Library:あとがき



   まずはすべての作品を読んでいただきありがとうございます。

   本当に感謝の念に禁じえません。

   あとがきを書くのが好きです。

   執筆当時のエピソードや、その作品に対しての思い入れなどを書いていると

   なんだか一流の作家の仲間入りを果たしたような、そんな気になれます。

   適当に、思いつくまま書いてます。

   目を通してもらえると嬉しいです。



  《ショートショート》

   *『フリー』

   この作品、実は書いたのは高校生の時です。

   というか生まれて初めて書いた小説(もしくは二番目かも)。

   これと『スマイル』と、あともう一作を加えて自分の中で高校三部作って読んでます。

   残る一作はあまりにラストが救われないので封印中。


   *『一人暮らし』

   以前ミステリー小説好きの同好会に入っていました(というか今でも所属はしてるんですけど)。

   そこの有志数名で同人誌を製作したことがあって、それの掲載作品の一つ。

   この『一人暮らし』、実は三題小噺です。お題を三つ提示して、それに沿ったお話を書くってあれ。

   お題は『猫』、『酒』、『二十一世紀』の三つ。

   自分では上手く書けた!と自己満足してます。

   ただ主人公を女性として設定して書いたんですけど、

   性別を特定するシーンがないので、

   そのことを言うと、みんな、エッ!って一様に驚きます。

   ま、特に本筋とは関わらないのでいいんですけどね。笑。


   *『お見舞い』

   上述のミステリー同好会にホラー小説好きの人がいて、その人のために書き下ろした作品。

   でも「ぜんぜん読むに値しない」ってダメ出しを食らっちゃいましたが。

   自分では気にいってます。

   読み返すたびにゾクゾクしますしね。


   *『スマイル』

   高校三部作の一つ。

   ある作家が「ショートショートは最後の一文でオチをつけるのが理想で、そしてそれはとても難しいことだ」

   というような発言をしていたので挑戦してみました。

   個人的にはショートショートとはいえ、あまりに唐突なオチがつくのは

   読後の余韻みたいなものが損なわれるのでどうかと思います。



  《短編小説》

   *『ムーン・イン・ザ・キッチン』/Side A

   *『ムーン・イン・ザ・キッチン』/Side B

   まずお断りしておきたいのは、この作品ではほとんど科学的な考証は行っていないということです。

   適当に蘊蓄めいた文章も出てきますが、全部ハッタリです。その点はご容赦ください。

   はじめに考えていたのはもっとSFホラーっぽいお話だったんですが、

   実際出来上がるとお読みいただいたようなお話になってしまいました。


   *『シンデレラは眠れない』(一段目)

   *『シンデレラは眠れない』(二段目)

   大学の頃、美術部に在籍していたんですが、そこでの定例会の発行物の読み物として書きました。

   誰一人読んだと言ってくれる人はいなかったけど。

   自分では、数多くあるシンデレラのパロディ作品の中でも

   最上の部類に入る、そう自惚れてます。あくまで自画自賛。

   おとぎ話のパロディは他にも、

   亀を助けてしまったために不条理な悲劇に見舞われる男を描いた「うちのタローを知りませんか?」や、

   命からがら逃げ出したタヌキを陰湿で残酷な刺客であるウサギが狙う「かちかち山の惨劇」などが

   ありますが、それらの方は出来がイマイチなので、公開する予定はありません。


   *『美食家』

   どうも自分のことをハッピーエンドな作品は書けないと思っている人が多いみたいだったので、

   そんなことはない!と主張するつもりで書きました。

   でも評判の方はなんだかイマイチです。

   どうやら最後どうやってダドリーが殺されるのか、

   それを楽しみに読み進めていった人が多いみたいです。う〜ん、世の中猟奇的趣味の人が多いのかなぁ。

   作風はジェフリー・アーチャーの短編を意識しました。

   実際似ているのかどうかは別の話ですが。


   *『聖夜の奇跡』(前編)

   *『聖夜の奇跡』(後編)

   目指したものはありがちなお話です。それと登場人物が外国人ばかりだね?とある人にいわれて、

   そんなことはない!と奮起して書いてみました。

   でもあまりいい評判を聞きません・・・。何だか結末が甘ったるい、と感じられたようです。

   作者としてはクリスマスなんだから、あれくらいの奇跡が起こってもいいじゃん、と思ってます。

   作風は浅田次郎を意識しました。これまた似ているかどうかは別の話。



   *『名所』

   久しぶりに自分でも満足のいく出来の作品を書き上げることが出来たと自己満足しています。

   (それこそ自己満足。笑。)

   オチはもろに某『シックス・センス』ですね。しかしそれは自分では構わないと思っています。

   書きたかったのは最後の一文でした。

   ちなみにH岬には特定のモデルはないので・・・。別に断らなくてもわかりますね。笑。



  《長編小説》

   *『空のない街』

   読み返してみて思うのは、文章が下手だなーってことです。

   全部の伏線が回収されているわけではないし、展開もかなり強引だし、

   他にも欠点の多い作品だとは思います。

   けれど、作者自らがいうのもなんですが、それでもこの小説は読むべき価値がある、

   そう思ってます。

   なぜなら『生きる』ことの意味を正面から問いかけている作品などそうそうありはしない、そう思えるからです。

   ま、これも自画自賛ですね。笑。

   さて簡単なキャラクターのネーミングの話などを。

   ○ジョシュア・リーヴェ

   ジョシュアはよく耳にする名前ですが、最終的には、『ベイグラント・ストーリー』というゲームに

   出てくる少年の名前からいただきました。苗字のリーヴェの方は某言語の『愛する』という単語から。

   ○アティルディア・マクマーナン

   アティルディアという名前は完全な自分の創作ですが、元々は別のお話のヒロインでした。

   ○オーレリー・ローシェル

   オーレリーは『ペリーヌ物語』というアニメのヒロイン、ペリーヌのパンダボワヌ村での偽名から。

   ローシェルは法の守護者という意味合いを込めて。まあ最後彼女は法の尊守を放棄しますが。

   ○アルバート&エドワード・マクマーナン

   アルとエド、まるで某『鋼の錬金術師』のエルリック兄弟みたいですが、実際はこちらが先。

   単に頭のよさそうなイメージで決めました。

   すべての登場人物の名前は、苗字も含めて韻と響きが違うようにしているつもりです。

   それでも時々登場人物がカタカナだとお話についていけない、という人がいます。

   自分にはアンタの言ってることのほうがついていけんわ、って感じです。



  《限定公開》

  *『放課後の最終戦争/その1』

  *『放課後の最終戦争/その2』

  *『放課後の最終戦争/その3』

   あとがきまで読んでくださった方にだけに限定公開の作品です。といっても大したものではないけど。

   同人誌に掲載されることを前提に書いた作品です。

   いわゆる『萌え』ってやつですか?笑。

   まぁそういった作品を普段読まない人にもそれなりに楽しめる作品に仕上げたつもりではあります。



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