.
新装開店
Jun. 5, 2000
このページをオープンして以来約4年たって(最初は会社のサイトを間借りしていた...寄生していたと言った方が近いか)、オープンした当初から「日記帳」というコーナーも、当時の風潮からして当然のごとく存在していたのですが、その約4年のうち曲がりなりにも更新していたのは最初の2年くらい。
最後の方は数ヶ月にいっぺんというとてもとても日記とは言えない状況にまで堕ちてしまったのでした。
個人的にはほとんど欠かさず日記をつけているのだけど、どうもこういう公開日記は苦手だなぁと思ったのと、Photonick関連のよくある質問に対する答えや開発にまつわる話などをだらだらと述べたページがあると便利だろうと思っていたので、日記のコーナーを廃して、もっと何でもありコーナーに模様替えしました。
去年から進めているHTML4への書き換えの際、古い日記のページも全部書き換えるのが面倒だなと思って、一気に削除する機会を狙っていたというのもあります。
そういった次第で、日記とは性質が合わない(私の場合、古い日記のページはどんどん消していくため)技術的な話も載せる予定です。説明書ではカバーしきれないような話題も載せていく予定なので、Photonickに関して質問書き込みの前に、ここを参照してもらえるとうれしい。
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